「Aにするか、Bにするか?」
この問いがやってくると、私たちは迷います。
仮にどちらかを決断しても、後悔することもあります。
そんな状況を抜け出すためのうってつけの質問があります。
それが、
「ほかには?」
です。
二者択一のジレンマ
今日は「良習慣コーチング塾」の講座を開催しました。
講座の中で「あっ、やっぱり人の脳ってトラップにはまりやすいんだよな」と思ったことがあったんですね。
それは、
・二者択一のトラップ
です。
私たちが悩むとき、このトラップにはまっていることが多いんですね。
ゼロか、100か。
白か、黒か。
やるか、やらないか。
この状態に陥ると、私たちは決断しづらくなります。
たとえば、会社員の方が「今の会社で一生働くだけで、人生を後悔しないだろうか?」と悩むこと。
よくありますね。
過去の私です(笑)。
すると、そこから考える選択肢は2つです。
それは、
(1)転職する
(2)独立する
です。
これは悩みますね。
転職しても、会社員であることは同じです。
環境が変わっても、私自身の意識が変わらなければ、単に会社をスライドしただけになるだけでしょう。
一方、独立はどうか。
もっと厳しいです。
自信を持って名乗れる資格なし。
特別なスキルなし。
人さまにお伝えできる実績もなし。
たしかに人生は大きく変わりそうですが、世の中という大海原で遭難しそうです。
すると「やはり、今の会社でサラリーマンを続けるしかないよな……。」という結論になるわけです。
二者択一である限りは。
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横展開の質問「ほかには?」
でも、こんなときはよく考えたいですよね。
江戸時代ならまだしも、これだけたくさんの働き方が増えている現代。
働き方に、
(1)転職する
(2)独立する
しか無いはずはありません。
でも「二者択一のトラップ」にはまっていると、そこから視野が広がらないのですね。
結果、抜け出せないわけです。
そんな風に「二者択一のトラップ」にはまっていることに気づいたら、いったん深呼吸しましょう。
そして自分に問いかけてみるのです。
「ほかには?」と。
この「ほかには?」という質問。
コーチングではビギナーからベテランまで使う質問です。
なぜか?
これは、
・思考を横に広げてくれる質問だから
です。
凝り固まった視点を、横展開してくれるのです。
前述の通り、
(1)転職する
(2)独立する
でも迷っていて、結局何も動き出さなかったとします。
すると、現実は何も変わりません。
「このままじゃまずい」と思いながら、また同じ日常が過ぎ去っていきます。
時間がもったいないですよね。
ですから、
「ほかには?」
と自分に問いかけてみる。
すると、思考や視点が横に広がります。
結果、選択肢が広がります。
「そうか、複業という働き方もあるな」という選択肢に気づくわけです。
そうして、
(1)転職する
(2)独立する
(3)複業する
という選択肢となります。
こうすれば、動けます。
自分でビジネスを考えてみる。
サポートスタッフとして働く。
ブログでアウトプットしてみる。
そんな風に選択肢が広がるからです。
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大事なのは「自分で決めた」という理由
わかりやすいのは、住宅ですね。
よく悩むのは、
(1)一戸建てを購入する
(2)分譲マンションを購入する
という「二者択一のトラップ」です。
でも、
・借入が大きくなる
・家族の状況も変わる
・転勤があったときにすぐ売れるかわからない
など、不安もあります。
これも、私は過去に悩みました(結果、賃貸マンションにしているのですが・笑)。
でも、これだけ住環境が変わる中で、2択しか無いわけがありませんよね。
ですから、「ほかには?」と考えてみる。
すると、
(3)借家を賃貸する
という選択肢が出てくるかもしれませんよね。
実は、今日の「良習慣コーチング塾」の講座でもあったんです。
実践ワークで、寝具について、
(1)ふとんを買うか
(2)ベッドを買うか
というテーマがありました(「軽いテーマで」とお願いしたので)。
ふとんもベッドも、どちらにしてもメリットとデメリットがあります。
受講生の方だけでなく、私自身もいつの間にか「二者択一のトラップ」にはまっていました。
そこで、
「ほかには?」
と質問してみる。
結果、出てきたのは、
(3)デスクつきのロフトベッドを買うか
という選択肢です。
「おー、なるほど」と。
しかも、そのあとに、
(4)ソファベッド(収納つき)を買うか
のアイデアまで出てきたんですね。
すると、
(1)ふとんを買うか
(2)ベッドを買うか
(3)デスクつきのロフトベッドを買うか
(4)ソファベッド(収納つき)を買うか
というように、選択肢が増えました。
ここから選べるわけです。
自分ひとりだと「二者択一」だったのに。
「やっぱり質問って興味深いな」と、あらためて感じたのです。
選択肢に迷ったときは、ひと言、
「ほかには?」
と自分に問いかけてみましょう。
さて、私たちは、選択が1つしか選べないと決断できません。
選択肢が2つになると、葛藤やジレンマに悩みます。
ですから、3つ以上の選択肢を出すこと。
ここが重要なんですね。
たしかに、選択肢を考えるのは面倒かもしれません。
でも、選択肢を3つ以上出す最大のメリットがあります。
それは、3つ以上の選択肢から選ぶと、その選択に対して、
・「自分で決めた」という理由を持てる
のです。
これ、大事ですよね。
そのためにも、選択に迷ったときは、
・「二者択一のトラップ」に注意する
・選択肢は3つ以上出す
と対処してみましょう。
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■編集後記
昨日は、朝6時30分から「習慣化オンラインサロン」の朝活に参加。
夜は「良習慣コーチング塾」の講座準備。
帰り道に平本あきおさんと古川武士さんの対談を聞いていました。(^^)
平本あきおChannel【Youtube対談】古川武士さん – YouTube
テーマは「複業(マルチキャリア)を成功させる方法」です。
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