天職の習慣

「危機と粘り強さの往復」で情熱が育つ

投稿日:


「好きなことは続く」と言われますし、納得できます。
ただ、その「好き」という気持ちは、どうやって誕生するのでしょうか。




 

情熱はどのようにして育つのか

「自分の情熱を育てるためには何が必要なんだろう?」

以前の私の大きな悩みでした。

なぜなら、私が「何も続かない人」だったのは、
「情熱がないから、継続できない」
と信じていたからです。

「好きなことは、続けられる」

それは真実でしょう。
当時、続かない私でも、
・映画を観る
・マンガを読む
・飲み会に行く
といったことは、人生の中でも続けていたことでした。

大したことではありませんが、好きなことなのは間違いありません。
それらを続けるのは、苦労もない。
ですから、続けられる。

このようなシステムを、私も
・学習
・運動
・ダイエット
などで続けたかったんです。

でも、続かない。
大事な習慣だという認識はあるのですが、実行できるかどうかはまた別の話なんですよね……。

そんな状況が続いたので、私は「続かないのは、好きだという情熱がないからだ」と考えていたわけです。
そのため、
「情熱がないから、継続できない」
と思っていたんですね。

でも、それは間違っていたんです。

 


 

【お知らせ】

■【発売中】目標設定セミナー(音声教材)

■【発売中】「早起き習慣化セミナー」動画・音声教材

■「習慣化オンラインサロン」新規メンバー募集中!
~月額5,500円(税込)で最高の「続ける」環境が手に入る~
「習慣化オンラインサロン」のご案内

■【発売中】『何でも「続く人」と「続かない人」の習慣』

パーソナルコーチングのお申込み

「皇居ラン&コーチング」サービス

メルマガ「複業で自分を磨く良習慣」のご案内

伊藤 良のプロフィール





「情熱がないから、継続できない」という思い込み

なぜ、
「情熱がないから、継続できない」
は間違っているのか。

答えは、
「最初から情熱を持っていることはレアケースだから」
です。

もう少し突っ込んで書くと、「たとえ情熱の種火があったとしても、発火させる必要がある」のです。
さらに言うと、「情熱の炎が発火したとしても、燃え続けさせるために燃料を注ぎ続ける必要がある」ということなんですね。
そうすることで、最初は小さかった「情熱の種火」が、少しずつ大きな炎に育っていくわけです。

この構造、恋愛にちょっと似ているんです。
最初は「あの人が気になるな」というレベルの小さな種火。
それが、コミュニケーションをとるたびに、少しずつ好意を抱いていく。

「もしかして、あの人のことが好きかも」と感じるようになる。
やがて、嫉妬心を味わったりする。
気づくと「やばい、恋に落ちてる」と思うみたいな感じかなと思います。

即興で考えてみたたとえですが、伝わるでしょうか(笑)。

では、どうすれば情熱の種火は、大きくなるのでしょうか。

それは、
「粘り強さ」
です。

情熱が小さいときに、危機がやってきます。
そのときに、粘り強さを発揮して、危機を乗り切る。
すると、情熱の炎が大きくなるんですよね。

そうして、
・危機→粘る→また危機→粘る→次の危機→粘る・・・
というくり返しが起こります。

この反復によって、情熱が育つのです。

 

■スポンサーリンク




「危機と粘り強さの往復」で情熱を育てよう

私の事例でもたくさんあります。
たとえば、トライアスロンがそれに当たります。

35歳までカナヅチ。
この時点で挫折ですね(笑)。

それでも「やってみたい」という情熱の小さな種火があったのです。
何しなければ、種火のまま消えていたはず。
それを、
・トライアスロンの本を読んでみる
・トライアスロンセミナーに行ってみる
・プールに行って溺れてみる(笑)
ということをやってみたのです。

すると、知識が増えたり、トライアスロンのグループに入ったり、スイムとランだけのレースに出たりする。
そうしているうちに「自分のリソースを投下する価値があるかも」と感じてきました。

やがて、オリンピックディスタンスの距離を完走。
とんでもない達成感でした。

ただ、そこから順調だったわけではなく。
スイムの実力不足で何度もリタイアするという体たらく。
危機でした。

でも、そこであきらめず。
粘ったんですよね。
結果、今年になり、6年ぶりに完走できました。

すると、どうなるか。
また、情熱が育ってきているのです。
「来年はどんなレースに出ようかな」と、今から楽しみになっているくらいに。

このようにして、私たちは、
「危機と粘り強さの往復」
で、情熱の炎を大きくしていくシステムがあるのです。

考えてみれば、恋愛も同じようなことがあるかもしれませんよね。
一度ケンカしてしまったら、そこであきらめるのか。
それとも、ケンカしたところで立ち止まって話し合うことで、より愛情が深まることだってありますよね。

