良習慣の習慣

習慣化に挫折する人の共通ポイントを1つだけあげるとしたら何か?

投稿日:2016/11/21


たくさんの習慣化にトライした経私自身の経験と、サポートしている人たちをみていて「習慣化に挫折する共通ポイント」があることがわかります。

今回は習慣化に取り組むさいに、ぜひ参考にしていただきたい点を記事にしました。

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習慣化のスタートは「やりたい!」からスタートして欲しい

私の周囲には、習慣化によって自分の人生をより良く変化させていこう、という人たちがあふれています。

しかし、そのような状況にいるからこそ、ちょっとだけ疑問を感じることがあります。

それは、「やらなくてはいけないから、やっている」というパターンが多いことです。

たとえば、以前の私が、英語を3年間学習し続けたときに、まさに「やるべき」というモチベーションで取り組んでいたので苦しかった、という事例ですね。(^_^;)

あらためて言うまでもないことですが、良習慣とは「自分欲求が発動している行動を続けること」にほかなりません。

先日の記事にも記しましたが、私の習慣化の定義は、「自分欲求を満たす感情とともに、自らのありたい姿に向かって行動し続けること」です。

「あなたにとって○○とは?」を問う。重要テーマを3ステップで深化・進化させよう。 | 【良習慣の力!】ブログ

つまり、「やりたいからやる!」という感情がスタートなのです。

ビジネスでも、学校でも、

・やるべきことだから、仕方なくやる
・やりたいことだから、主体的にやる

という違いが、成果の差を生んでいるのですよね。

 

「やるべきこと」を「やりたいこと」に変える方法はあるけれど

習慣化するためのアプローチを変えれば(少し専門的にはなりますが)、「やらなくてはいけないこと」を、「やりたいこと」に変えていくことは十分可能です。

シンプルなアプローチであれば、やりたくない行動を実行した際に、自分やほかの人からプラスの評価や承認を得られる仕組みをつくっておく方法があります。

ただ、それ以前に考えて欲しいことは、あなたが取り組もうとしていることは、「本当にいまの自分がやらなければいけないことだろうか?」ということです。

さらにいうと、「その習慣があなたにとって本当に必要なものなのかどうか?」という視点が必要なのです。

あなたが本来やるべきではないことに、あなたの大切にしている時間やお金をかけて取り組む、というのはいかがなものでしょうか。

もちろん、新しい習慣化に取り組もうとするその姿勢自体は賞賛されるべきものです。

しかし、やりたくないことにばかり投資しているとするのであれば、、、率直にいって、時間とお金とエネルギーの「浪費」です。。。

どうしてもやってみたいことや「これをやってみたらどうなるかな?」という習慣であれば、期間限定などの条件をつけて少しだけ手をつけてみることです。

実行してみた結果、「この習慣はいまの自分には不要だな」と感じた場合は、無理に続ける必要はありません。

そのときは、そのタイミングではなかったのだと思って、さっさとやめてしまいましょう。(^_^)

 

いま取り組もうとしている習慣は、いまの自分にとって本当に必要なものですか?

本当はやりたくないことを習慣化することに関して、私が「もっとも避けてほしいな」と思うことがあります。

それは、やりたくないことをやり続けてしまい、自分のリソースを使った結果、その習慣化に失敗することです。

さらに、挫折したことによって「やっぱり自分はだめなんだ・・・」と思ってしまうことなのですよね。

本来はやる必要がないことだったのに、それを実行する。

当然、楽しくありません。

楽しくないから続かなくて挫折感を味わう。

・・・という図式は、本当にもったいないことだと思うのです。

まとめると、上述のように、「やりたくないことを、やりたくなるように変える」のはテクニックである程度までは可能です。

しかし、「本来やる必要のないことを、やりたくなるように変える」というのは至難の技なのです。

そこで、「いま本当に必要なのか?」ということを考えていただきたいのですね。

もし、あなたが何度やってもうまくいかない習慣があったら、ぜひ一度「いま取り組もうとしている習慣は、いまの自分にとって本当に必要なものなのかどうか?」という視点から考え直してみてはいかがでしょうか?

 

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■編集後記

昨日はビリーフのグループコンサルティングの第3回目でした。

自分が見たくなくてふたをしていた過去の感情やコンプレックス(汗)をだいぶ解放できるようになってきました。

少なくとも、習慣化専門学校の仲間には公開することができて、以前よりも自分らしくいられる感覚です。

自然体の人というのは、ずっとこういう感覚でいられる人なんでしょうね、きっと。(^_^)

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