アウトプットするなら、相手に伝わって欲しいもの。
だとすれば、わかりやすさは重要です。
なぜ、アウトプットの速度が変わるのか
日常的にブログやセミナーなどで、言葉を使ってアウトプットしています。
すると、気づくことがあります。
何かというと、
・アウトプットの速度の違い
です。
あるときは速く書ける。
別のときは遅くなる。
「この違いは、何なんだろう?」と。
考えてみると、シンプルでした。
答えは、
・私の理解度の違いが、アウトプット速度の違いをつくる
です。
以前の私は「文章を書くのが苦手だ」と感じていました。
なぜなら、自分が表現したいものに対して、しっくりくる言葉を思いつくことができなかったからです。
当然、ブログ1記事を書くスピードも遅くなります。
そのため「ボキャブラリーを増やさないと」と感じていたんです。
「使える言葉の数が少ないから、文章で表現できないんだ」と信じていたんですね。
「語彙が豊富になって、表現力が高まればブログも速く書けるはず」だと。
その考えは、100パーセント間違ってはいないと思います。
ただ、完全に合っているわけでもありませんでした。
実は、私が足りなかったのは、言葉の数ではなかったんですね。
真実は、自分が伝えたいことに対する「理解が足りていなかった」のです。
つまり、私にとっての真実は、
・「文章を書くのが苦手だ」
ではなく、
・「自分でもよくわかっていないことを伝えようとしていた」
のです。
ですから、表現するのに時間がかかったわけです。
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思考の整理があるのか、ないのか
ブログの記事を速く書けるときがあります。
セミナーのコンテンツもバリバリ進められるときがあります。
その理由は、
・事実を表現する
・目の前で見た体験を描写する
・ほかの人から聞いたことをそのまま書く
からです。
これらは、何とかなります。
なぜなら、私の頭の中の考えを、わかりやすく整理する必要がないからです。
ただ、そこには思考の整理のあとはありません。
一方、記事を書くときに時間がかかるときがあります。
それは、自分でも理解不足のときなんですよね。
ですから、
・自分の思考を整理する
・抽象的なことをわかりやすく書く
・「要するに、どういうことなのか?」を考える
という場合は、難易度が上がります。
ブログ1記事を書いたり、セミナーのスライドをつくるときも、時間がかかるわけです。
結局、私たちが読み手として「わかりやすい文章だな〜♪」と感じるときは、書き手が理解して書いているからわかりやすいのです。
一方、読んでいて「わかりづらい文章だな……。」と感じるときは、書いている方がいまいちわかっていなかったりするのですね。
私は、書き手と読み手、両方の立場からそう感じています。
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「要するに、何が言いたいのか?」を決めよう
では、わかりやすい文章を書くために、どう解決していけばいいのでしょうか。
私が取り組んできた(取り組んでいる)のは、たった1つです。
それは、
・「要するに、何が言いたいのか?」を決めてから書き始める
ということです。
その1つの主張に向かって、文章をつなげていく。
すると、私の文章たちの総力戦が始まるわけです。
サッカーで例えると、1つのゴールがある。
そのゴールをめがけて、チーム全員でボールを運んでいくイメージです。
ですから、私たちが取り組むべきは、
・わかりやすい文章
というより、
・わかりやすい思考
に向かっていったほうがいいわけです。
そのためには、主張を1つにすることが大事なのだと思うのです。
そのようにして、わかりやすい文章のために、日々2つのトレーニングをしています。
それは、
(1)主張がわかりやすい文章を読む
(2)その文章を自分でも使ってみる
です。
まずは、わかりやすい文章を読む。
そのためには、自分にとって、
「この人の文章はわかりやすいな」
「この人のアウトプットは響くなぁ」
という人を見つける必要があります。
今の自分では書けない文章。
でも、近づきたい文章。
そんな文章に、日々接することが大事です。
言語レベルが少しずつ高まります。
子どもが、両親の言語レベル以上になりづらいように、私たちも見聞きする言葉のレベルを高める。
そこからわかりやすい文章の呼吸がわかってくるはずです。
次に、お手本の文章を参考にして、書いてみましょう。
ブログなどでアウトプットしているなら、積極的に使ってみる。
本番で使った方が身につきます。
大丈夫です。
よほど独特の言い回しじゃない限り、誰にも気づかれません。
気づかれたとしても少数のはずですから。
その少数の人たちも、すぐに忘れてしまうはずです。
私は、写経を習慣化したことがあります。
好きな作家の方の文章を、そのままなぞりました。
すると、様々なことに気づきます。
たとえば、1つの文章にしても、
「結論が最初にある!」
「一文一義になっているから、わかりやすいんだな」
「なるほど、箇条書きにするとすっきりする」
「1文を短くするのは有効だ」
「かぎ括弧を多用して、強調しているのか」
という書き手の工夫を感じられるんですよね。
そのようにして、トレーニングをしてきました。
今でも、「これは!」という言葉を速攻でメモ。
メモアプリにストックして、見返しています。
おかげさまで、私の文章を読んで、「わかりやすい」という評価をいただけるときが(たまに)あります。
(ブログを書き始めた頃は、誰にも評価されませんでしたが……。)
多少なりともわかりやすくなっているなら、トレーニングの成果なのだろうと。
ありがたく受け取るようにしています。
さて、あなたがアウトプットする文章は、わかりやすいでしょうか。
もし「わかりづらい」と言われたり、「わかりやすい」と言われることがないときは、
・「要するに、何が言いたいのか?」
を決めてから書き始めてみましょう。
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■編集後記
昨日は、夜にスタバで「良習慣塾」セミナー準備。
途中、「良習慣塾」メンバーとの集中タイムも。
おかげで、いつも以上にはかどりました。
帰りは、駅から塾終わりの娘とともに帰宅。(^^)
テーマは「複業(マルチキャリア)を成功させる方法」です。
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