続ける能力がないわけではないのに、継続できない人を見かけます。
その原因は、意志力の強さや根性ではなく、「環境づくり」がうまくできていないだけ、だということがあります。
目に入る情報の影響のインパクト
私たちは、目に入ってくる情報に、思った以上に影響を受けているものです。
この「視界から入る影響力」のインパクトがどれくらい強力なのかを、知っているかどうか。
じつは、習慣化にも大きくかかわってくると思っています。
たとえば、ダイエット。
無駄に食べないように意識していても、テレビでおいしそうな料理が出ていると食べたくて仕方なくなったことがあると思います。
「飯テロ」と言われる言葉もあるくらいですし。
街を歩いていても、普段は行かないような居酒屋や焼肉屋のメニューが目に入ったりすると、気になってしまうこともありますよね。
「食べよう」と意識していないのにもかかわらず、目に入った情報によって、私たちの欲求は影響を受けているわけです。
学生時代に、部活をやっているときに、友人のがんばりを見ることで、自分も「よし、俺もやる!」と思うことがあるようなものですね。
私が、今年のゴールデンウィークに集中できたのは、この「環境づくり」のパワーを活用したからだと気づきました。
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習慣化に重要な環境づくり
そう考えると、私たちは、もっと、
・目に入る情報をコントロールすること
に意識を向けたほうがいいと思うのです。
「主婦はダイエットが難しい」ということを聞いたことがあります。
その理由が、私はわかります。
それは、いくら「ダイエットしよう」と思っていても、ごはんづくりがあるので、食べるものを見てしまうからなのですね。
「たくさん食べないようにしよう」と思いながら、家族に対しては「おいしいものを食べて欲しい」と思っているわけです。
この大きな矛盾に勝つのは、かなり難しいですよね。(^_^;)
環境づくりを考えているか
そこから考えると、習慣化にトライしている人たちで、
「うまくできない」
「続けられない」
と言われる方たちを見ていて、1つ気になることがあります。
それは、
・環境づくりの重要性をもっと理解して欲しい
ということです。
その人が続けられないのは、ただ単に、
・環境が継続するための環境になっていないだけ
ということが往々にしてあるのですね。
継続ができないという人は、続けられないのは「自分の意志が弱いので、、、」と言うときがありますが、違うのです。
もちろん、意志が強く、いつも自分に打ち勝つようなタフな精神力を持っている人もいます(トライアスロンのレース前にブログを書くとか・笑)。
そのような人たちの姿を見聞きしていると、「自分もそうならなければだめなのでは」と思ってしまうもの。
流されてしまうのは誘惑が目に入るから
しかし、自宅で目の前にあるソファに座ったが最後、テレビやスマホの誘惑に負けて、目覚めると朝までソファで寝ていた、というようなことになります。
すると、自分の意志が弱いから、といって、自信を失ってしまうのです。
ただ、それは、言い換えると、
・ソファがある
・テレビがある
・スマホがある
・ビールがある
という環境があるから、それができてしまうのですよね。
そういった誘惑に負けてしまうという人でも、誘惑するものがない環境なら大丈夫です。
たとえば、通勤電車の中やカフェであれば、誘惑に負けずに自分の時間をとることができるはずですよね。
継続の達人は環境づくりを重視している
では、継続ができる人というのは、どのような対策をしているのでしょうか?
その答えは、
・そもそも、意志の力に頼らない環境づくりをしている
ということです。
私が知っている継続の達人たちも、必ずしも意志力が強靭なわけではありません。
むしろ、気分屋だったり、とてつもなく面倒くさがりやだったりします。
普通のレベルくらいではないくらいに(笑)。
それでも、ご自身が苦手なことを埋めるくらいの工夫を考えているのですよね。
その意味で、
・自分を動かすための環境づくりに力を注いでいる
ということなのです。
そのようにして、自分をやらざるを得ない環境に置いているのです。
これは、「やらされ感」ではなく、主体的に物ごとにのぞむ「健全な強制力」とも言えますね。
当然、私も意志力が弱いので、動きたくなるための環境づくりをすることを意識しています。
環境を変える
自宅で仕事をしていても気分がのらないときは、カフェに行くようにしています。
カフェに行くと、試験勉強や仕事をしている人がいるので、集中が高まるのですね。
また、お金を支払ってコーヒー以外にも環境を買っているので、「無駄にしてはいけない」という気がしています。
こうして、「損したくない」という心理を刺激しているのです。
また、先日、息子のすすめで一緒に図書館に行きました。
そこには、集中するためにすばらしい環境がありました。
静かなことはもちろん、周囲の人たちが学習や読書をしているので、自然と私も近況感が高まったのです。
このようにして、自分がやりたくなるような環境をととのえること。
「継続が苦手なんです」と思っている方は、ぜひ環境に意識をしてみましょう。
環境づくりを考える
いまは、誘惑が多すぎる時代だと思います。
本当に大事なことから目をそらすようなしかけが多すぎる。
それもまた環境。
そこに打ち勝つこと自体が、そもそものハードルになっていることも多いです。
だからこそ、環境づくりを考えることが重要。
自分の意志力を高めることもいいのですが、時間もかかりますし、困難を伴うでしょう。
それよりも、自分が集中できる環境やパフォーマンスが高まる環境で自分を動かすようにしましょう。
そうすれば、もっと楽に自分を動かすことができるようになるはずです。
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■編集後記
昨日は、31回目の早起き習慣化セミナーでした。
およそ半年ぶりのセミナー開催でしたが、無事に終了しました。
新しく取り入れたワークも、効果が見られてひと安心。
「やっぱり、セミナーをやることは、自分の貢献軸にフィットしているな」と感じられる時間でした。
来月は6月21日(金)にブログ習慣化セミナーを開催する予定です。
テーマは「複業(マルチキャリア)を成功させる方法」です。
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