思考の習慣

欠点や弱点は治さずにうまくつき合う工夫をすればいい

投稿日:2021/09/24


欠点や弱点を感じるとへこみます。

ただ、欠点や弱点がない人はいませんので、受け入れてうまくつき合う工夫をしていきましょう。




 

「欠点や弱点があってはいけない」という思い込み

あなたはご自身に「欠点や弱点があってはいけない」と思ったことがあるでしょうか。

私は、長くそう考えてきました。

むしろ「ダメな自分を知られないように、がんばって隠さなくては」とさえ考えていたように思います。

たとえば、子どもの頃の学校からの帰り道。

なるべくひとりで帰りたかったのです。

なぜか。

当時は無自覚ですが、今ならわかります。

学校の中で自分なりにがんばっていた「だめな自分を隠す努力」から解放されたかったのでしょう。

それは「欠点があってはいけない」という思い込みからきていたわけです。

ただ、今は違う考え方をするようになりました。

じつは、私たちは、

・欠点や弱点を隠さなくていい

のです。

私たちは「欠点や弱点があってはならない」と、つい思ってしまいませんか?

これは学校教育から生まれている完ぺき主義の弊害で、無自覚のうちにそう思ってしまうのです。

テストで95点をとったのにもかかわらず、できなかった5点が気になるような感じですね。

しかし、この発想だとつかれます。

しんどいです。

ですから、

・欠点や弱点を隠さなくていい

ということをお伝えしたいのです。

 


 

【お知らせ】

【発売中】動画・音声『タイムマネジメントの習慣2025』セミナー

パーソナルコーチングのお申込み

無料メルマガ『複業で自分を磨く良習慣』

伊藤 良のプロフィール





「欠点や弱点のある自分」に向き合う

私たちが夢中になる漫画や映画やドラマ。

それらの主人公を思い出してみましょう。

弱点や欠点が存在しているはずです。

それはなぜでしょうか。

完ぺきな主人公には、観客や読者として感情移入できないからです。

「ドラえもん」がネズミを苦手にしているように。

「ドラゴンボール」の孫悟空がしっぽが弱点なように。

「ウルトラマン」が地球で3分しか戦えないように。

主人公たちの欠点や弱点は、作品の中でオープンにされています。

それらが、私(=完ぺきではない人)の共感を呼ぶのです。

欠点や弱点が無かったら、共感できません。

「これは自分とは関係のない人の物語だ」と思われてしまうからです。

つまり、欠点や弱点があるからこそ魅力的になる。

ですから、欠点や弱点は隠さなくていいのです。

欠点や弱点に気づくのは簡単です。

それよりも大事なのは「自分の欠点や弱点にどう向き合うか」です。

昨日1日をふり返ればすぐに改善点が出てくるでしょう。

そして「向き合う」とはどういうことか。

事実と感情を書き出して「次はどうしていくか?」を考えていくことです。

私もあります。

たとえば、

・「ちゃんとやろう」とすると先のばししてしまうこと

・体重が徐々にリバウンドしていること

・目覚ましをかけずに早朝のミーティングに遅れてしまったこと

など。

甘い自分がいつも存在しています。

でも、それらを隠したり否定しないようにしています。

そのために内省しているのです。

内省していなかったら、今よりももっとひどい人間になっていると思います、、、

そのまま人生をすごしていったら、悲劇に発展するだけです。

あなたも、私と同じように「ここは自分の欠点や弱点」というところがあるのではないでしょうか。

まずは、書き出してみて、向き合ってみましょう。

否定はしなくても大丈夫ですので。

 

