世の中にはたくさんの優れたフォーマットやフレームがあります。
その切り口は、テーマや目的から考えて使用することが重要です。
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「未完了リスト」のつくり方でコーチングセッションを受ける
前記事で「未完了リスト」について書きました。
「未完了リスト」作成のすすめ。がまん、気がかり、やれていないことを見える化しよう。 | 【良習慣の力!】ブログ
さっそく実行しようとしていたときに、未完了リストをつくることに心理的なハードルが起きてしまいました。
「さて、どんなふうに実行すれば一番効果的にできるかな?」
私の悪い思考のクセである「完璧主義」が出てきてしまったからです。
そのように未完了リストをつくろうと思いたったちょうど翌日、友人コーチとのSkypeセッションがありました。
ベストタイミングだったので、未完了リストを作成するためにどうすれば良いのか、セッションテーマとして扱ってもらうことにしました。
「6本の柱」ではカバーしきれなかった「未完了リスト」の切り口
私が、コーチとの対話から浮かんできたのは、ワタミの渡邉美樹さんによる「6本の柱」でした。
私が好んで使っている「6本の柱」とは、人生で重要な、
・仕事
・家庭
・教養
・財産
・趣味
・健康
という6つのカテゴリーにわけたものです。
どれかが欠けていると充実した人生から遠くなってしまいます。
この6つのカテゴリーごとに未完了を書き出していけば、不満ごとを網羅できると考えました。
その後、コーチから、「ほかに考えておくカテゴリーはないですか?」と質問を受けたときに、「人間関係」というカテゴリーがないことに気づきました。
そのため、「6本の柱」に「人間関係」を追加して7つのカテゴリーで考えてみることとしました。
この7つで、新しい切り口が見つかった、と思いました。
しかし、さらにコーチから「本当にもうないですか?」と言われたとき、また別のカテゴリー「環境」という言葉がふってきました。
その瞬間、頭の中に別のフォーマットが出てきました。
それが下記の、佐藤伝さん式「悩みの8つの分類」でした。
・人間関係
・金銭関係
・健康関係
・仕事関係
・恋愛関係
・自分関係
・環境関係
・価値関係
これは、「人間の悩みというのは、おおよそこの8つのカテゴリーに分類できる」というフレームです。
「悩み」ということで、少しネガティブな感覚がある。
これが、「未完了リスト」にばっちりはまったのです。
未完了リスト作成には「悩みの8つの分類」がおすすめ
私がこれまで愛用してきた「6本の柱」。
これまでも活用してきましたし、今でも使っています。
確かに、目標やゴールを目指すポジティブな設定の場合は、「6本の柱」で良かったのです。
それぞれのカテゴリーで目指す状態をイメージして、そこにたどり着くためのスモールゴールを考えやすいからです。
そのような意味では、「6本の柱」は、私にとっては「ポジティブサイドの分類」でした。
しかし、今回の「未完了リスト」は、「ネガティブサイドの分類」。
だからこそ、「悩みの8つの分類」の方がぴったりだったのです。
・人間関係
・金銭関係
・健康関係
・仕事関係
・恋愛関係
・自分関係
・環境関係
・価値関係
「未完了タスクをピックアップする」というテーマに最適な分類だったからこそ、たった30分で61個もの未完了が出てきたのでしょう。
コーチの2回の問いかけによって、新しい切り口に到達することができました。
これからも、未完了リストをつくる場合には「悩みの8つの分類」で考えることができるので、一生ものの気づきでした。
友人のコーチにとても感謝しています。
あなたも未完了リストをつくろうと思っているならば、ぜひ「悩みの8つの分類」の切り口で試してみることをおすすめいたします。
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■編集後記
クライアントさんのスケジュールが変更となり、コーチングセッションが延期となりました。
しかし同時に、私も会社の仕事で夕方に急用ができてしまいました。
セッションのお約束をしていたらたいへんなことになっていたかもしれません。(^_^;)
結果的には、お互いにとって良かったのですよね(笑)。
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