EKトライアスロンという大会のスイムパートに出場したものの、タイムアップで時間内に完泳できませんでした。(^_^;)
レースの記録とともに、その模様を記事にします。
(夜の東京辰巳国際水泳場)
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江戸川区・江東区在住者が参加できるEKトライアスロンレース
先日、私が参加した「EKトライアスロン」大会は、江戸川区・江東区在住の人が出場できるトライアスロンの大会です。
出場選手は全部で30人前後くらいで、タイムの測定も選手たちが行うという、とてもアットホームで小さな大会です。
参加費も2,000円とリーズナブルです。
開催方法が少し変わっています。
まず、9月に東京辰巳国際水泳場のメインプールで1.5キロを泳ぎます。
次に10月の別日に荒川の中土手でバイク40キロとラン10キロを走ります。
2日間・3種目の合計がその選手の記録となるのです。
昨日は、初日のスイムの日でした。
トレーニング不足を痛感したスイムパート
受付は19時前にすませました。
スイムパートは、
・19時15分スタートで20時までの1回目
・20時スタートで20時45分までの2回目
があります。
私は20時スタートの2回目でした。
1回目のレースを見ていると、速い人は24分くらいで完泳しています。
私は日産カップが48分だったので、2倍のスピードですね。(^_^;)
そうして1回目の人達が泳ぎ終わり、いよいよ私が出場する2回目に。
スイムキャップの色を分けて、10秒ごとに1人ずつスタートしていくスタイルでした。
申告タイム順にスタートするため、私はてっきり最後尾だと思い込んでいましたが、私より申告タイムが遅いかたが1人いました。
若い男性でした。
私は彼に「(泳ぎが)本当に遅いので、どんどん抜いていってくださいね」と話しかけました。
彼は「いえいえ、私は制限時間内に泳ぎきれるかもわからないので、きっと抜けないと思います」という答えがはにかみ笑顔でかえってきました。
私はその返答に笑いつつも、「自分より遅い人がいると、少しだけ安心だなぁ」と思っていました(笑)。
すぐに私の順番がきたのでプールに入り、前の人の10秒後にスタートしました。
スタート〜200メートル
最初はウェットスーツのおかげで、スムーズに泳ぎ出せました。
「あっ、軽い」という感じで、楽に泳ぐことができました。
しかし、それは50メートルを泳いだところで終わりました。
なんと、プールでのターンの練習をほとんどしておらず、、、情けないことにターンであせって呼吸を乱し、いきなり調子をくずしました。
50メートルのあと呼吸は乱れ、少し過呼吸のようになっていました。
それが200メートルまで続き、きつかったです。
いつもの弱虫の心がまた出てきて、「もうリタイアしようかな・・・」というささやきが聞こえてきました。
・・・が、「プールで、しかもウェットスーツ着ているのにリタイアって、、、」と思い直し、なんとかやり過ごしました。
200メートル〜500メートル
200メートルをすぎると過呼吸がおさまり、普通のペースに戻ることができました。
マラソンでもそうなのですが、レースの走り出しはいちばん体が重いです。
5キロや10キロをすぎて体があたたまってくると、走りやすくなるのです。
スイムも似たようなものなのかもしれないな、と思いながら泳ぎました。
途中で足がかるくつりましたが、なんとか泳いでいるうちに消えました。
500メートル〜1000メートル
泳いでいる間、たくさんの人に何度も何度も抜かれました。
海とは違い、抜かれるときに溺れそうになるほどあせることはありませんでしたが、それでもやはり心も体もペースは乱れます。
スタートで私より遅れてスタートしたあの若い男性にも何度が抜かれました。
このとき、私は学生時代を思い出しました。
「今日のテスト、もう捨てたわ〜。ぜんぜん勉強できなかったから。」と言う人いましたよね。
それで、私は「俺も、俺も。今日は捨てよう。」と同調します。
後日テストが返ってくると、その友人は良い点数をとっていて、自分は本当に悪い点数をとる・・・という、あの図式ですね。
同調した自分が恥ずかしくなるという・・・(笑)。
そのようなことを考えつつも、「いやいや、そもそも完全にトレーニング不足だよね。。。」と泳ぎながら反省しました。
レース後、そのことを妻に話すと、「レース中に気づいても、、、それじゃ遅いよね」と言われましたが。。。
1000メートル〜終了
500メートルと1000メートルのターンのときに、計測員のかたが声がけをしてくれます。
「1000メートルです!」という声がきこえたとき、安心しました。
ようやく、あと3分の1。
だいぶ腕が疲れてきていましたがもう少し。
ターンのときに周りを見てみると、どうやら泳いでいるのは私だけのようでした。
最後尾を泳ぐのはこれまでにも何度も味わっています。
最初に1500メートルを泳いだお台場でのスイム大会でも、日産カップのスイムパートでも味わっていた光景でした。
辰巳国際水泳場のメインプールを1コース貸切で泳いでいる、というのは少しプレミアムな気もしましたが、もちろん嬉しくはありません・・・。
そうして1200メートルのターンにきました。
するとそこで計測のかたでしょうか、私を呼ぶ声がしました。
「む、嫌な予感・・・。」
その嫌な予感はあたりました。
計測の方から、「伊藤さーん、すいませんが、あと100メートルでいったん終了にさせてください!」というかけ声があったのです。
それは、スイム45分のタイムアップの合図でした。
この瞬間、私が時間内に完泳できなかったことが事実となりました。
「ああ、時間内に完泳できなかったな・・・」という思いを胸に、最後の100メートルを泳ぎました。
少しだけ、せつない100メートルでした。
つらさをバネにしてあきらめずにリベンジを狙う
苦手のスイムパートに挑戦したものの、1300メートル泳いだところでタイムアップ。
記録としては残り200メートルのタイムは、1300メートルまでの100メートルごとの平均タイムを計測していただき、バイク・ランには出られることになっています。
しかし、制限時間を守ることができませんでした。
事実上はリタイアと同じでしょう。
やはり6月に日産カップのトライアスロンを完走して、安心していたとしか思えません。
実際、その後のプールトレーニングの回数は減少し、週に1度行くのがせいぜいでした。
もともと泳ぎは苦手ですし、今年に入ってようやくかなづちを少し脱した程度なのに何を安心してしまったのでしょうか。
当然このトレーニング量では、泳ぎが速くなることはありませんよね。。。
「定期的なトレーニングをする方法を考えないと・・・」と、自分に言い聞かせています(あきらめは悪いほうなのでどこかで挽回したいです)。
次回出場する機会があったら、制限時間内に完泳することを自分に誓いつつ、東京辰巳国際水泳場から辰巳駅までの道のりを歩きました。
帰り道が、来たときよりも少しだけ暗く感じました。
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■編集後記
やはり制限時間内にレースを終えることができないというのは、つらいものです。
自分が招いている結果でだけに、なんとも無力感を味わうものですね・・・。
10月のバイク・ランパートまで、少しでもトレーニングを積んでいきます。
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