ブログの習慣

「正しいことを、そのまま伝えても伝わらない」を解消する方法

投稿日:


あなたが「正しい」と思っていることを、相手に伝えても響かなかった経験はありますか?

伝わりやすくするためには、「たとえ」を活用しながら伝え方を工夫しましょう。




 

正しいことを、そのまま伝えても伝わらない

冒頭から恐縮ですが、ちょっと残念な事実をお伝えします。

それは、

・正しいことを、そのまま伝えても伝わらない

ということです。

正論をそのまま伝えているだけだと、相手に届かないんですね。

理由はシンプルです。

人は正論を振りかざされると、反発したくなるからです。

それに、正論すぎることって「それって当たり前だよね」と思われてしまいます。

たとえば、私たちが「赤信号を渡ってはいけない」と主張したいとします(私がよく使う事例です)。

交通ルールですから、私たちは基本的には守る必要がありますよね。

だからといって、私が「赤信号を渡らないようにしましょう」とブログに書いたらどうなるか。

誰も読んでくれないでしょう。(笑)

正論の振りかざしですし、当たり前すぎるからです。

これが

・正しいことを、そのまま伝えても伝わらない

理由です。

 


 

【お知らせ】

【発売中】動画・音声『タイムマネジメントの習慣2025』セミナー

パーソナルコーチングのお申込み

無料メルマガ『複業で自分を磨く良習慣』

伊藤 良のプロフィール





解決策は「正しいことを工夫して伝える」こと

では、どうすればいいのでしょうか。

解決策があります。

それは、

・正しいことを工夫して伝えること

です。

要は、

・たとえ話

・インパクトある事実

・実体験

・エピソード

・寓話

などを、正しいことを組み合わせること。

それが、

・正しいことを工夫して伝える

ことになるんです。

再び、「赤信号を渡ってはいけない」で考えてみますね。

 

例1:インパクトある事実

まず、強烈な事実を伝えてみましょう。

赤信号を渡ること。

それは「法律違反」です。

道路交通法第7条に赤信号を渡ると罰則があると書かれているそうです。

そう、もし、毎日のように赤信号を渡っているとしたら、毎日法律違反をしていることになるんです。

捕まっていないだけで、法律を破る。

あまり気持ちがいいものではないですね……。

・・・という風に伝えられるとどうでしょうか。

「法律違反か……。赤信号はちょっと待つか」と思われたかもしれません。

 

例2:たとえ話

赤信号を渡ることは「本当は守るべきルールを破り続ける自分」になっている可能性があります。

本当はやったほうがいいことだと、頭では理解している(つもり)。

でも、その場の雰囲気に流されて、そのルールを破ってしまう。

すると、あなたにどんなデメリットがあるか。

これは、

・赤信号を渡る習慣=自分との約束を破る習慣

なんです。

「早起きしよう」と自分に約束しても、その場になると二度寝してしまう。

そんな脳の使い方に慣れてしまうんですね。

自分との約束を守れなければ、どんな習慣も厳しいでしょう。

習慣が守れなければ、大きなゴールを成し遂げることも困難です。

つまり、

・赤信号を渡り続ける=自分との約束を破り続ける脳の使い方を育てる

なのです。

・・・という風に伝えられるとどうでしょうか。

「自分との約束を破り続けるか……。赤信号はちょっと待つか」と思われたかもしれません。

 

行動変容が起こるか

以前、こんな記事を書きました。

「どうすれば、今よりも優れた人物になれるでしょうか?」に対する1番シンプルな答えとは? | 【良習慣の力!】ブログ

この記事を読んだ方で、いつも赤信号を渡る人がいたとします。

その方にブログが少しでも響いて、たとえ1回でも赤信号を渡らなかったら、そこにブログを書いた意味が出てくると考えています。

・正しいことを、そのまま伝えても伝わらない

ところを、

・正しいことを工夫して伝える

ことで、読者の行動が変わる。

たとえそれが1人であっても、ブログを書いた意義を感じます。

 