さて、そう考えると、あなたの情熱をどのように育てていくと良さそうでしょうか。

良習慣形成も同じなんです。
継続していく中で、危機を感じたときこそ、
・「危機と粘り強さの往復」で情熱が育つ
ということを思い出してみましょう。

 


 

【お知らせ】

■【発売中】目標設定セミナー(音声教材)

■【発売中】「早起き習慣化セミナー」動画・音声教材

■「習慣化オンラインサロン」新規メンバー募集中!
~月額5,500円(税込)で最高の「続ける」環境が手に入る~
「習慣化オンラインサロン」のご案内

■【発売中】『何でも「続く人」と「続かない人」の習慣』

パーソナルコーチングのお申込み

「皇居ラン&コーチング」サービス

メルマガ「複業で自分を磨く良習慣」のご案内

伊藤 良のプロフィール


 

■スポンサーリンク




 

■編集後記

昨日は、朝7時30分から、不定期で参加しているコミュニティーの勉強会に参加。
有意義な時間でした。

10時から「良習慣塾」セミナーを開催。
アウトプット脳のマインドについてお伝えして、うれしい感想もいただけました。

午後はオフ。
大学の学祭に、妻と行ってみました。

それと、昨日は、私の誕生日ということで、母から電話があったり、姉からLINEをもらったり。
夜はお祝いで、家族で外食へ。
焼き肉の予定だったんですが、私の気分で急きょ海鮮居酒屋に変更してもらいました(だいぶ違う方向性ですよね・笑)。


 


 

【メルマガを発行しています】

テーマは「複業(マルチキャリア)を成功させる方法」です。

あなたがひとりで複数のビジネスをおこない、ご自身の人生を充実させていくノウハウにご興味があれば、ぜひご登録をお願いいたします!

▼メルマガのご案内はこちらから
メルマガ「複業で自分を磨く習慣」のご案内

▼ご登録は下記よりお願いいたします!



「複業で自分を磨く習慣」メルマガ登録フォーム
  *
  *
メールアドレス  *

 


 

■スポンサーリンク

-天職の習慣

執筆者:

関連記事

天職、才能、強みに気づくために。自分を知り、才能が交わる道を探求しよう。

昨年後半から半年くらい、 「天職とは何か?」 「人の才能とは?」 「その人の強みを知るためには?」 ということを考え続けています。 自分なりの結論とまではいきませんが、ずっと考え続け続けていることを、 …

自分の好きなことがわからない人への対処法。リトマス試験紙の色が変わるまで実験し続ける。

12年前、やりたいことがまったくわかりませんでした。 しかし、今はやりたいことだらけで時間が足りません(笑)。 その変化がおきた要因は、「リトマス試験紙」にあります。 (写真はリトマス試験紙ではありま …

自分の軸を知るために、ほかの人の意見に素直に耳を傾けたほうが良い理由。

「他人の意見に流されたり、他人のアドバイスにしたがってばかりだと、自分の軸が定まらないですよ。」 ・・・というのは、一見すると説得力がありそうです。 ただ、自分の軸に気づくためには、むしろ積極的にほか …

自分の価値観はどのようにしてつくられたのか?「過去の体験ベスト10」を思い出してみよう。

自分はどのような価値観を持ち、どのようなことに熱中するものなのか。 それを知るためのカギは、過去のインパクトある体験を思い出すことです。   スポンサーリンク   自分の内面を見つ …

「目的」と「目標」。天職を見つけるためには、どちらが大事だと思いますか?

「目的」と「目標」。 似ている言葉ですし、共通している意味もありますが、私は区別して使うようにしています。   スポンサーリンク   「目的」と「目標」の関係性とは? 「目的」と「 …

検索

当ブログの管理人

【当ブログの管理人】
似顔絵イラストphoto3

■肩書:良習慣プロフェッショナルコーチ

■キャリア
・ビジネス書作家
・早起きコンサルタント
・国際コーチ連盟(ICF)アソシエイト認定コーチ(ACC)
・トライアスリート
・100kmウルトラマラソンランナー
・会社員

など、複数の活動をしている複業家。
1975年生まれ。茨城県出身、東京都在住。

良習慣を定着させるコーチングによって、クライアントの人生を変えるサポートをしている。

サポートしたクライアントは良習慣の定着によって、独立起業、複業家デビュー、セミナー講師デビュー、電子書籍出版などの目標達成を果たしている。

■公式メディア
「良習慣の力!」ブログ管理人
「複業で自分を磨く良習慣」メルマガ発行者

さらに詳しいプロフィールはこちら

Facebookページ

メールアドレスを記入していただければ、ブログ更新をメールで受信することができます。