「困難なことはできるだけ避けたい」と思うのが私たち人間ですよね。
ただ、困難と格闘することで得られる「善い人生」もあるのです。
「あなたはどんな苦労だったら引き受けられるか?」
「善い人生」を考えるとき、忘れたくない問いがあります。
それは、
「あなたはどんな苦労だったら引き受けられるか?」
について考えることです。
ちょっとわかりにくいですよね。
少し説明していきます。
世の中の95%の人はこう考えます。
「なるべくラクして簡単に幸せになりたい」と。
私もよくわかります。(笑)
でも、活躍している5%の人は知っているんですね。
「幸せな人生には課題が必要だ」ということを。
私たちは、生きていくために食事をとり、睡眠をとっていれば、何の挑戦をしなくても生きていくことができます。
でも、そのような生き方は「善い人生」なのかは疑問です。
・課題が何もない
・ゴールが何もない
・何も挑戦しない
という人生。
これは、まさに過去の私でした。
「ザ・サラリーマン」の時代は、人生の大きな課題を感じられていませんでした。
ですから、「暇つぶし」とか「忙しい」といった言葉も平気で使っていて。
夢や目標もとくにありませんでした。
毎日を平和に楽しくすごしたいと思っているだけ。
でも、それに向かって行動するわけでもない。
課題がない。
つまり、負荷のない空っぽな人生だったのです。
善い人生とは、とても言えませんでした。
■【発売中】目標設定セミナー(音声教材)
■【発売中】「早起き習慣化セミナー」動画・音声教材
■「習慣化オンラインサロン」新規メンバー募集中!
~月額5,500円(税込)で最高の「続ける」環境が手に入る~
「習慣化オンラインサロン」のご案内
■【発売中】『何でも「続く人」と「続かない人」の習慣』
より善い人生には「困難と格闘すること」が必要
「レジリエンス(立ち直る力)」について研究しているエリック・グレイテン博士は、善い人生について次の言葉を述べています。
“人がより善く生きるには、ごく少数のことだけが必要だ。
呼吸すること、眠ること、食事をすること、そして愛すること。
これにもう1つ加えたい。
それが困難と格闘することだ”
ポイントは、より善い人生には
「困難と格闘すること」
が必要だと述べていることです。
この言葉、とても興味深いと思いませんか?
私たちが善い人生をすごしていきたいと思うなら、自分にとって難しいことに立ち向かうことが必要だと言っているわけですから。
ですから、私たちが今より善い人生をつくっていくためには「自分は、この課題だったら苦労をしてでも乗り越えたい」と思えるような課題があったほうがいいのですね。
その課題設定も、単純ではありません。
簡単すぎる課題なら、すぐにクリアできてしまいます。
一方、難しすぎる課題だったら、あきらめてしまうかもしれません。
そのような絶妙な難易度の課題を設定して、それをクリアしようと努力すること。
それが、善い人生のための1つの要素なのです。
そう言われると、私にも思い当たるものがあります。
たとえば、私の人生を彩っている活動は、まさに課題に対して「困難と格闘すること」で生まれました。
ブログは時間がかかりますし、イメージ通りに記事を書けません。
トライアスロンもカナヅチでしたし、タイムは早くなくてリタイアが多いです。
複業活動も課題ばかりで、セミナーがご参加ゼロだったり、会場費が赤字になったりと、課題ばかりでした。
ただし、その困難と格闘することで、少しずつ成長を感じることがありました。
そのプロセスで充実感や幸福感を味わうことができたのです。
それらの感覚は、間違いなく「善い人生」を構成する要素なのですよね。
もちろん、これらの課題は、好きなだけ食べて、好きなだけ眠って、ダラダラとルーティンをこなしているだけではクリアできない課題ばかりでした。
■スポンサーリンク
あなたが困難でもやり続けられる活動は何か?
「自分は何者なのか?」という問いを考えることがあります。
同じように、コーチングのクライアントの方の
「自分の才能はどこにあるのか?」
「自分の強みは何か?」
「自分の使命は何なのか?」
といった問いについて、一緒に考えることもあります。
ただ、ラクして簡単に答えが出てくるわけではないのですよね。
そのとき、逆から発想してみると、見え方が変わります。
それが、冒頭の
「あなたはどんな苦労だったら引き受けられるか?」
という問いです。
たとえば、私のブログ。
私にとっては、文章を書き続けることは簡単ではありません。
それでも、苦労しながら続けられています。
毎回、イメージ通りにうまく書けません。
ネタがスラスラと浮かんでくるわけでもありません。
構成もスパッと決まらないわけです。
それでも、これらの困難と格闘し続けることは、3100日近くできているのですね。
つまり、私にとって「文章を書く」という行為は、苦労を引き受けられる活動なのだという証明でもあるわけです。
ですから、私は、
「あなたはどんな苦労だったら引き受けられるか?」
という問いに対して「文章を書き続ける苦労だったら引き受けられる」という回答をするわけです。
この視点に気づいたとき、私は自分が進んでいきたい方向性が見えてきたのです。
苦労してでもやり続けられることというのは、簡単にはやめないことだとわかったのですね。
もしかしたら、あなたは、
・難しい専門書と格闘することで、知的な世界を知ることができた
・きつい筋トレと格闘することで、引き締まった腹筋を手に入れることができた
・子育てで困難と格闘することで、子どものかけがえのない成長を見届けることができた
といったことに困難と格闘しながら継続しているのかもしれませんよね。
さて、あなたはどんなことなら困難と格闘してでも続けられているでしょうか。
もしくは、今までにどんなことだったら苦労しながらそれをやり続けてきたのでしょうか。
そんな視点から、あなたの善い人生について考えてみましょう。
■【発売中】目標設定セミナー(音声教材)
■【発売中】「早起き習慣化セミナー」動画・音声教材
■「習慣化オンラインサロン」新規メンバー募集中!
~月額5,500円(税込)で最高の「続ける」環境が手に入る~
「習慣化オンラインサロン」のご案内
■【発売中】『何でも「続く人」と「続かない人」の習慣』
■スポンサーリンク
■編集後記
昨日は、朝6時の「習慣化オンラインサロン」朝活ファシリテーションからスタート。
10時からオンラインセミナーを受講しました。
午後は「良習慣塾」向けのセミナー準備など。
夜は妻と2人で食事に行けました。(^^)
テーマは「複業(マルチキャリア)を成功させる方法」です。
あなたがひとりで複数のビジネスをおこない、ご自身の人生を充実させていくノウハウにご興味があれば、ぜひご登録をお願いいたします!
▼メルマガのご案内はこちらから
メルマガ「複業で自分を磨く習慣」のご案内
▼ご登録は下記よりお願いいたします!
■スポンサーリンク
コメントを投稿するにはログインしてください。