■スポンサーリンク




自分に響いたたとえ話を集めよう

昨日、参加した井ノ上陽一さんのメルマガ読者向けオンラインセミナーで、まさに「たとえ話」があったんです。

質疑応答の時間で、私がテーマにしていたのは「ブログやメルマガのボリュームを減らしたい(文字量を減らしたい)でした。

ブログやメルマガが、つい長くなりすぎてしまうからです。

井ノ上さんからの回答が、まさにたとえ話でした。

それは、「発信も、余分な情報を削ぎ落としたほうが伝わりますよ。余分なぜい肉がないほうが、身体の見た目がよくなるみたいに。」と言われたわけです。

膨大な言葉を尽くしたたとえ話ではありません。

さらりと、

・余分な発信=ぜい肉

・本質的な発信=筋肉

というたとえです。

私の脳裏には、筋肉質の引き締まった身体が思い浮かびました。

「私の発信も、筋肉質で引き締めよう!」と思ったんですね(そう思いつつ、この記事もいつも通り2000文字になってますけれど・笑)。

余分な言葉を尽くすのではなく、たとえ話などで相手のイメージを刺激する。

それが、

・正しいことを、そのまま伝えても伝わらない

という課題を乗り越えて、

・正しいことを工夫して伝える

ことにつながるわけです。

さて、あなたはいかがでしょうか。

こうした「たとえ」は、本やセミナーで知ることができます。

あなたが「このたとえはいいな!」と感じたたとえを、ストックしておきましょう。

優れたたとえのストックをたくさん持っておけば、あなたのコミュニケーションは確実に上達します。

 


 

【お知らせ】

【発売中】動画・音声『タイムマネジメントの習慣2025』セミナー

パーソナルコーチングのお申込み

無料メルマガ『複業で自分を磨く良習慣』

伊藤 良のプロフィール


 

■スポンサーリンク




 

■編集後記

昨日は、夜にオンラインセミナーを受講。

私も、もっと新しいことに挑もう、と感じた時間でした。

その後、「良習慣塾」セミナーの準備。

セミナー開催日の1週間を準備の締切日にすると、すぐに次のセミナー準備が始まるので、サボっていられませんね。(笑)


 


 

【メルマガを発行しています】

テーマは「複業(マルチキャリア)を成功させる方法」です。

あなたがひとりで複数のビジネスをおこない、ご自身の人生を充実させていくノウハウにご興味があれば、ぜひご登録をお願いいたします!

▼メルマガのご案内はこちらから
メルマガ「複業で自分を磨く習慣」のご案内

▼ご登録は下記よりお願いいたします!



「複業で自分を磨く習慣」メルマガ登録フォーム
  *
  *
メールアドレス  *

 


 

■スポンサーリンク

-ブログの習慣

執筆者:

関連記事

「書かないこと」があなたの真実を浮きぼりにする。ブログ2700記事の気づき

ブログを2700記事書き続けて気づいたのは「何を書かないかが(も)重要」だということです。   2700記事「書かなかった」ことがある ブログを2700記事「何か」を書きました。 反対に言う …

自分の意見があるから「ブログを書く」のではなく「ブログを書く」から自分の意見が育つ

普段、あなたは「□□がないから○○できない」と口に出していないでしょうか。 「□□がないから○○できない」というフレーズには注意しましょう。   「本を読む時間がない」のではなく「本を読まな …

ブログ1,900記事を達成。まだブログを書いていないあなたにブログをおすすめする3つの理由。

本記事でブログ1,900日、1,900記事となりました。 いつも読んでくださり、本当にありがとうございます! ブログを書くメリットについてあらためて記事にしてみました。   スポンサーリンク …

メルマガ1500号の気づき。意識を向け続けたところに成長あり。

多少の苦手があっても、やり続けることで改善できます。 ただ、そのためには、苦手な対象に意識を向け続ける必要があります。   メルマガ1500号を突破 先日、私が発行しているメールマガジン「複 …

ブログを書く習慣で「セルフホーソン効果」をつくり出せる

「他者の目線を意識すると、背筋がピシッと伸びる気がする」 そんな感覚を味わったことはあるでしょうか。 日常にその効果を活用できれば、毎日背筋をピシッと伸ばせると考えています。   プールでの …

検索

当ブログの管理人

【当ブログの管理人】
似顔絵イラストphoto3

■肩書:良習慣プロフェッショナルコーチ

■キャリア
・ビジネス書作家
・早起きコンサルタント
・国際コーチ連盟(ICF)アソシエイト認定コーチ(ACC)
・トライアスリート
・100kmウルトラマラソンランナー
・会社員

など、複数の活動をしている複業家。
1975年生まれ。茨城県出身、東京都在住。

良習慣を定着させるコーチングによって、クライアントの人生を変えるサポートをしている。

サポートしたクライアントは良習慣の定着によって、独立起業、複業家デビュー、セミナー講師デビュー、電子書籍出版などの目標達成を果たしている。

■公式メディア
「良習慣の力!」ブログ管理人
「複業で自分を磨く良習慣」メルマガ発行者

さらに詳しいプロフィールはこちら

Facebookページ

メールアドレスを記入していただければ、ブログ更新をメールで受信することができます。