セミナーの習慣

ビジュアルマップで理想のビジョンを明確にする方法

投稿日:


目標やゴール設定を文字で考えるよりも、さらに強力な手法があります。

それが「ビジュアルマップ」です。

つくり方をまとめました。




 

新作ワークショップ「ビジュアルマップを描こう」開催

昨日は「習慣化オンラインサロン」の新作ワークショップを開催しました。

今回のテーマは「ビジュアルマップを描こう」です。

「ビジュアルマップ」とは何か。

簡単にいうと、1枚のシートに、

・目標の写真

・ゴールの画像

・雑誌の切り抜き

など配置していく願望実現のツールです。

「宝地図」や「ビジョンボード」などと呼ばれるツールと似たようなものです。

本『何でも「続く人」と「続かない人」の習慣』でもご紹介しました。

ブログで紹介したのはもう6年前になるんですね。

夢実現や願望成就をビジュアル化。ビジュアルマップのつくり方。 | 【良習慣の力!】ブログ

夢や願望をビジュアルで1枚のシートにまとめる。

それを何度も眺めているうちに、

・感情

・思考

・行動

といったパートが、ゴールに対してアンテナが立つようになります。

そうやって、少しずつゴールに近づく現実がつくられていくようになるわけです。

事実、私はこの手法を活用してトライアスロン完走や出版というゴールを実現しています。

そのように聞くと、ゴール達成に有効な感じがするのではないでしょうか。

「引き寄せの法則」というと、スピリチュアルっぽくなるので苦手ですが、ビジュアルマップは自己啓発分野では長年語られている実績ある手法です。

だからこそ、今回のワークショップのテーマに選ばせていただきました。

 


 

【お知らせ】

■【発売中】目標設定セミナー(音声教材)

■【発売中】「早起き習慣化セミナー」動画・音声教材

■「習慣化オンラインサロン」新規メンバー募集中!
~月額5,500円(税込)で最高の「続ける」環境が手に入る~
「習慣化オンラインサロン」のご案内

■【発売中】『何でも「続く人」と「続かない人」の習慣』

パーソナルコーチングのお申込み

「皇居ラン&コーチング」サービス

メルマガ「複業で自分を磨く良習慣」のご案内

伊藤 良のプロフィール





「ビジュアルマップを描こう」ワークショップ開催レポート

今回のワークショップも従来どおり「願望・目標・習慣」3つのパートにしぼっています。

1:オープニング

2:願望

3:目標

4:習慣

5:エンディング

6:15分アクション

簡単にレポートしていきます。

 

オープニング~アイスメルティング

従来どおり、最初に受講スタンスや注意点を説明。

今回は初の試みで「アイスメルティング」を実行。

コーチングのクライアントさんから教えていただいた「アイスメルティング」。

「アイスブレイク」だと氷がくだけるような感じで激しすぎるということで、「氷をとかす」意味での「アイスメルティング」。

やさしい感じがしますよね。

ここで、共同ファシリテーターのYさんにバトンタッチ。

4つの優位感覚を発見するプチワークをおこないました。

テーマは「4つの優位感覚」。

私たちは、ものごとを知覚する際に、受け取りやすい感覚があります。

その4つとは、

・聴覚優位

・言語感覚優位

・体感覚優位

・視覚優位

です。

たとえば、「ハワイに住みたい」という目標があったとします。

ゴールを意識するためには、自分の優位感覚に合わせてアレンジしたほうがいいのですね。

「聴覚優位」の人なら、ハワイアンミュージックを聞く習慣を取り入れる。

「言語感覚優位」の人なら、ハワイを舞台にした小説を読んだり、誰かにハワイについて話す。

「体感覚優位」の人なら、アロハシャツを着てすごす。

「視覚優位」の人なら、ハワイの写真集や映像を見る。

そうすることで、意識への定着レベルが変わるのです。

その意味で、ビジュアルマップは「視覚優位」や「言語感覚優位」の人に向いている手法といえます。

少し余談になりますが、たとえば、仕事で相手に伝達するときがありますよね。

そのとき、相手にとって伝え方を変えるといいのです。

言語感覚優位の相手には、メールやメモで伝えると理解していただきやすくなります。

一方で、聴覚優位の人にはメールやメモよりも、口頭や電話で伝えたほうが伝わりやすいのですね。

これを知ったとき、個人的には衝撃でした。

職場で「なぜ同じように伝えても、理解していただける人とそうでない人がいるんだろう?」という長年の謎が氷解したからです。

ぜひ、あなたも活用してみましょう。

 

願望パート:ビジュアルマップを作成する

願望パートではいよいよメインの「ビジュアルマップ」作成。

・「ビジュアルマップ」とは?

