こんにちは。
良習慣プロフェッショナルコーチの伊藤良です。
あなたは、「自分のキャラを変えたい」と思ったことはあるでしょうか。
「キャラ変」の難易度は高いですよね。
それでも、やりようはあります。
私たちのキャラはどうつくられるのか
私たちのキャラクター。
いつ、どうやってつくられていくのでしょうか。
たとえば、社交性があって「外交的」と言われるキャラの人がいます。
その一方で、「内向的」と言われるキャラの人もいますよね。
それはどんな形でキャラづくりされるのでしょうか。
私たちが自分をどう捉えているのか。
周りの人は私たちをどうやってキャラ選定するのか。
この成り立ちを知っておくことは重要だと思うのです。
「どうつくられるか?」を知ることができれば、「どう打ち消すか?」もわかります。
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私たちのキャラがつくられるメカニズム
私の事例で考えてみますね。
私には2歳上の姉がいます。
となると、4人家族の1番下です。
家族の中では「1番幼い存在」です。
私が好むと好まざるとにかかわらず。
すると、両親や姉に限らず、祖父母や親戚たちも私を「幼い存在」として扱うことになります。
誰が悪いわけでもなく。
事実として、1番幼いので。
周りが私を幼い存在として接してくると、どうなるか。
私は自分自身を「そうか、自分は幼い存在なんだな」と捉えるようになるんですね。
自分が自分を幼いと捉えれば、それがセルフイメージ。
私の考え方や行動スタイルは「幼い人」が基本になるわけです。
すると、自分が幼い存在でも世界は動いていきます。
結果、
・おとなしい
・優柔不断
・甘えん坊
であっても、生きていけてしまうことに気づきます。
すると、私の場合は、努力しなくなってしまいました。
努力できないというか。
自分の至らないところを感じても「幼いから仕方がないよな」と思ってしまったりするのです。
「誰かが何とかしてくれるはず」だと。
もちろん、無自覚のうちに。
こうして、私たちのキャラクターがつくられていくのですね。
このメカニズム。
「こわいなぁ」と思うのです。
さらにこわいことがあります。
周りの人が、私を「幼い存在」として扱いますよね。
私は、自分を「幼い存在」として認識しているので、その認識に沿って「幼い人」として過ごす。
すると、周りの人たちは「やっぱり、幼いよね」と、「幼い存在」として接するようになるんです。
私の幼さが止まることが無くなるわけです。
こうなると、ループが止まりません。
幼い人は、ますます幼い存在になる。
つまり「幼さが強化されてしまう」のですね。
自他ともに認める「幼い人」のでき上がりです。
これが、私たちのキャラがつくられるメカニズムです。
アンパンマンは、周りの人たちからヒーローと思われていますよね。
ですから、アンパンマンはヒーローらしくあきらめずに振る舞うわけです。
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キャラを変えるためには
私が先のばしに苦しんでいたのも、まさにこの流れです。
きっかけは、ささいなできごとだったかもしれません。
夏休みの宿題が間に合わず、ギリギリアウトになったとか(笑)
そのとき、先生から「先のばしを直しなさい」とかなんとか、注意を受けたのかもしれません。
記憶にないくらい、昔のことですけれど。
すると、私は「そうか、自分は先のばしする性格なのか。」と思い始めます。
「先のばししないように、注意しないと」と思いつつ。
もう無理です。
自分を「先のばしする人」と認識していますから。
結局、また先のばしするわけです。
何年も、いや、何十年も。
あなたもそんな部分があるかもしれません。
たとえば、
・友人から「空気を読んでよ」と言われたことが気になり、口数が減った
・先生に「わがままはだめですよ」と叱られてから、必要以上に周りに気をつかうようになった
・親に「お姉ちゃんなんだからがまんしなさい!」と言われて育ち、自分がやりたいことへの気持ちを抑えるようになった
みたいなことが。
では、こうしてできたキャラは変えられないのでしょうか。
もちろん、変えられます。
やり方は、シンプルです。
「自分のキャラじゃないな」と感じることを、少しだけやってみるのです。
たとえば、私自身がやってきたのは、
・「残業キャラ」を変えたいから、定時退社してみる
・「先のばしキャラ」をやめたいから、1つのタスクを前倒ししてみる
・「二度寝キャラ」を脱したくて、早起きしてみる
・「自分の意見なしキャラ」をやめたいから、ブログで発信してみる
ということです。
いきなり大きなことをすると、うまくいかない場合が多いです。
自分から、自分のキャラと違うことをするわけですから。
強烈な違和感です。
欲張らずに。
ベビーステップの感覚をくり返せばOKです。
この流れ、まさに良習慣形成なんですよね。
さて、あなたはご自身のキャラを変えたいところはあるでしょうか。
もしも「残業キャラ」が嫌なら。
今回の記事でご紹介した方法で「定時退勤キャラ」に変えることは可能です。
小さく何度も試していきましょう。
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■編集後記
昨日は、夜に地元のスタバへ。
昨年の12月からこっそりと書き進めてきたKindleの原稿。
昨日で、ようやく9割がた完成しました。
ここまでくれば、書いていることを公開しても大丈夫そうになってきたので書いてみました(笑)
4月には出版したいと思っています。
帰りは、スタバにやってきた塾帰りの娘と一緒に帰宅。
高校向けの先取り学習に通っています。(^^)
テーマは「複業(マルチキャリア)を成功させる方法」です。
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