サラリーマンであっても、「会社の外で何をやるのか、自分には何ができるのか」ということは常に考え続けるべきだと思っています。
貢献できるスキルや実績が現時点ではなくても、意識してつくっていくことは可能です。
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「○○株式会社の○○です」という自己紹介に違和感
先日、前職の友人から連絡からのご縁がつながって、ヘッドハンターのかたとお会いする機会がありました。
初対面であいさつする際に、「○○株式会社の○○です」と言われました。
当然といえば当然なのですが、そこにちょっとした違和感を覚えたのです。
もちろん、会社の仕事同士であいさつするのであればまったく構わないのですが、半分プライベートという状況でも会社名をなのる自己紹介だったのですね。
思えば、セミナー会場や勉強会でお会いしたときにも「○○株式会社の○○です」と自己紹介するかたは一定数存在します。
良い悪いということではなく、なんとなく返事に困ってしまうんですよね。。。(^_^;)
大事なのは所属先ではなく、どのような貢献ができるのか
会社という法人同士であいさつするような場でなければ、私が相手に対して興味があるのは、
・どの会社に所属しているのか?
というよりも、
・どのような人なのか?
という部分です。
所属している組織を通じて自己紹介するというのは、考えてみると少しおかしな話でしょう。
なぜなら、たとえば海外旅行にいった場合に、現地の人にあいさつするときに「○○株式会社の○○です」とは言わないからです。
もっといえば、無人島であればどうでしょうか。
無人島では、その人がどんな会社に所属しているかというのはまったく意味を持ちませんよね。
それよりも、火をおこしたり魚をとれるといったサバイバル能力がある人が重宝されます。
そのような能力がない人でも頭をつかって飲み水をつくったり、住む家を建てられる人がいるかもしれません。
または、そのような有形のものでなくとも、人をまとめて明るい雰囲気をつくり出せる力を持った人がいれば、別のかたちで貢献できます。
要は、その場では「○○株式会社の○○です」ということに価値はなく、「何ができる人か?」ということが価値を持つのですよね。
「この人の話をきいてみたい!」と思われるようなプロフィールを築いていこう
いまや勤務している組織がどうなるかは、誰にもわかりません。
突然なくなってしまうかもしれませんし、つぶれないまでも合併や組織変更で今の自分の地位が変わってしまう可能性は大いにあるでしょう。
そうなれば会社の看板や組織内の肩書は一瞬にして価値を失います。
組織の中のアイデンティティーがうしなったときに残るのは、その人ひとりの存在です。
丸裸の自分。
私のように40代以降の人ほど、組織や肩書を重視する傾向にあります。
会社の中である程度の地位もあるし、利権を持っているケースが増えているためです。
しかし、無人島の例でもわかるように、大事なことは肩書きではなく、
・自分はどのような人間なのか?
・自分はどのようなことができるのか?
・自分はどのような人に対して貢献できるのか?
といったことをほかの人に話せるようにしておくことです。
自己紹介をしたさいに、「おもしろそうなことをやっている人だな。この人の話を聞いてみたいな」と思われるようなプロフィールを用意しておくわけです。
そのためには、ある程度意識をしてプロフィールアップをめざすことも必要になってきます。
多少不自然さを感じるかもしれません。
でも、ほかの人に自分のことを短時間で自己紹介するためには、自分のプロフィールづくりに時間やエネルギーを投資しておくのは「自分を見つめる」という意味でも無駄にはなりません。
何も準備してきていない人でも今からスタートすれば大丈夫です。
プロフィールアップを目指して、「○○株式会社の○○です」という自己紹介をしないですむような自分をつくっていきましょう。
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■編集後記
昨日は仕事終わりでコーシングセッション。
あらたに契約を更新していただけることとなりました。
より高いゴールを一緒に目指していきます!
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