相手に苦言を呈することに、ためらってしまうことはありませんか?
私は、どれほどあきらかに間違っていようが難しいです。(^_^;)
それでも、意識して、できるだけ事実を伝えようとしています。
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より率直なコミュニケーションをとるために
先日、先輩コーチとのセッションの中で、今後のセッション時間の密度を高めるべくブレストしていました。
相互コーチングをはじめておよそ1年。
新たなフェーズに挑戦するべきではないか、ということです。
そこで、私から自己開示したことは、
・本当に相手の成長を願うセッションにしたいと思っている
・しかし、クライアントとして「コーチに好かれたい」という気持が捨てきれないことがある
・反対に、相手の気持に配慮しすぎて、率直なフィードバックを伝えられないこともある
ということです。
みずから自己開示するとおもしろいもので、相手も自己開示してくれるものですよね。
先輩コーチも、「じつは同じようなことを思うときがあったんですよね。」とのことでした。
お互いに家族を持ち、時間があまっているわけではありません。
ですから、せっかくコーチングセッションをするのであれば、時間を投資しただけの成果を得なければあまり意味がないわけです。
そのようにして、お互いにこれまで以上に率直なフィードバックをおこなうということでセッションをブレストを終えました。
本当に相手の成長に願うなら勇気を持つ
以前、読んだ本の言葉に、ものすごいインパクトを受けたことがあります。
それは、
・相手に対する優しさのつもりで、本当のことを言わない(言えない)人がいる
・でも、それは本当は相手のためを思っているのではない
・自分が傷つくことを恐れているだけだ
という内容の言葉でした。
つまり、
・相手に本当のことを言わないのは、優しさではない
・著者(自分)の立場で言えば、相手に真実を教えてもらえないことのほうが不幸だと思う
ということだったのです。
私は、相手がどれだけ間違っていることをしていたとしても、直接注意するのは苦手でした(今でも得意ではありません・・・)。
しかし、その言葉を知ってから、良いか悪いかの判断は別にして、伝えた方が良い事実があれば、その事実を相手に伝えるようにしています。
とくに、お金をいただいているコーチングのクライアントさんであれば、勇気を出して伝えるようにしているのです。
相手の成長を願う立場の人(私)なら、それが本当の優しさだと考えるようになったからです。
自分が聞きたくないことにこそ真実がある
私は、
・相手に本当のことを言わないのは、優しさではない
という言葉を知ってから、相手があきらかにおかしな言動や行動があれば、思い切って話すように意識していますし、行動に移したこともあります。
そのするようになると、意外なメリットがあることがわかりました。
それは、私に対して、相手から指摘を受けたときに、相手の愛情を感じることができるようになったということです。
また、そのような(どちらかといえば)ネガティブな指摘に対しても、必要以上に怒りや恐怖を感じることも減りました。
誰だって、すすんで苦言を呈することはしたくないでしょう。
それなのに、私のためを思ってあえて意見を伝えてくれるわけですから、ありがたいこととして受けとめられるのです。
相手の成長を願って率直なフィードバックをおこなえば、相手からも同じスタンスでコミュニケーションをとってもらえるはずです。
それを「聞きたくない!」と言って耳をふさぐのではなく、「なるほど、そういうように見えているんだな」と一旦は受け入れてみる。
そのようなスタンスを持てることが、自己成長には大事な姿勢なのではないでしょうか。
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■編集後記
昨日は、「習慣化の学校」のチャレンジシート(週報)のフィードバックを返信していました。
フィードバックは、シンプルに短く、すっきりまとめたいのですが、ついつい長く書きすぎる傾向にあり、時間をかけてしまいます。。。
みなさんの1週間に適切なフィードバックになるようにコメントを考えるのは、私にとって自分欲求の発火点。
それと同時に、答えのない難しいパズルにチャレンジしているような気分にもなるんですよね。(^_^)
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