やるべきタスクに振り回される毎日から抜け出したいと思ったことはありませんか?
脱出するためには、週に一度30分で良いので時間を確保して「ひとり会議」をおこなうことがおすすめです。
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流される毎日の中に立ち止まる時間をつくる
朝は目覚ましにたたき起こされて、余裕がない状態で満員電車に乗って会社にいく。
会社では様々なToDoがふってきて、振り回される。
ようやく会社を出ても夜遅く、趣味に没頭する時間はない。
自宅に帰り、家事を片づけてテレビでも見ようものなら、すぐに寝る時間になる。
そのようにして、3年前とほとんど成長していない自分にふと気づく。
そうして、「俺、、、このままではまずいな。。。」と感じる。
しかし、翌朝から、また同じような日々が続いていく。
多用な現代人には、特に珍しい光景ではないでしょう。
実は、私の10年前も同じようなものでした。(^_^;)
このような流れの中では、
・移動中
・食事中
・なんとなく過ごす時間
といったようなある程度のかたまりの時間をつくるのがせいぜいです。
しかし、多少かたまりの時間があったとしても、じっくりと考えごとをする時間にはなっていません。
考えごとをするときは、しっかりと時間を確保して考えごとをすることが重要です。
「ひとり会議」をおこなうための5つのポイント
そこで私は、週に1度は時間を確保して「ひとり会議」をおこなっています。
やり方は簡単です。
会社を早めに退社して、地元の駅から自宅までの帰りみちにある行きつけのやきとん屋さんに立ち寄ります。
お店に迷惑はかけたくないので、カウンターに座ります。
そこでおもむろにノートを広げ、
・1週間の振り返り
・今後の短期的なゴールの確認
・中長期的なゴールの確認
・明日からのタスクの割り出し
などを書き連ねていくのです。
ひとり会議を実践する際に、私が持っているマイルールは次の5つです。
(1)手書きで書く
このひとり会議で特にこだわっていることがあって、それは「手書き」でスケッチのようにアイデアやタスクを描くことです。
私の場合、なぜか手書きのほうがアイデアがでやすいのです。
そのようなメリットがあるため、ひとり会議ではマインドマップを活用しています。
(2)だめ出しはしない
たとえ今の自分にはとても手が届かないようなゴールであっても、だめ出しはしません。
自分の夢を自分がだめ出しするわけにはいきませんからね。
(3)ネット検索はしない(スマホの電源をオフにする)
なるべくネットに頼りません。
ゴールに必要な調べものをする場合は使いますが、連続で使い続けることはありません。
(4)ちょっとはアルコールも入れる
思考を解放するために、アルコールもOKにしています。
普段、理性で抑えている自分欲求にアクセスしやすくすることが狙いです。
・・・飲みたいからっていう、言い訳ではありませんよ。(笑)
ただ、酔いの力を借りて、思いきってビジネス書の著者にメールしたこともありますが。。。(^_^;)
(5)その場で行動できるタスクをベビーステップで行う
会議の終わりに、ベビーステップの行動をおこないます。
思いついた友人にメールだけするのでも良いし、翌朝のタスクを洗い出すだけでもOKです。
その場で、簡単にできる行動です。
ほんの10秒とか30秒でできることを実行します。
これからのゴールに向けて「くさびを打っておく」イメージです。
ひとり会議の時間を天引きして自分の本質を探求しよう
ひとり会議をおこなうことは、「いまの自分は、時間をコントロールできているか?」というバロメーターにもなっています。
どういう意味かというと、「1週間にたった30分ほどの時間もとれない状態」というのは、私にとって異常で、そのような状態におちいってしまっているのは、何かを変えなければいけないときなのです。
ここで出てくる「変えるべき活動」とは、
・会社の仕事だったり、
・週末起業の仕事だったり、
・人と会うことだったり、
・セミナーを開催したり
・勉強会に参加することだったり、
・家族と遊びすぎたり、
といった活動があります。
それらの活動のバランスがうまく取れていないときに、ひとり会議のようなわずかな時間もとれないくらいにタイムマネジメントが破綻している、ということがわかるというわけです。
そのため、できる限りコーチングセッションもいれずに、毎週1度、火曜日の夜をブロックしているのです。
ひとり会議の時間を大切にして、
・自分はどのようなことを考えているのか?
・自分は本当は何をしたいのか?
・自分はどのようなライフスタイルをつくりあげていくのか?
といったことを興味のおもむくままに書きつづってみましょう。
私は、セルフコーチングのフォーマットを持っているので、そのフォーマットに沿って自問自答をしています。
たとえば、
・今の生活のまま3年たったら、自分がのぞんでいる未来にたどり着けているだろうか?
という質問があります。
その質問からイメージすると、
・もっと時間を大切にしたい
・良習慣によって、自らがなり得る最高の自分に近づきたい
・では、そのためにやるべきことは何か?
といった答えが出てきます。
そのような問いかけに対する答えのひとつひとつが、未来の自分を形づくるのです。
たとえば、私ならこれまでに、
・早起きセミナーを大阪で開催する
・「100人コーチング」にチャレンジする
・社外の友人たちとのつながりを深めるために勉強会を開催する
・継続でマイコーチをつける
・国際コーチ連盟の資格取得にチャンレジする
といったアイデアは、ひとり会議から生まれているのです。
3年、5年、10年。
そのような単位は、現時点からイメージすると不明確で、現実感がありません。
だからこそ、理想を思い描き続けなければならないと考えています。
そのためには、流れていく日々の中でぼんやり考えるのではなく、ひとりで立ち止まって考える時間が必要なのです。
今の時代ですから、ネットは便利です。
検索すれば、たいていのことは答えを教えてくれるかもしれません。
しかし、そこで見つけた答えは「ほかの誰かの答え」であって、自分の答えではありません。
より本質で重要なことは、自分の内部にあるものです。
自分の本質とは何なのか?
自分は何を得たいのか?
自分はこの人生で達成したいことは何か?
その答えを探求し続ける習慣は、自分にとってより良い人生を追い求めていくために不可欠なものです。
そのためにも、自問自答する時間を天引きしておくことが大切になってくるのです。
まずは週に30分で良いので、ひとり会議を実践してみましょう。
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■編集後記
昨日は20回目の早起きセミナーを開催しました。
セミナーをやることは、私にとって充実の時間。
20回開催は今年の最低目標だったので、クリアできて嬉しいです。(^_^)
まだまだ続けていきます!
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