コーチやコンサルタントの強いセールス文を読んでいると、まるで「あなたに魔法をかけます!」といったような感覚になることがあります。(^_^;)
ただ、どれほど優秀なコーチやコンサルタントをつけても、最終的に努力するのは自分自身です。
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良いできごとと悪いできごとの起源
「良いことも、悪いことも、すべての源は自分なんだよ」
これは、私が母親から教えてもらった数少ない教え(笑)のうちの1つです。
学生時代に教えてもらった言葉だったのですが、当時は正直なところ「なるほど、、、わかるような気もするけど・・・?」くらいにしか思っていませんでした。(^_^;)
しかし、社会人になって、いろいろな経験をしてくると、この言葉の重みがわかってきました。
先日、友人のコーチから興味深い話を聞きました。
それは、友人のコーチが契約しているクライアントから、「コーチのアドバイス通りにしたのに、うまくいかなかった」と不満を言われたというのです。
友人のコーチは誠実な人で、クライアントをだますような人ではありません。
また、コーチは基本的には自分の考えをクライアントに押しつけることはしませんので、クライアントから「コーチはどう思いますか?」というアドバイスを求められたからこそ、自分の考えを述べただけだそうです。
ベテランのコーチやコンサルタントであっても、すべての正解がわかるはずもありません。
そのクライアントの方は、そのような前提を見失ってしまい、そのような発言をしてしまったのでしょう。
「自分で選んだ」という決断を忘れない
コンサルタントやコーチを雇う場合、
・自分よりすごい人なのだから、色んなことを知っているだろう
・だから、その人の言うとおりにやれば正解なはずだ
という風に思うのは仕方のないことかもしれません。
事実、私はそのように考えていた時期があります。。。
しかし、それは危険な考え方ではないでしょうか。
なぜなら、その思考の元に「自分で考えてから選択する」という視点が抜けてしまっているからです。
また、そもそも論から考えると、「あなたのせいで・・・」と言った人を選んだのは、ほかの誰でもなく、そのクライアントなのです。
その視点を忘れて、アドバイスをくれたコーチの批判をするというのはどうなのだろう、と、ちょっと考え込んでしまいました。
・・・考えてみると、パートナー選びや会社選びにも通じることかもしれませんね。
自分が選択した相手に対して、文句を言うという。。。(^_^;)
自分の決断を正解にしていく
どれほどすごい人だとしても、私たちは同じ人間です。
けた違いにレベルが違う人というのは、そうそういないはずです(いたとしても、身近に出会っていない可能性が高いでしょう)。
誰にだって間違いはあるし、誰にでもわからないことはあるものです。
その点を理解していれば、たとえクレームを言いたいようなことがあっても相手を責めるようなことはせず、「では、どうすればいいのか?」ということを考えていくようになります。
生きていれば、想定外のトラブルに巻き込まれることはあります。
それでも、長期視点でとらえ直してみると、意外とそのトラブルが自分に足りないところを教えてくれるできごとだった、というのはよくある話です。
そのような意味でも、結果を嘆く思考にならずに、なるべく柔軟性を持っていないと、ほかの人に期待し過ぎて、思いもよらぬ展開になってしまうかもしれません。
ほかの人へ期待するより、自分の選択を正解にするための行動を積み重ねていきましょう。
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■編集後記
プロ野球観戦のためにチケットを購入しました。
6月14日、東京ドームでのジャイアンツ対ソフトバンクです。
ファミリー席というのがあることを初めて知りました。
3枚セットか4枚セットしかないのですが、1人1,900円と、かなりお得なんですよね。(^_^)
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