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あなたはゴールへの挑戦を1回であきらめていないか?

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「1度で成功しなければならない」という思い込みを持っている人が多いように感じています。

ゴールに向かって何度もとり組むことで、やぶれる壁があります。




 

人は何回で挑戦をあきらめてしまうのか?

名著「思考は現実化する」のナポレオン・ヒル氏。

彼がおこなった調査の中で、とても興味深いものがあります。

それは、

「人は何かに挑戦したとき、何回目くらいの挫折であきらめてしまうのか?」

というものです。

調査の対象は3万人の男女。

さて、あなたは、平均何回だったと思いますか?

また、あなたご自身の過去の挑戦は何回だったでしょうか?

3回とか、5回とか?

正解は、

「0.8回」

です。

・・・0.8回?

そう、なんと「1回以下」なのですね。

正直なところ私は最初、意味がよくわかりませんでした。

ただ、よく考えてわかりました。

つまり、たいていの人は

「挑戦する前にあきらめてしまう」

ということなのです。

何か目標を立てて取りくもうとする。

それなのに言い訳をしたり、タイミングを待ってしまったりする。

そのうちに1回もチャレンジしないまま、終わってしまうということなのです。

 


 

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1回でクリアできない目標には何度も挑む

私自身、この調査結果を知ったとき、いろいろと思いあたることがありました。

私自身が挑戦できた目標もあれば、挫折した目標もあれば、いま目指している目標もあります。

それに怖くて挑戦できない目標がいくつもあります。

その中で思い出されたのが、過去の100キロウルトラマンへの挑戦です。

当時、フルマラソンを何度か完走した頃。

次の目標を探していました。

そこで目をつけたのは100キロのウルトラマラソン。

ただ、100キロマラソンとなると関東から日帰りの大会はありませんでした。

そのようなときに、タイミングよく関東から日帰りできる100キロマラソンレースが誕生したのです。

それが「柴又100K」。

とある勉強会で盛り上がったのをきっかけに、意を決して申し込みました。

でも、当然のことながら私の走力では撃沈、、、

人生で初めてレースをリタイアしました。

挑戦は1度できましたが、失敗したわけです。

ですから、2度目の挑戦はためらいました。

そのようなときは、いろいろな言い訳が頭の中にやってきます。

「フルマラソンさえ大変なのに100キロなんて」

「やはりサブ4(フルマラソンを4時間以下で完走する)をクリアしないと無理だろう」

「アマチュアで鈍足な私がウルトラマラソンなんてやっぱり無理だよね」

その後、エントリーしたのにリタイアしたり、60キロマラソンに挑んだり。

ただ、やはり100キロマラソンへのあこがれは消えませんでした。

結局はあれこれ理由を考えて自分の行動をとめてしまうより、とにかく実行するほうが成果を出せる。

そう考えました。

それに、ダメだったらまたレースに出ればいいだけなのです。

そう思い立ったとき、気負いが消えたのです。

結果、3度目の挑戦で100キロを完走することができました。

このようにゴールが大きければ大きいほど、一度でクリアするという発想は手放してしまったほうがいいでしょう。

おそらく、先述の調査結果であきらめてしまった人たちは「1回でクリアしよう」と思っていのではないかと思うのです。

 


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大きなゴールは1度でクリアしようとせずに何度もとり組む

このような思い込み、あなたにもあるのではないでしょうか。

「失敗したら恥ずかしい」

「1回でスマートに成功したい」

「前例がないからだめなのではないか」

そのように考えて、自分の前向きな行動をとめてしまっているときがあります。

もちろん、今よりも高いゴールを目指すためにはブレーキがかかるでしょう。

それでも、何度も突進しているうちに風向きが変わることもあります。

それに、私たちは時代や環境に合わせて変わっていかなければサバイバルできません。

1回や2回であきらめず、何度もゴールに向かっていく。

そのうちに、タイミングや条件があってクリアできるかもしれないのです。

ですから、1度でゴールしようと思わず、複数トライしていくスタンスを持ちましょう。

そのようにして、常にゴールに意識を向けるスタンスは持っておきたいものです。

さて、今回は100キロマラソンを例に出しました。

ただ、こういった思い込みが行動するハードルをあげていることは多いものです。

どれほど筋が悪くても、ゴールに向かって進んでいるときは実はそれなりに適切なステップを踏んでいたりします。

それなのに1度や2度失敗してしまったくらいで「自分には無理なんだ」という思い込んでしまう。

そうしてまた新しい手法を探してしまうわけです。

これはたとえば英単語が覚えられないときに単語帳のせいにして「もっといい単語帳はないかな」と手当たりしだいに違う単語帳を買って、結局身につかないようなもの。

単語帳はある程度の定評があるものを選べば、その1冊を徹底的に選べばきちんと語彙力はつきます。

このようなときは自分の先をいっている人のやり方を研究したり、コーチやコンサルタントなどから客観的なアドバイスをもらいましょう。

そのような対話や気づきのきっかけにして、あなたがとらわれている思い込みから解き放たれることが重要です。

ですから、1度だけではなく何度もトライしてみる視点を持ってみましょう。

それがゴールに近づく1歩になるのです。

 


 

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■編集後記

昨日は、終日「習慣化の学校」セミナーにサポート参加。

3月以来のリアルでの再会でした。

オンラインは移動がなくて便利な面もありますが、やはりリアルにはリアルの良さがあることを実感です。(^^)


 


 

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