・「ビジュアルマップ」のメリット

・「ビジュアルマップ」が先のばしされる理由

などを説明。

そのあとにエクササイズとして「13個の切り口で考える未来」という形で、質問集に取りくんでいただきました。

これで素材出しの完了。

いよいよビジュアルマップづくりを実行です。

4つのステップにわけて作成していきました。

 

ステップ1 構想する

最初のステップは、手で下書きをしていただくようにしました。

手を動かす。

この行為が重要だと考えているからです。

絵を描く際のデッサンのように、自分の内側にあるイメージをスケッチしていただきました。

 

ステップ2 言語にする

次はビジュアルマップのセンターにゴールの状態を言語化していただきました。

ここで、PowerPointやKeynote、ExcelやWordを開いていただきます。

中心の空欄の上側に、

・何年後の理想の状態なのか

・そのとき自分は何歳なのか

・理想の状態を表すキャッチフレーズは何か

を記入する。

私が提唱している「人生の重要な8分野」について、各分野での理想の状態を書いていただきました。

ポイントは「状態」を言葉にすることなのですね。

 

ステップ3 集める

ここでは、自分のイメージに近い画像を選んでいきます。

画像や写真は次の3つから選んでいただくようにしました。

・インターネットでの画像検索

・フリー画像サイト

・写真集や雑誌

これらの中から自分に一番しっくりくるイメージ写真を探していただきます。

ここは熱中してしまうとすぐに時間がすぎてしまうので要注意です。

 

ステップ4 並べる

最後は、画像や写真を並べます。

今回はバージョン1ということで8分野でそれぞれ1枚を並べていただくようにおすすめしました。

アレンジや変更は、あとからでもできます。

ひとまず、2時間で一気につくりあげる勢いが重要なのです。

ですから、取り組みはシンプルにしたのです。

このようにして、ビジュアルマップを作成していただきました。

 

目標パート:4つの領域から目的を考える

ここはあらためてYさんにバトンタッチ。

ここでは、未来の目的・目標をより深く考えるために、

(1)自分・有形

(2)自分・無形

(3)他人・有形

(4)他人・無形

という4つの領域から目的・目標を考えていただきます。

通常、一般的に「目標を設定しよう」といういうときは、たいていの場合

(1)自分・有形

に偏っています。

ただ、「自分・有形」でタワーマンションや高級車を実現するだけでは、人生のバランスが悪くなるのですね。

ですから、ほかの3つの領域から「なぜそのゴールを実現したいのか?」を考える。

そうすることで「家族の笑顔を増やしたい」という想いに気づくわけです。

このワークは、私も何度か取り組みました。

私が好む「シンプルかつパワフル」なワークです。

 

習慣パート:最重要の習慣を決める

最後は、恒例の習慣パート。

ファシリテーターはふたたび私が担当。

みなさんにつくっていただいたビジュアルマップを眺めていただき、そのビジョンにつながる最重要の習慣を考えていただきました。

しぼり込んだ習慣を、さらにベビーステップにチャンクダウン。

ワークショップ終了後に、みんなで15分を集中して前進する仕組みをつくっています。

熱量が一番高いのは、セミナーやワークショップが終わった直後だからです。

たかが15分、されど15分です。

どんなゴール実現だって、15分の積み重ねなのですから。

 

■スポンサーリンク




ビジュアルマップは定期的なアップデートが必要

ビジュアルマップは、つくっただけでは意味がありません。

毎日のように目にする。

いや、むしろ1日のうちに何度も目にする。

ビジョンが実現した状態をカラーでイメージする。

その行為が、あなたの感情を動かします。

感情のスイッチがONになれば、人は行動することができるのですね。

そのように「ビジュアルマップは、感情のスイッチをONにしてくれるために、とても有効なツールです。

ただ、ビジュアルマップを持っている人はどれくらいいるか。

まず、ほとんどの人は持っていません。

持っていても、何年も前につくったビジュアルマップだったり。

「もう、その願望は賞味期限切れになっていますよね・・・」という場合も多いです。

ゴールは生ものなので、いつも新鮮にしておかなければなりません。

ですから、ゴールは定期的にアップデートしておきましょう。

ビジュアルマップも同様。

1年に1回はつくり変えて、見ているだけで感情が動かされるようなビジュアルマップをキープすることが理想的です。

スマホの待ち受け画面用に縦型の「ビジュアルマップ」をつくるのもおすすめです。

Keynoteのスライドを縦レイアウトで作成する方法。ビジュアルマップをスマホの待ち受け画面にしてみよう。 | 【良習慣の力!】ブログ

 


