「自分を知る」ことは、より良い人生を生きていくために必要なことだと考えています。
タイプや人間性はもちろんのこと、中でも大事にしたいのは、自分の「感性・感情」です。
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表面的な行動にあらわれない心理的なハードルの正体
習慣化をするためには、読書や学習といった表面的な行動習慣を扱うことにフォーカスがあたりがちです。
ただし、いくら行動面だけをサポートしても、うまくいかないことがあるのですね。
たとえば、ブログを書く習慣をつけたい人がいたとします。
その人のお悩みは、「ブログが書けない」「ブログが続かない」ということだとしまあしょう。
この場合、「何を書けばいいかわからない」「ネタがない」ということがハードルになっていてブログが書けない、というときは確かにあります。
ただ、よく話を聞いてみると、実は、
・ブログを書いたあと、誰かに批判を受けるのが不安
・完璧な記事や自分の中で納得がいく記事を書かないと意味がないと感じてしまう
・こんな自分が偉そうなことを書いていいのか、自分に許可を出せない
というように、マインド面がハードルになっているということが多いのです。
こういう状態だと、いくら行動面をサポートしても短期的な継続に終わります。(^_^;)
ですから、時間をかけてでも、思考習慣の改善からサポートすることが必要になってくるのですね。
感情は「ニュートンのゆりかご」のようなもの
そのようなとき、最初に取り組みたいのは、「自分はどのような感情を味わっているのか?」という感情を言葉にすることです。
たとえば、「ブログを習慣化する」ということを考えたときに、
・アクセスがたくさんあるブログを運営しているとすごい人、アクセスが少ないブロガーはだめな人
・ブログで稼いでいる人はすごい、稼げない人はだめ
・毎記事にすごい発見や気づきを起こす文章がなければ、書かないほうがマシ
といったように、ブログという対象に対してどのように考えているのか、ブログに対してどんなことを感じているのか、まずその認識を言葉にすることが大事。
つまり、「ブログに対する感情」を知ることなのです。
「ブログが苦手」とか、「ブログは書きたくない」といった感情を持っていれば、それを習慣化することはしんどくなります。(^_^;)
その感情を無視して習慣化しようとしても、自分の感性がにぶってきてしまうのでうまくいかないわけです。
嫌な感情を味わいながら続けることは、困難ですよね。
ですから、より好ましい人生や習慣化には「感情を知ること」が重要だと思うのです。
その「感性」は、磨くことが重要だと考えています。
感受性が豊かになると、傷つきやすくなるという面は確かにあります。
ただし、反対にいえば、感性は磨けば磨くほど、幸せを感じられるようにもなるのです。
それは、「ニュートンのゆりかご」のように、一方を感じることができれば、もう一方も感じられるようになる、といったイメージです。
たとえば、「楽しい」という感情と「苦しい」という感情。
「苦楽」と言われるように対になっている感情ですよね。
この場合、「苦しい」という感情を受け止められない人は、「楽しい」という感情も十分に受け止めることができないと言われているのです。
「楽しい」ほうだけををキャッチしたいのはやまやまなのですが、感情というのはそのようなものではないということです。
感性を磨くためには、どちらも受け入れる必要があるということですね。
感情は1つ、受け止め方は無限
あなたは、友人たちが投稿しているSNSでの活躍している写真を見たときに、心がゆれたことはありませんか?
私は、、、けっこうあります(笑)。
・自分よりも後発の友人が、自分の記録をあっさりと塗り替えた
・たくさんの参加者に囲まれたセミナーの写真を見て、友人のビジネスが順調そうに見えた
・自分が取得しようと考えていた資格を取得した報告をしていた
など、そのような投稿をみたときに、心がゆれるのです。
以前の私だったら、心がもやもやしてしまい、ネガティブな感情が残留していました。
そして、「ネガティブなことを考えてはいけない」という考えのもと、うらやましさや嫉妬心を押し殺そうとしていたと思います。
しかし、心理学や思考習慣を学ぶことで、以前よりは冷静に捉えられるようになってきました。
うらやましさや嫉妬を感じないことはあり得ませんが、立ち直りが早くなってきた感じでしょうか。
もちろん、魔術師のように一瞬にして気持を落ち着かせることができるようになっているわけではありません。
「ああ、自分はこういうところに嫉妬心を感じているな」とか、「自分の思い込みから自己否定をしたくなっているんだよな」と感じることができるようになっている、という感じです。
感情自体はフラットで、「どうしても嫌なもの」というよりも、自分の感情に敏感になるというイメージです。
自分の感情を感じ取れるようになると、感性がよみがえってきているので、ネガティブな感情を味わうのと同様に、「うれしい」とか「楽しい」といった気持も、十分に感じられるようになっていきます。
その意味で、「感情」というのは、「ニュートンのゆりかご」のようなものだということです。
一方の感情のふり幅が大きければ、反対の感情も感じることができるようになってくるものだと思います。
感情それ自体には「良い・悪い」はありません。
そこにどのような意味づけをしているのかは、自分のとらえ方次第なのですね
どちらもしっかり味わうことで、自分の感性が磨かれていくものだと思っています。
「事実は1つ、解釈は無限」という言葉と似ているのですが、「感情は1つ、受け止め方は無限」ということだと思うのです。
無理やりポジティブにとらえて嫌な面を見ないようにするのではなく、ネガティブな感情も押し殺さずに受け止めていくようにしてみましょう。
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■編集後記
昨日は、会社の仕事でスタジオ収録に立会いがありました。
現場にいらしたナレーターさんが「名探偵コナン」に出演されているベテラン声優さん。
思わずミーハー心が刺激されました(笑)。
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