「To-Doリスト」をつくるだけだと、うまくいかないことがあります。
そんなときは、別の方法でリストに対処していきましょう。
なぜ「To-Doリスト」は終わらないのか
プライベートやビジネスでやってくるたくさんのやるべきこと。
どうやって実行していけばいいのでしょうか。
理論で考えれば、シンプル。
たった2つのステップです。
・ステップ1:「To-Doリスト」として、やるべきことを書き出す
・ステップ2:リストに沿って順番に実行していく
以上、です。
この通りにすれば、やるべきことは無くなっていきます。
これをくり返していけば、
「よし!今日もやるべきことが終わった。今はやるべきことゼロだな。気分すっきり!」
という日が訪れるはずです(ですよね?)。
しかしながら、私にはそんな日がやってきたことはありません。
それどころか、やるべきことがどんどん増えていっている感覚さえあります。
すると、いつしか「待てよ……?」と気づくんですよね。
「やるべきことゼロの気分すっきり日」は、いつやってくるんだろうか、と。
ここで、不都合な真実が明らかになります。
おそらく、
・「やるべきことゼロの気分すっきり日」はやってこない
ということです。
47年やってこない日が、来年以降やってくるとは思えません。
特に、自分の役割が増えたり、人生やビジネスでの活動の場が広がれば広がるほど、やるべきことは増えるんです。
たとえば、路上アーティストだった人が、武道館アーティストになる。
ファンが増えて、活躍するステージが違っていますね。
そうして活躍したほうが、暇になる。
・・・なんてことは起こり得ないでしょうから。
では、どうするか。
「To-Doリスト」への対処法を見つけましょう。
■【発売中】目標設定セミナー(音声教材)
■【発売中】「早起き習慣化セミナー」動画・音声教材
■「習慣化オンラインサロン」新規メンバー募集中!
~月額5,500円(税込)で最高の「続ける」環境が手に入る~
「習慣化オンラインサロン」のご案内
■【発売中】『何でも「続く人」と「続かない人」の習慣』
「To-Doリスト」はネガティブリスト
「To-Doリスト」というと、
・片づける(やらなきゃ)
・運動する(面倒だけど)
・アウトプットする(やるべきだから)
・勉強する(スキルアップしなければ)
・メールの返信しなきゃ(相手に怒られるから)
という感じです。
ただ、最初に書き出したときって、実は表面的なんですよね。
なぜなら、書き出したリストの裏側には、ネガティブな感情がくっついてしまっているからです。
たとえば、
・片づける(部屋が散らかってるから)
・運動する(面倒だけど健康になるためだから)
・アウトプットする(本にやるべきと書いてあったから)
・勉強する(スキルアップしないと周りに置いていかれるから)
・メールの返信しなきゃ(時間がたってて、このままだと相手に怒られるから)
という感じですね。
ですから、「To-Doリスト」を見ても、やる気にならないわけです。
むしろ、本音は「やりたくない」。
基本的に、私たちはやりたいくないことをやるのは、できるだけ避けたいと考える生き物です。
結果「あとでやろう」になる。
これが「To-Doリスト」をシンプルに実行できない理由です。
だから、先のばしが始まるわけです。
つまり、「To-Doリスト」は、私たちにとって
・ネガティブリスト
なのです。
では、どうするか。
解決方法があります。
それは、
・ネガティブリストをポジティブリストに変換すること
です。
■スポンサーリンク
ネガティブリストをポジティブリストに変換する
「To-Doリスト」は、受け身です。
ですから、やらされ感がある。
それなら、「To-Doリスト」を能動的に変えましょう。
それが、
・ネガティブリストをポジティブリストに変換すること
です。
ポイントは、
・質問すること
です。
具体的には、
(1)「To-Doリスト」の1つのアクションを見る
(2)そのアクションについて「なぜこれをやろうと思ったのか?」をそれぞれ思い出す
(3)次に「このアクションが終えてどんな気分になりたいのか?」を想起する
ということです。
たとえば、「デスクを片づける」というTo-Doがあるとします。
これだけ見ると、面倒くさい感じがします。
そこで、
Q:なぜ片づけようと思ったのか?
Q:片づけたらどんな気分になるか?
という質問を考えてみるのです。
面倒なTo-Doに対して、
・理由
・感情
の2つを書き出すということですね。
先日も、私は実行しました。
会社のデスクが雑然としていたんですが、そのままに……。
そこで、3つ書いてみました。
・リスト:デスクの上を片づける
・理由:すっきりしたデスクで集中して仕事をしたいから
・感情:気分よく仕事に取り組める
という感じで。
こうすると、「To-Doリスト」は「タスクリスト」に変わります。
この変換は、意味合いとして他にもあり、
・パッシブ→アクティブに変わる
・プロセス→結果に変わる
・Should→Wantに変わる
のです。
「To-Doリスト」だけを見ていると、
・始めるときの面倒くささ
・プロセスでのつらさ
に意識が向いています。
ですから、「To-Doリスト」を見ているとネガティブな気持ちになるわけです。
一方、「タスクリスト」になれば、
・そのタスクをやろうと思った理由
・終わったあとの感情
に意識が向きます。
そのため、「タスクリスト」を見ているとポジティブな気持ちになるんです。
だからこそ、変換するわけです。
シンプルな方法ですが、効果はパワフルです。
ぜひ、活用してみましょう。
■【発売中】目標設定セミナー(音声教材)
■【発売中】「早起き習慣化セミナー」動画・音声教材
■「習慣化オンラインサロン」新規メンバー募集中!
~月額5,500円(税込)で最高の「続ける」環境が手に入る~
「習慣化オンラインサロン」のご案内
■【発売中】『何でも「続く人」と「続かない人」の習慣』
■スポンサーリンク
■編集後記
昨日は、朝5時台の「習慣化コミュニティー」朝活からスタート。
夜はエニタイムフィットネスでバイクとランのトレーニング。
昨日もいい汗をかけました。(^^)
テーマは「複業(マルチキャリア)を成功させる方法」です。
あなたがひとりで複数のビジネスをおこない、ご自身の人生を充実させていくノウハウにご興味があれば、ぜひご登録をお願いいたします!
▼メルマガのご案内はこちらから
メルマガ「複業で自分を磨く習慣」のご案内
▼ご登録は下記よりお願いいたします!
■スポンサーリンク
コメントを投稿するにはログインしてください。