「がんばる」という言葉。
便利なんですが、実態が不明な言葉でもあります。
この記事は「一度、がんばるを禁句にしてみませんか?」という提案です(一定期間でもいいので)。
「がんばる」とは具体的に何をするのか?
先日、家族のLINEで、息子が「がんばる」を多用していました。
もちろん、悪いことではありません。
ですから、最初はスルーしていました。
ただ、回数が多かったんですね。
私はつい「がんばるって具体的に何をすること?」と息子にLINEで返信してしまいました。
家族には、こういう仕事っぽくなるようなコミュニケーションをするのはやめようと思ってるんです。
でも、つい言ってしまったんですね。
忘年会の帰り道ということもあり(言い訳ですけれど)。
「がんばるって言葉を使うのってそんなに悪いことかな?本人ががんばるって言ってるんだから、それでいいんじゃない?」という意見もありました。
確かに、そうなんですね。
本人が「がんばる」と言っている。
それなら相手を信じるしかありませんよね(期待しすぎずに)。
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「がんばります!」という人は「がんばらない」の法則
なぜ、私が「がんばる」に反応してしまうのか。
それは、もう「経験上、がんばるという人はがんばらない傾向にある」と思っているからです。
「がんばる」という言葉は便利です。
ただ、「がんばる」を連発する人で、本当にがんばっている人をあまり見たことがないんです。
むしろ、「がんばる」を連呼する方は、行動しないことのほうが多いように思います。
残念ながら。
「がんばる」という人が行動しない傾向にあるのは、理由があります。
「がんばる」人が行動しないのは、「がんばる」という言葉には、
・いつ
・どこで
・何を
・どうする
という具体的なものがゼロだからなんです。
要は、
・「がんばる」と言うのは、「具体的な行動がわかりません」という告白
なのですね。
私たちの脳は、あいまいなままにしておくことを好みます。
「がんばる」は、あいまいにしておくのに、とても都合がいい言葉なのです。
「がんばる」と言っておけば、やらなくても大丈夫だからです。
一方、脳は表現を明確にしないと行動できません。
「それで、具体的には何をするの?」という問いに答えなければ、どうやって行動していいのかがわからないですよね。
ですから、息子には「がんばる」という言葉を、もっと具体的にして欲しいと思ってしまいました。
その勢いで、LINEを返信してしまったわけです。
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「がんばってね」よりも「応援してるよ」
私は、相手に「がんばる」と言わないようにしています。
同時に、相手に「がんばってね」という言葉も言いません。
なぜなら「がんばってね」という言葉は強いんです。
言われるほうのプレッシャーが大きいのです。
「がんばってね」と言われるプレッシャー
「がんばってね」と言われるとき、本人はそもそもがんばっているときが多いもの。
以前の私の体験です。
8年くらい前の話です。
当時の私は英語学習を習慣化。
TOEIC900点以上を目指していました。
ただ、試験に向けて勉強がうまく進まず、自信がない状態で試験にのぞむことに。
当然、緊張していました。
家計からお金をかけてもらい、学習時間も理解してもらっている日常。
それなのに「たぶん、、、いい結果は出ないだろうな……。」と思っている状態。
それでも、試験に行かないわけにはいきません。
自宅を出るとき、家族が玄関まで見送ってくれました。
「がんばってね」
その言葉、私にとってすごくプレッシャーだったんですね。
苦しかったんです。
「がんばってください」は危険
そのような経験があるので、それ以降の私は、試験などを控えている相手に「がんばって」と言わないようにしています。
その代わりに「応援してます」「応援してるね」と伝えています。
コーチになってからは、特に「がんばってください」と言いません。
「がんばって」以外の言葉を探すようにしているのです。
一方、クライアントさんが「がんばります!」と言われた時は、こうお伝えします。
「ありがとうございます。でも、がんばらなくていいので、いつ・どこで・何を・どうするか、をお約束してもらえますか?」と。
ただ、性格が悪いだけのかもしれませんが。(笑)
でも「がんばってください」は危険です。
ニュアンスとして「私はがんばりません。でも、あなたはがんばりなさい」というふう感覚もあるからです。
どこか突き放してしまうような。
それなのに「がんばれ」は気軽に使えてしまうので、注意しています。
「がんばれ」以外の言葉を考えよう
親としても、同じ気持ちでした。
コーチとしても、親としても、息子に「がんばれ」以外の言葉をかけたいと思っています。
あなたが、もしお子さんをお持ちであれば、ぜひ「がんばれ」以外の言葉を考えてみませんか。
私は、「応援しているよ」という言葉が思いつきました。
どうしても、あなたが「がんばれ」以外の言葉が思いつかないときは、せめて言葉の頭に「一緒に」という言葉つけていただけますでしょうか。
そうすれば、あなたも一緒に行動するはず。
そうなれば、Win−Winですよね。
そんな意味も込めて、「がんばる」という言葉を禁句にする。
そして、「がんばる」以外の言葉がけを考える。
それが、私の「がんばる」を禁句にするための対策です。
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■編集後記
昨日は、休みをとって妻と『あなたの番です 劇場版』を鑑賞。
日本橋だったので、2人で紅とんへ(開店直後を狙ったのでガラガラでした)。
帰宅後、「習慣化オンラインサロン」のサポーター感謝祭に参加。
感謝のエネルギーがあふれるすてきな時間をすごせました。(^^)
テーマは「複業(マルチキャリア)を成功させる方法」です。
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