 

【お知らせ】

■【発売中】目標設定セミナー(音声教材)

■【発売中】「早起き習慣化セミナー」動画・音声教材

■「習慣化オンラインサロン」新規メンバー募集中!
~月額5,500円(税込)で最高の「続ける」環境が手に入る~
「習慣化オンラインサロン」のご案内

■【発売中】『何でも「続く人」と「続かない人」の習慣』

パーソナルコーチングのお申込み

「皇居ラン&コーチング」サービス

メルマガ「複業で自分を磨く良習慣」のご案内

伊藤 良のプロフィール


 

■スポンサーリンク




 

■編集後記

昨日は、朝6時30分の「習慣化オンラインサロン」朝活からスタート。

7時からそのまま「ユキトレ」で、スクワットやプランクなど。

7時30分から「早起き完全マスタープログラム」セミナー開催。

9時40分にセミナーを終えて、5分後に「習慣化オンラインサロン」ワークショップのZoomにアクセス。

10時きっかりにスタートして、12時20分まで。

午前中に2時間超えのセミナーを2本開催しました。

ちょっとハードでしたが、ご参加いただける方々がいらっしゃるというのが、何よりもうれしいことですね。

午後は娘と2人で母の日の買い出しへ。

遠出は避けて、地元の花屋にいったあと、地元のレストランでケースをテイクアウトしました。(^^)


 


 

【メルマガを発行しています】

テーマは「複業(マルチキャリア)を成功させる方法」です。

あなたがひとりで複数のビジネスをおこない、ご自身の人生を充実させていくノウハウにご興味があれば、ぜひご登録をお願いいたします!

▼メルマガのご案内はこちらから
メルマガ「複業で自分を磨く習慣」のご案内

▼ご登録は下記よりお願いいたします!



「複業で自分を磨く習慣」メルマガ登録フォーム
  *
  *
メールアドレス  *

 


 

■スポンサーリンク

-セミナーの習慣

執筆者:

関連記事

ブログに活動記録やコンテンツを残しておけば、思いがけない幸運が起きる(こともある)

企業様向けにセミナーを開催させていただく体験をしました。 人生初の貴重な体験であり、ブログの大切さをあらためて感じたので、記事にしてみます。   企業様向けのセミナーを初開催 先日、企業様か …

「遠足は帰るまでが遠足」と同じく「学びは実行までが学び」にする

子どもの頃にあった「遠足は帰るまでが遠足」。 それは大人の学びが「実行するまでが学び」なのと同じです。   ワークショップ終了後の「15分間の集中タイム」 昨晩は、「習慣化オンラインサロン」 …

オンラインのアイスブレイクネタ。「色合わせ」と「モノしりとり」のやり方と体験記

「とにかく困りました。オンラインセミナーになってアイスブレイクネタがなくなって、、、」というのが、数ヶ月前の私の困りごとでした。 その困りごとを少しだけ解決できたオンラインセミナー向けのアイスブレイク …

単発セミナーでは提供しづらい3つの価値=連続講座を開催している理由

単発のセミナーでは提供しづらい価値があると考えて、連続講座を開催しています。 その理由をまとめてみました。   なぜ「良習慣塾」は1年間なのか? 「良習慣塾」第2期がスタートして1ヶ月がたと …

セミナー・勉強会の学びを最大化するために私が実践している3つのポイント。

「セミナーの学びを最大化するためにはどうすれば良いのか?」 以前も考えていましたし、今でも考えています。 わたしの経験と工夫を記事にします。   スポンサーリンク   セミナーを受 …

検索

当ブログの管理人

【当ブログの管理人】
似顔絵イラストphoto3

■肩書:良習慣プロフェッショナルコーチ

■キャリア
・ビジネス書作家
・早起きコンサルタント
・国際コーチ連盟(ICF)アソシエイト認定コーチ(ACC)
・トライアスリート
・100kmウルトラマラソンランナー
・会社員

など、複数の活動をしている複業家。
1975年生まれ。茨城県出身、東京都在住。

良習慣を定着させるコーチングによって、クライアントの人生を変えるサポートをしている。

サポートしたクライアントは良習慣の定着によって、独立起業、複業家デビュー、セミナー講師デビュー、電子書籍出版などの目標達成を果たしている。

■公式メディア
「良習慣の力!」ブログ管理人
「複業で自分を磨く良習慣」メルマガ発行者

さらに詳しいプロフィールはこちら

Facebookページ

メールアドレスを記入していただければ、ブログ更新をメールで受信することができます。