■スポンサーリンク




欠点と弱点を受け入れてうまくつき合う

たいていの人は、自分の欠点や弱点に気づいたとき「どうしたらこの欠点や弱点を直せるだろう?」と考えます。

そうして、治療薬を求めます。

「何事もノリと勢いばかりで継続できない自分を変えたい」

「文章をもっと上手に書けるようになりたい」

「内向的な自分を変えたい」

という風に。

ただ、その対処が、ときにその人の才能も消してしまうことがあります。

たとえば、

「何事もノリと勢いばかりで継続できない自分を変えたい」

という悩みがある人は、スタート時の瞬発力があったり、「これは!」と感じたときのパワーが強烈だったりします。

それを強みととらえずに「コツコツやらなければ」と思うと、強みを消してしまうことにもなりかねないわけです。

では、うまくいっている人はどうしているのか。

私が観察していてわかったことがあります。

うまくいっている人は欠点を直そうとしていません。

それよりは、

・欠点と弱点を認めた上で、うまくつき合おうとしている

ということです。

欠点と弱点をむやみに隠さず、欠点と弱点を認めています。

そこがスタート地点。

それらを認めた上で「どうすれば欠点や弱点が自分のゴールの妨げにならないようにできるか?」ということを工夫しているのです。

一生つき合う自分の性格みたいなものですね。

たとえば、飽きっぽいと思っている人が「飽きっぽいのは仕方がない。でも、好奇心があると思えばいいのではないか?」という風にとらえ直す。

そうして、新しい実験をたくさんやっていくことで成功が見えてくるように。

活躍している人あって、必ずしも完璧ではありません。

というより、私の師匠たちはむしろ偏りがあります。

大きな声では言えませんが、欠点や弱点が多かったりします。

でも、それをことさらに隠そうとはしていません。

それが魅力を高めているわけです。

そのようにして欠点や弱点を隠すよりも、意識を向けているのは「ゴール」。

やりたいことや目指していることを実現するために、自分の強みや才能を発揮することにフォーカスしているのです。

そのプロセスで欠点や弱点が妨げになるのであれば、弱めるなり、手放したりして、うまくつき合っているというわけです。

このような発想は、私たちにも適用できるはずです。

ぜひ、取り入れていきましょう。

 


 

【お知らせ】

【発売中】動画・音声『タイムマネジメントの習慣2025』セミナー

パーソナルコーチングのお申込み

無料メルマガ『複業で自分を磨く良習慣』

伊藤 良のプロフィール


 

■スポンサーリンク




 

■編集後記

昨日は、朝6時から「習慣化オンラインサロン」の朝活ファシリテーションを担当。

7時すぎに「早起き完全マスタープログラム」メンバーとの発表会リハーサル。

10時から「良習慣塾」メンバーとの相互セッション。

夜は「習慣化オンラインサロン」スタッフの定例ミーティングでした。(^^)


 


 

【メルマガを発行しています】

テーマは「複業(マルチキャリア)を成功させる方法」です。

あなたがひとりで複数のビジネスをおこない、ご自身の人生を充実させていくノウハウにご興味があれば、ぜひご登録をお願いいたします!

▼メルマガのご案内はこちらから
メルマガ「複業で自分を磨く習慣」のご案内

▼ご登録は下記よりお願いいたします!



「複業で自分を磨く習慣」メルマガ登録フォーム
  *
  *
メールアドレス  *

 


 

■スポンサーリンク

-思考の習慣

執筆者:

関連記事

レポーティングダイエットで5kg減量に成功!ダイエット成功に必要な思考法とは?

ダイエットの習慣化は、行動管理も重要ですが、やはり思考習慣も重要ですね。 どのような思考でダイエットをすれば成功するのか考えてみました。   スポンサーリンク   レポーティングダ …

スマホ依存による脳レベルの低下を防ぐ方法

「スマホを使うようになってから、脳のレベルが劣化しているような気がする・・・」 あなたはそのように感じたことはありませんか? それを防ぐのに有効なのは、 ・様々な情報を「自分ごとに置き換える」思考トレ …

時間を効果的に活用するために重要なのは感情。意識の焦点を「快」に向けておこう。

時間と感情。 一見結びつかない要素と思われるかもしれませんが、つながりは大きいものだと考えています。   スポンサーリンク   時間の活用に重要なのは「感情」 時間を効果的に使いた …

ブログ、日記、ノート術。書く習慣であなたの思考の「庭」をつくる

ブログやノートを書くことは、自分の思考の「庭」をつくるようなもの。 そう考える理由を記事にしました。   なぜ「書く」習慣は重要なのか? あなたは、毎日の「書く習慣」を持っているでしょうか。 …

ハイパフォーマーたちが言葉に気を使う理由

「人生がうまくいっている人は、言葉の使い方がうまい」 私が信じていることです。 そう考える理由を記事にしてみました。   なぜうまくいっている人は言葉に敏感なのか? 活躍している人たちは、パ …

検索

当ブログの管理人

【当ブログの管理人】
似顔絵イラストphoto3

■肩書:良習慣プロフェッショナルコーチ

■キャリア
・ビジネス書作家
・早起きコンサルタント
・国際コーチ連盟(ICF)アソシエイト認定コーチ(ACC)
・トライアスリート
・100kmウルトラマラソンランナー
・会社員

など、複数の活動をしている複業家。
1975年生まれ。茨城県出身、東京都在住。

良習慣を定着させるコーチングによって、クライアントの人生を変えるサポートをしている。

サポートしたクライアントは良習慣の定着によって、独立起業、複業家デビュー、セミナー講師デビュー、電子書籍出版などの目標達成を果たしている。

■公式メディア
「良習慣の力!」ブログ管理人
「複業で自分を磨く良習慣」メルマガ発行者

さらに詳しいプロフィールはこちら

Facebookページ

メールアドレスを記入していただければ、ブログ更新をメールで受信することができます。