良習慣が身につかず、悪習慣ばかりが増えていく。
そんな現状を抜け出すために、宣言文を書いてみることをおすすめします。
早起きできずに二度寝をくり返していた頃の悩み
「どうしても早起きが習慣化できない・・・」
早起き習慣化に挫折しまくっていた頃、私の切実な悩みでした。
読書や運動の習慣化など、ほかの習慣化はうまくいっていたものの、早起き習慣化だけはどうしても定着しなかったのです。
そのときにうったさまざまな対策のうち、効果があったもの1つに
・早起きの宣言文
というものがあります。
このまま早起きができなかったらどうなるのか。
二度寝をくり返して後悔しまくった自分の先にどんな人生が待っているのか。
それを言語化してみたわけです。
いま探してみたら、Evernoteに2010年に書いてあった宣言文が残っていました。
かなり恥ずかしいものではありますが、もう時効かなと思うので公開してみます(笑)。
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実例:早起きする&二度寝をやめるための宣言文
以下に、宣言文をのせてみました。
■早起きについて
(1)私は、早起き人間です。
これまでに何度も早起きに挑戦してきました。
何度か成功したこともありました。
でも継続できていません。
本をたくさん読んで、早起きの効用を知りました。
いえ、知っているつもりになっていました。
「知識として知っているのに行動に移さない」のは、本当に知っていることにはなりません。
学生時代にも早起きに憧れたことがありました。
早起きのための本を読んでは挑戦し続けてきました。
その度に、何度も挫折してきました。
家族や友人たちに早起き宣言をして、その度に挫折してきた自分は、なんて情けないのでしょう。
人生で最悪の「二度寝」を繰り返して、惰眠をむさぼり、人生の膨大な時間を
無駄にしてきてしまいました。(2)私は、早起き人間です。
もし、このまま早起きをマスターしなかったら、未来の自分はどうなるのでしょう?
「早起きをする」と言って約束を破っていたら、この先もどんどん自分に甘さが出てきて、いまの自分よりだらしなくなるでしょう。
それでも6年前の自分と比べると、格段に成長しています。
でも早起きができなければ、ずるずるとまた昔のだらしない自分に戻ってしまうかもしれません。
そんな自分を、妻や子供たちは尊敬してくれるでしょうか?
(3)私は、早起き人間です。
早起きをすることは、人生を最高に輝かせるための第一歩です。
今の自分を、より輝かせることができます。
家族も早起きになるはずです。
そうすれば家族の幸せが増えます。
早起きすれば、運動習慣、健康習慣、掃除習慣など、新しい良い習慣を手に入れることができます。
「成功する人間」の仲間入りができます。
仕事に早く行けば、それだけ早く帰ることができます。
朝、余裕を持って家族と接することができます。
子供たちの仕度をせかさず、朝食をせかさず、玄関でせかさずに済むのです。
将来的には、家族と早朝ジョギングをして、早朝勉強をして、家族の人生に良い影響を与えたいと思っています。
妻と一緒に家事をやり、掃除をして、布団を上げて、ゆっくりと豆乳野菜ジュースをつくり、笑顔で「いってきます!」と言えるのです。
早起きをすることは、本当に良いことばかりなのです。
(4)私は、早起き人間です。
早起きは、僕という人間が持っている本来のリズムであり、僕の本来の力を
引き出してくれます。あの、憎き二度寝という悪魔の誘いを断ち切らなければならないのです。
これからの最初の3週間が勝負です。
どんな言い訳もしません。
自分のため、自分を信じてくれる家族のため、僕は早起き人間になります。
もう迷うのは止めました。
早起きで、自分自身の人生を最高の舞台にします。
以上、およそ10年くらい前に書いた私の宣言文でした。
この宣言文に毎日目を通していました。
そうしているうちに、脳内に「早起きができずに二度寝をくり返すこと=自分の痛みになる」ということを刷り込ませたのですね。
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宣言文を書くための3つのポイント
取り組みたい良習慣があるときややめたい悪習慣があるときは、ぜひこの宣言文を書いてみましょう。
といっても、宣言文を書くのは私も簡単ではありませんでした。
宣言文を書くポイントとして、以下の3点を書くことで素材出しをしてみると書きやすくなるはずです。
1:後悔した過去の痛みを思い出す
過去を思い出して、できなかったことややらなかったことで後悔したことを思い出しましょう。
たとえば、資格取得の学習をなかなかスタートしなかった過去があるとします。
結果として合格したあとに「もっと早くやっておけば良かった・・・」という後悔があったことを思い出すのです。
習慣化や目標達成でなかったとしても、似たような後悔をした記憶があればそれで大丈夫です。
そのときの後悔の気持を実感しましょう。
痛みはありますが、向き合うことが大事です。
2:現在困っている痛みに目を向ける
現状困っている痛みにフォーカスをあてましょう。
たとえば、仕事に関する本を読まずにYouTubeを見ることやネットサーフィンをしてしまうとします。
確かに、仕事に関する本を読まないからといって、すぐに困ることはないかもしれません。
しかし、そのままずっと本を読まないですごしていると、専門分野について教養のない人になってしまうはずです。
今はそれほど差がついていない同僚がいたとしても、その同僚が読書家であれば、5年後は大きな差がついているはずです。
また、毎日の仕事の効率化もできませんし、日々成長する期待感も味わえません。
そんな現状のままでいることで、どのような苦痛があるのか考えてみるのです。
すると、その苦痛をさけるために、本の1冊でもかばんに入れておこうと思ったり、スマホのKindleでいつでも読書をするようになるでしょう。
3:今の状態が続いた未来の痛みをイメージする
「現状が続いてしまったら、どんな痛みがまっているのか?」という状況をイメージしてみましょう。
将来の苦痛を、いまと結びつけるのです。
たとえば、ダイエットをせずにこのまま食べたいものを食べたいだけ食べていたら、将来どんなつらいことがあるのか。
太ったままでは、家族に「だらしないお父さん」と思われてしまうかもしれません。
会社の健康診断で体重計にのるときに苦痛を感じることやウエストを測られたときに苦笑いされることを想像してもいいでしょう。
もしかしたら、会社で出世ができないことや後輩に尊敬されていないのは、セルフマネジメントができていないと思われているからかもしれません。
そのように、現状が続いてしまった6ヶ月後、1年後、5年後がどんな苦痛が待っているのかイメージしてみるのです。
まとめ
以上のように、過去・現在・未来の「痛み」を考えて、素材を出します。
それらの素材をもとにして宣言文に盛り込み、文章にしていきましょう。
現状のままではどんな「苦痛」があるのか。
それを言語化して、脳内に刷り込んでいく。
それによって「痛み」を避けるようになるはずです。
あなたが困っている悪習慣があるのなら、ぜひ宣言文をつくることで追放していきましょう。
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■編集後記
昨日は、コーチングセッション1件。
クライアントTさんから「自分の強み100個を書き出すお手伝いをしていただきたい」とのテーマでした。
Tさんご自身が書き出した強み、長くご支援している私から見た強みのフィードバック。
そして、人生の重要事項や強みの言葉100個といった切り口から対話していきました。
セッション終了時に101個の強みができて、お互いに達成感を味わう感覚です。
それにしても、出会ったおよそ2年半くらい前とは別人のTさんがいて、驚きと喜びを感じました。
テーマは「複業(マルチキャリア)を成功させる方法」です。
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