あなたが「正しい」と思っていることを、相手に伝えても響かなかった経験はありますか?
伝わりやすくするためには、「たとえ」を活用しながら伝え方を工夫しましょう。
正しいことを、そのまま伝えても伝わらない
冒頭から恐縮ですが、ちょっと残念な事実をお伝えします。
それは、
・正しいことを、そのまま伝えても伝わらない
ということです。
正論をそのまま伝えているだけだと、相手に届かないんですね。
理由はシンプルです。
人は正論を振りかざされると、反発したくなるからです。
それに、正論すぎることって「それって当たり前だよね」と思われてしまいます。
たとえば、私たちが「赤信号を渡ってはいけない」と主張したいとします(私がよく使う事例です)。
交通ルールですから、私たちは基本的には守る必要がありますよね。
だからといって、私が「赤信号を渡らないようにしましょう」とブログに書いたらどうなるか。
誰も読んでくれないでしょう。(笑)
正論の振りかざしですし、当たり前すぎるからです。
これが
・正しいことを、そのまま伝えても伝わらない
理由です。
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解決策は「正しいことを工夫して伝える」こと
では、どうすればいいのでしょうか。
解決策があります。
それは、
・正しいことを工夫して伝えること
です。
要は、
・たとえ話
・インパクトある事実
・実体験
・エピソード
・寓話
などを、正しいことを組み合わせること。
それが、
・正しいことを工夫して伝える
ことになるんです。
再び、「赤信号を渡ってはいけない」で考えてみますね。
例1:インパクトある事実
まず、強烈な事実を伝えてみましょう。
赤信号を渡ること。
それは「法律違反」です。
道路交通法第7条に赤信号を渡ると罰則があると書かれているそうです。
そう、もし、毎日のように赤信号を渡っているとしたら、毎日法律違反をしていることになるんです。
捕まっていないだけで、法律を破る。
あまり気持ちがいいものではないですね……。
・・・という風に伝えられるとどうでしょうか。
「法律違反か……。赤信号はちょっと待つか」と思われたかもしれません。
例2:たとえ話
赤信号を渡ることは「本当は守るべきルールを破り続ける自分」になっている可能性があります。
本当はやったほうがいいことだと、頭では理解している(つもり)。
でも、その場の雰囲気に流されて、そのルールを破ってしまう。
すると、あなたにどんなデメリットがあるか。
これは、
・赤信号を渡る習慣=自分との約束を破る習慣
なんです。
「早起きしよう」と自分に約束しても、その場になると二度寝してしまう。
そんな脳の使い方に慣れてしまうんですね。
自分との約束を守れなければ、どんな習慣も厳しいでしょう。
習慣が守れなければ、大きなゴールを成し遂げることも困難です。
つまり、
・赤信号を渡り続ける=自分との約束を破り続ける脳の使い方を育てる
なのです。
・・・という風に伝えられるとどうでしょうか。
「自分との約束を破り続けるか……。赤信号はちょっと待つか」と思われたかもしれません。
行動変容が起こるか
以前、こんな記事を書きました。
「どうすれば、今よりも優れた人物になれるでしょうか?」に対する1番シンプルな答えとは? | 【良習慣の力!】ブログ
この記事を読んだ方で、いつも赤信号を渡る人がいたとします。
その方にブログが少しでも響いて、たとえ1回でも赤信号を渡らなかったら、そこにブログを書いた意味が出てくると考えています。
・正しいことを、そのまま伝えても伝わらない
ところを、
・正しいことを工夫して伝える
ことで、読者の行動が変わる。
たとえそれが1人であっても、ブログを書いた意義を感じます。
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自分に響いたたとえ話を集めよう
昨日、参加した井ノ上陽一さんのメルマガ読者向けオンラインセミナーで、まさに「たとえ話」があったんです。
質疑応答の時間で、私がテーマにしていたのは「ブログやメルマガのボリュームを減らしたい(文字量を減らしたい)でした。
ブログやメルマガが、つい長くなりすぎてしまうからです。
井ノ上さんからの回答が、まさにたとえ話でした。
それは、「発信も、余分な情報を削ぎ落としたほうが伝わりますよ。余分なぜい肉がないほうが、身体の見た目がよくなるみたいに。」と言われたわけです。
膨大な言葉を尽くしたたとえ話ではありません。
さらりと、
・余分な発信=ぜい肉
・本質的な発信=筋肉
というたとえです。
私の脳裏には、筋肉質の引き締まった身体が思い浮かびました。
「私の発信も、筋肉質で引き締めよう!」と思ったんですね(そう思いつつ、この記事もいつも通り2000文字になってますけれど・笑)。
余分な言葉を尽くすのではなく、たとえ話などで相手のイメージを刺激する。
それが、
・正しいことを、そのまま伝えても伝わらない
という課題を乗り越えて、
・正しいことを工夫して伝える
ことにつながるわけです。
さて、あなたはいかがでしょうか。
こうした「たとえ」は、本やセミナーで知ることができます。
あなたが「このたとえはいいな!」と感じたたとえを、ストックしておきましょう。
優れたたとえのストックをたくさん持っておけば、あなたのコミュニケーションは確実に上達します。
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■編集後記
昨日は、夜にオンラインセミナーを受講。
私も、もっと新しいことに挑もう、と感じた時間でした。
その後、「良習慣塾」セミナーの準備。
セミナー開催日の1週間を準備の締切日にすると、すぐに次のセミナー準備が始まるので、サボっていられませんね。(笑)
テーマは「複業(マルチキャリア)を成功させる方法」です。
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