最近、とくに「時間の使い方に悩んでます」という声を聞くようになってきています。
そこで、ご相談される方たちが、ちょっとだけ見落としているポイントを記事にしてみました。
時間とエレベーターの共通点
「24時間に、できる限りたくさんのことを実践したい」
やることがあふれている人なら、思ったことがあるはずです。
私もそうでした。
実際、
・読書をしたい
・ブログを書きたい
・運動をしたい
・セミナーもコーチングもしたい
・家族や友人とも遊びたい
と思い、できる限り時間をやりくりしてきたんです。
ただ、それにも限界があります。
「やることをたし算していく」という戦術しか持たないと、いずれ破綻するんです。
たとえ、どれだけ時間の達人であっても。
なぜなら、時間の枠は決まっているからです。
当然ですよね。
それなのに、パンパンに詰め込んでしまうわけです。
このイメージは、私にとって「エレベーター」です。
以前、エレベーターがいっぱいなのに、無理に乗ってくる人がいて。
ブザーが鳴ったんですね。
そのとき、ふと感じたんです。
「これって、なんだか時間の中に無理やりタスクを詰め込んでいる自分みたいじゃないか」と。
1つのエレベーターには、入れる人数や重さが決まっています。
時間も同じです。
ブザーがな鳴れば、タスク管理の破綻です……。
たとえば、1日にら24時間という制限があります。
それは誰にも変えられません。
それなのに、なぜか「もっと入るはず」と思ってしまうんですね。
結果、エレベーターはぎゅうぎゅう詰めです。
それなのに、
「そうだ、瞑想もいいみたいだから取り入れよう」
「ジャーナリングもいいな」
「寝る前にストレッチも」
みたいに押し込んでしまうんです。
するとどうなるでしょうか。
エレベーターから「ブー!!」とブザーが鳴ります。
「もう乗れません。定員オーバーですよ」と。
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「すべてを毎日やる」というトラップ
私たちの時間にも、エレベーターのようなブザーがあるといいですよね。
ランニングや読書などの習慣をもっとやろうとすると、「もう、新しい習慣は入りませんよ」とブザーを鳴らしてくれる。
そんな仕組みがあれば、私たちのやることの詰め込みが減るはずです。
ただ、残念ながら私たちの時間管理にブザーを鳴らしてくれる仕組みは無いんです。
ですから、自分で管理しなければならないわけです。
では、どうすればより良いタイムマネジメントができるのか。
ポイントは、
・「優先順位を落とす活動を決める」
ということです。
たとえば、あなたが、
・読書
・運動
・ダイエット
・家族
・会社の仕事
・日記(ジャーナリング)
という習慣に取り組んでいるとします。
すると、1週間の中で平均的に毎日やりたくなりますよね。
もちろん、習慣ですから、それも悪くありません。
ただ、「すべて平均的にやる」のはトラップです。
苦しくなるんです。
つらくなれば、習慣は続きません。
「すべて平均的にやる」発想から、抜け出していきましょう。
ポイントは「やろうと思えばできるかもしれないけど、あえてやらない」を決断することです。
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今回は誰を(何を)エレベーターから下ろすか?
では、どうすればいいのでしょうか。
結論は、
・「今週はやらない」
・「今月は手をつけない」
という活動を決めることです。
理由は、
・私たちの状況は常に一定ではないから
です。
状況によって優先度が変わりますから、定期的に、
・「今週はやらない」
・「今月は手をつけない」
を決めるわけです。
意図して。
たとえば、マラソン大会が1ヶ月後に迫ってきている。
それなのに、トレーニングがほとんどできていない。
だとすれば、ランニングの時間を優先して確保する必要がありますよね。
それなのに、それまでの毎日と同じ時間だけ活動をしていたらどうなるでしょうか。
破綻してしまいますよね……。
ですから、
「今週は、ランニングの時間を優先する。その代わり、読書の時間を減らそう」と決断しなければならないのです。
このようなときに、「ランニングしなきゃなー」と思いながら、読書をしていると意識も分散します。
「やらなきゃ」という意識エネルギーだけはどんどん奪われています。
それなのに、結果としてランニングも読書もやらなかったりするんですよね。
それで「こんなことなら、どちらか1方だけでもやっておけば良かった……」って後悔したりします。
この期待とは違った結果になる原因があります。
それが、
・エレベーターが定員になっている
ということなんです。
ですから、対処策としては、
・「エレベーターから下ろす人(活動)を決める」
です。
マラソン大会か迫っているなら、ランニングの時間を優先的にエレベーターに乗せましょう。
読書の習慣が乗り遅れたとしても、仕方がないです。
定員があるわけですから。
その分、マラソン大会が終わったら、読書の時間を増やして、ランニングの時間を減らせばいいですよね。
エレベーターからおりてもらったとしても大丈夫です。
それは一時的なものですから、また乗ってもらえばいいんです。
今日1日や今週1週間で、エレベーターに誰を優先的に乗せるか。
それを考えるために、1週間のふり返りや計画をするわけです。
この選択と決断を柔軟にできるようになると、時間活用の達人に近づけるはずです。
ぜひ、考えてみましょう。
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■編集後記
昨日は、朝6時45分から「良習慣塾」メンバーとの
コーチングセッション。
7時30分から9時まで、あるコミュニティーの
オンライン朝活へ参加。
10時から12時20分まで「良習慣塾」グループ
コンサルティング・・・という名の2時間セミナー。(^^;)
午後はオフ。
夕方に妻と食材の買い出しへ。
夜は録画していたラグビーワールドカップの決勝戦を観戦。
胸アツでした。(^^)
テーマは「複業(マルチキャリア)を成功させる方法」です。
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