自由すぎると、規律がなくてだらけてしまいます。
でも、規律がきびしすぎると、窮屈ですよね。
やはりバランス、大事だと思うのです。
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「すごい人」たちの意外な共通点
「この人はすごいな!」
私がそう思う人は、意外な共通点があります。
それは、
・自分は面倒くさがりやだ
・放っておくと、自分はなまけてしまうタイプだ
・ほかの人から「究極の飽き性」と言われた
といった過去を持っている、ということです。
そのような話を耳にするたびに、私は、「またまた・・・。とてもそうは思えないんですけど」と思うのですよね。
ただ、そういった感想を返すと、「そういう自分をわかっているからこそ、マイルールや規律を持つようにしている」と言うわけです。
それを聞いた私はまた、「いや、ですから、その規律の基準が高いんですよね。。。」とつぶやきます、、、心の中で(笑)。
私自身、自分を甘やかす心と、毎日格闘しています。
ちょっとでも時間ができたら、サボろうとする自分の心。
やっておく必要があることが残っているのに、それをやらずに別のことをしてしまう自分の心。
赤ちょうちんの前を通ると、ついお店に入ってしまいそうになる自分の心(笑)。
いったいどうすれば、自分を甘やかす心というのはなくなるのでしょうか?
「規律」と「自由」のバランスを考える
私の頭の中に流れる言葉で、「ひとりのときの自分が、本当の自分」というものがあります。
そう、ほかの人の目からの監視がないところで、いかに自分を磨いていけるのか。
それには、きっと「規律」が必要なのだと考えています。
たとえば、このブログ。
ブログ2,100記事を超えた記事を読んでくれた友人から、お祝いのメッセージが届きました。
うれしいものです。(^_^)
ただ、たまに勘違いされるのですが、こうして5年以上継続して書いていると、「伊藤さんはブログを簡単に書ける」と思われることがあるのですが、まったくそのようなことはありません。
昨日も頭がぼんやりしている状態で、必死にブログを書いていました。(^_^;)
その状態であっても、なぜ書くのか、書こうとするのか、そして、なんとか書いてきたのか。
これは、自分に「ブログを1日1記事書く」という「規律」を持つようにしたからです。
そう、でも、「規律」と聞くと、一瞬、不自由なイメージがありませんか?
学校の規則のような窮屈な感じ。
不自由なイメージがあって、嫌な感じを持つ人もいますよね。
しかし、私には「規律」が必要です。
もしも規律がなかったら、堕落しまくっている自信があります(笑)。
実際のところ、「規律」がなくなれば、不安定になりますよね。
運行ダイヤがない電車のような感じです。
「どこに戻ればいいの?」と思ってしまいますよね。
「規律」がなければ、毎日にコントロール感も生まれないでしょう。
「今日もブログを書けた!」という達成感も味わえません。
「今日は規律を守れたいい1日だったな」という充実感もありません。
生きていて、「コントロール感」「達成感」「充実感」がない毎日・・・めちゃくちゃ嫌です(笑)。
だからこそ、私は毎日に「規律」を持ちたいと思うのです。
しかし、その一方で、「絶対にこの規律を守ってやる!」とも思っていません(本来なら思うべきなのかもしれませんが・・・)。
実際、たとえば会社を1日サボっても、すぐにクビになることはないでしょう。
家族が離れていってしまうこともありません(たぶん・笑)。
毎日のタスクが24時間を超えてしまったときは、少しへこみますが、以前のような強烈な自己嫌悪におちいることもありません。
こうして見てみると、毎日の「規律」を持ちつつも、どこかで「自由」を取り入れているのだと思うのです。
「自由に見える人」の裏側にある「規律」を見る
この「規律」と「自由」のバランス。
私が会社の外に出てみてわかったことがあります。
それは、
・「自由」を大事にしているように見える人ほど、「規律」を大事にしている
ということです。
自由に生きて、自由に働いて、自由な場所ですごすことができている人たちがいます。
会社員ではなく、起業家やフリーランスの方たちですね。
表面的に見ると、「自由そうでいいなあ」という感じに思っていました。
しかし、その裏側を見ると、とても多くの「規律」を持っていることを知ったのです。
たとえば、「やらないことリスト」をつくっていている人。
友人からの仕事は引き受けなかったり、一度嫌な思いをした人とは仕事をしなかったり、朝のアポは入れないなど、きっちりとした「規律」があるのですね。
面倒くさがりでなまけものの私が、なぜ心からサボれないのか、その理由を考えたことがあります。
その結論は、そのように基準が高い人たちの日常を垣間見ているからだと考えています。
これが、自分の中の「自由」だけだと、簡単に崩れてしまいます。(^_^;)
おそらく好きなだけ食べて、好きなだけ飲んで、好きなだけ眠るでしょう。
そうして、だらしない行動をして、たるんだ体になり、他責で考えるようになるはずです。。。
これは、何よりも自分が一番よく知っているところです。
だからこそ、「もう、そこには戻りたくない」という感情があります。
あそこに戻るなら、良習慣を1つでも身につけたいと心から思います。
しかし、どれほど自分に言い聞かせても、だらしない自分というのは、常に私の心の中にいるのですよね。
どこにいっても、つきまとわれます(笑)。
おそらく、あなたは私ほどひどくはないはずです。(^_^)
私は自分で自分を甘やかしたことで、ほかの人を傷つけ、ほかの人を悲しませ、ほかの人をがっかりさせました。
それ以上に、自分にもダメージがありました。
それは、すべて自分の甘い心が引き起こしたことです。
物事を何でもスピーディーにこなせる人を、私は本当にうらやましく思います。
私にはとてもできないことなので。
だからこそ、せめて自分が「これはやりたい」と思ったことについては、こだわって継続していきたいと考えています。
少数の大切なことだけは、大切にできるような人間になりたいと思うのです。
そこで重要になってくるのが、「規律」と「自由」とのバランス。
そのバランスがとれるような毎日をすごしたいと願いながら、今日も必死にブログを書いています。
そして、今よりもっと良く変わっていきたいと思っています。
だらしない自分が存在していることを知りながらも、それでも「規律」と「自由」のバランスをとることをあきらめたくないのです。
あなたは、「規律」と「自由」のバランス、どのようにとっていますか?
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■編集後記
昨日は、連休前の会社の仕事の追い込み。
帰宅後は妻とゴールデンウィークに向けた準備など。
家族で楽しむための「ロゲイニング」に申し込みました。
「ロゲイニング」ずっと気になっていたので、初体験が今から楽しみです。
それと、自分のためにトライアスロンのレースにもエントリーしました。
今年の初レースは、6月16日の渡良瀬遊水地です。
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