わけもなくイライラしたり、理由がよわからないのにく八つ当たりしてしまったことはありますか?
もしそういったことに困っていたら、自分の感情を言葉にしてみる「感情日記の習慣」がおすすめです。
なぜいつも同じことでイライラしてしまうのか?
「なんだかいつも同じことでイライラしている気がする・・・」
「子どもの頃からいつも同じことをほめられるけど、なぜだかうれしくなるな」
「いつも同じようなパターンにはまってしまうのはなんでなんだろう、、、」
あなたは、そんなことを思ったことはないでしょうか。
ポイントは「いつも同じ」です。
その「いつも同じ」ことがきっかけになって、あなたの感情がアップダウンするわけです。
たとえば、あなたが「遅刻してはいけない」と思っているとします。
それなのに、職場に平気で5分遅刻してくる人がいる。
しかもまったく悪びれていない。
そんな人を見たとき、その人の感情がゆれます。
思わずイライラしてしまうわけです。
それで、気づくと「なんだかいつも同じことでイライラしている気がする・・・」という感情になるんですね。
でも、なぜ自分ではイライラしてしまうのかが、いまいちわからない状態。
このパターンに気づいて、イライラを減らす方法があります。
それが、「感情日記の習慣」です。
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誰にでも無数の思い込み(認知)がある
「感情日記の習慣」とは、自分自身の気持ちを言葉にすることです。
たとえば、
・今日も朝ルーティンができた!朝から達成感!
・午後から集中力が落ちて生産性が低かった。タスクもたくさん残って未完了感。。。
・○○さんのあとひと言が余計!誰もとくしないし自分は傷ついた・・・!
といった感じで、自分の感情に言葉をつけるんです。
やってみていただくとわかると思うんですが、感情というのは意外ととらえどころがありません。
それでも取り組んでいくうちに、自分の感情の起伏がわかるようになってきます。
私も毎日取り組んでいるところで、自分の感情をうまく言語化できたときはけっこう気分がいいんです。
そんな風に感情日記をくり返していくと、どうなるか。
自分の気持ちや感情を客観的にとらえる力が身についてくるんですね。
このようにとらえることを、専門的な表現で「メタ認知」といいます。
自分以外にもうひとりの自分がいて、自分を俯瞰して見ているようなイメージです。
「メタ認知」が鍛えられると、感情に振りまわされづらくなります。
理由は、自分がどんな風に物ごとや事実をとらえているのか、その「認知のクセ」が理解できるようになってくるからなんです。
私たち人間には、誰にでも無数の思い込み(認知)があります。
たとえば、ある事実があったとします。
そのときに、その人の思い込みがそのできごとをとらえます。
そのとらえ方によって感情が生まれます。
その感情がプラスのものなのか、マイナスになるのか。
それはその人の思い込みによるんです。
同じできごとなのに、人によって感情は違うことがありますよね。
それは、その人が持っている思い込みが原因なんです。
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感情の扱いをトレーニングする
たとえば、友人に「一緒に皇居でも走ろうよ」という誘いのメッセージを送ったとします。
それなのに、既読になって3日間がたったとしましょう。
さて、あなたは次の3つのうち、どう思うでしょうか?
(1)あれどうしたんだろう、心配だな
(2)もう、さみしいなあ・・・
(3)なんで返信しないんだ!
いかがでしたでしょうか?
(1)を選んだ人は「心配」という認知です。
「何かあったのかもしれない」と思うでしょう。
(2)を選んだ人は「悲しみ」という認知です。
「もしかしたら嫌われているのかも」と思うかもしれません。
(3)を選んだ人は「怒り」という認知です。
「なんて失礼な人なんだ!」と思っているかもしれませんね。
このようにして、人間はひとつのできごとからいろんなパターンの感情が生まれます。
ただ、その感情というのはとらえどころがないので、流れていってしまうもの。
ですから、自分がなぜそんな感情になったのか説明することが難しいんですね。
そこを感情日記であえて言葉にする。
そうすることで、自分の感情を扱えるようにトレーニングするわけです。
感情を言葉にすれば、感情と思い込みをわけて考えることができるようになります。
ですから、トレーニングが進むと一瞬イラッとしたときに「あっ、今は自分の怒りのパターンにはまってるな」という言葉が頭の中にフッと出てくるんですね。
ですから、むやみにイライラすることが減ります。
うまくいくと「ああ、、、イライラする思い込みの部分が刺激されてるな」というくらいに冷静にとらえることもできるんです。
むやみにほかの人にイライラしたり、短気な人は損をしている面もあると思います。
ですから、感情を扱うトレーニングを試してみるのもいいのではないでしょうか。
自分の感情をうまく扱えるようになれば、外側からの刺激に反応するばかりではなくなります。
結果、ストレスやイライラも減っていくのです。
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■編集後記
昨日は、良習慣コミュニティーのメンバーKさんとの事前ミーティング。
ほんの20分ほどの短い時間でしたが、やはりいい空気を感じます。
来月のスタートがますます楽しみになってきました。(^^)
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