「変化の知覚」という言葉を学びました。
私たち人間は、知覚器官の限界があるために「変化しか知覚できない」のです。
「変化の知覚」が起きないと続かない
「なぜ、始めたばかりの習慣は挫折しやすいのか?」
習慣を考えるときにはとても重要な問いです。
「3日坊主」という言葉があります。
この言葉がなくならないということは、ここに悩みを持っている人がいるわけですね。
挫折してしまう理由は何なのか?
それは「変化がわからないから」です。
話をシンプルにしましょう。
二度寝ばかりして8時まで寝ていた人が、3日間がんばって5時に早起きをしたとします。
しかし、劇的な変化はおきないことがほとんどです。
3時間早起きしても、3日間で9時間。
それだけの時間で大きな変化が起きるほど、甘くはなっていないのが現実のようです。
そうなると、どうなるか。
「こんなにがんばって早起きしているのに、変化が起きないなんて意味がないんだな・・・。やる意味があるんだろうか?」
そのような疑問を持ってしまうのです。
そうなれば、がんばって早起きする理由はなくなります。
私たちは「変化しか知覚できない」からです。
髪型を大きく変えたら、たくさんの人に気づかれます。
でも、少しととのえたくらいだと、気づかれませんよね。
それと同じ。
私たちは、日々の習慣で少しずつ変化していても、大きな変化に気づかない限り「変わった」という認識ができないのです。
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ブログを書いていた友人に起きた「変化の知覚」
ブログ部の友人が話していたエピソードが印象に残っています。
彼はブログを開設してから1日1記事を更新。
2年目に入っています。
なんとか更新しているものの、文章力やライティングスキルが高まっているのか疑問だったと。
思ったように伸びないアクセスに対しても停滞感。
そのような状態だったそうです。
ある日、会社でレポート作成をもとめられたそうです。
レポートのボリュームは1500文字程度。
原稿用紙4枚くらいと考えると、それなりの量ですよね。
以前は、1500文字のレポートが重たかったそうです。
書き上げるまでに時間もかかっていたと。
ただ、今回は違ったのです。
「変化」がありました。
レポートを書き始めたら、思いのほかサラッと書けてしまったそうです。
友人は、この「変化」に驚いたということだったのです。
そう、文章力やライティングのスキルは顕在化しづらいものの代表格。
成長しているのか、停滞しているのか、わかりづらいのですね。
ですから、友人もブログの継続に少し懐疑的になっていたのかもしれません。
ただ、会社のレポート作成で「変化」が起きていることに気づいたわけです。
逆にいえば、そのレポート作成の仕事がなかったら、彼は自分のライティングスキルの高まりに気づかなかったのです。
まさに、人は「変化しか知覚できない」という現象ですよね。
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「習慣化の学校」で気づいた「変化の知覚」
先日の「習慣化の学校」の卒業生も同じでした。
事例1:Mさん
1年前は、早起きがまったくできなかったMさん。
彼は今は5時台に起きて朝から活動をしています。
「信じられない」とご本人も言っています。
確かに、出会った頃は早起きにとても課題を感じていたのです。
本当に、強く悩まれていました。
ですから、今の姿を見るとご本人が「信じられない」という気分になることがわかります、私も。
起きる時間という「変化」で成長がわかります。
事例2:Nさん
女性のNさんは、「書く習慣」がパワーアップしていました。
以前から書く習慣に取り組まれていました。
ただ、1年でノート2冊くらいだったそうです。
今年は10冊近くのノートを書いていました。
Zoom上で見せていただきましたが、半端じゃなかったです。(笑)
Nさんも、夜ふかし体質で悩まれていましたが、今は休日でも5時台に自然に目が覚めるようになっています。
それが、書く習慣を支えているのですね。
積み上がったノートの冊数という「変化」が大きいです。
事例3:Kさん
Kさんの例もすごいです。
今では毎日のような学習の習慣化に取り組んでいます。
「学習習慣の鬼」と言いたいくらいに、毎日学習した量をFacebookで知らせてくださいます。
会社員として働きながら、これだけ学習できるKさんも、「習慣化の学校」に入る前は学習が続かなかったのだということだったのです。
これはもう、意外でした。
ご本人に聞いたら、本当に「続かない人」だったそうなのですね。
これは「学習量」という「変化」を知覚しています。
「変化の知覚」を起こすためには?
3人に共通する「変化の知覚」。
何を持ってわかったのかというと、それは「記録」です。
起床時間にしても、ノートの冊数にしても、学習時間にしても。
記録をしているから「変化を知覚」できたのです。
つまり、私たちが自分の「変化を知覚」するためには、記録が欠かせないということなのです。
もしも、あなたが「成長を感じにくい」としたら、もしかしたら記録をとっていないのかもしれません。
ぜひ、ご自身が追求している目標に対して記録をとってみましょう。
記録するからこそ「変化を知覚」できるのです。
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■編集後記
昨日は、朝5時すぎに起きて会議室へ。
朝8時から「習慣化オンラインサロン」のセミナーにスタッフとして参加。
10時から「習慣化の学校」もスタッフとして参加。
昨日は2020年「習慣化の学校」の最終回。
メンバーのみなさんの成長ぶりに感激していました。(^^)
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