「がんばらないほうがうまくいく」という言葉の意味について考えてみました。
「がんばらないほうがうまくいく」のは本当なのか?
「がんばらないほうがうまくいく」
あなたは、そんな言葉を見聞きしたことがあるでしょうか。
もしあるとしたら、そのときどう感じましたか?
私は最初に聞いたときに「いやいや、嘘でしょ」と思いました(笑)。
「がんばらないほうがうまくいくなら、みんなうまくいくはずじゃないか」と。
なぜなら、がんばらないほうがうまくいくなら、みんながんばらなくなりますよね。
人は誰でも面倒くさがりやなのですから。
本能が「なるべく省エネで生きていこう」とプログラムされているので仕方がありません。
でも、現実は違います。
活躍している人は、どう見てもがんばっています。
「いつ寝ているのかな……?」と思う人もいるくらいに(と言いつつ、パフォーマンスが高い人は睡眠時間を確保しているものですが)。
一方で、うまくいってない(ように見える)人は、やはりサボっている(ように見える)んですよね。
それなのに、なぜ「がんばらないほうがうまくいく」と言われるのか。
長い間、私の中で謎でした。
その言葉の意味が、わかったときがあります。
「なるほど、そういうことか!」と。
「?」が、「!」に変わる瞬間でした。
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「がんばらないほうがうまくいく」という言葉の2つの意味
では「がんばらないほうがうまくいく」という言葉の意味は、どんなところにあるのでしょうか。
それは、
・習慣がレベルアップしてるかどうか
というところにポイントがあります。
要は、
・習慣のレベルが高い人ほど「がんばらないほうがうまくいく」
と言うのです。
その理由には、2つの意味があります。
1つは、
・人は、歯を食いしばってずっとがんばり続けるのは困難だから
ということ。
もう1つは、
・習慣化しようとがんばり続けているうちに習慣化されるから
です。
その2つがあるんですね。
たとえば、私の例でいうと、読書の習慣化があります。
以前の私は、まったく本を読んでいませんでした。
ですから、読書するだけでも、けっこうな負荷だったんですね。
「本を読もう!」と思っているのに、読めない。
「何としても1日1冊!」という目標を設定していましたが、仕事でつかれているとまったく実行できないのです。
本を読むことができなければ、インプットが増えません。
インプットが増えなければ、ブログを書くようなアウトプットもできません。
むしろ、インプットする時間を確保できないのですから、アウトプットする時間をとるなんてできないと思うわけです。
それで、1日が終わったときに「ああ、今日も読めなかったな……」という無力感に襲われるのです。
それが、「読書しようとしてがんばっている」時期の私です。
このとき「本を読もう!」と決意しているだけで、現実は何も変わっていません。
内側は変わっているつもり。
でも、外側は何も変わっていません。
「本なんて読んでも何も変わらないでしょ」と言って遊んでいる人と、外から見たらまったく同じなんですね。
「いや、私はまじめに本を読もうとしてますよ!」といくら叫んだところで、「実際には本を読んでいない人」カテゴリーに分類されてしまうわけです。
むしろ、「本を読もうと思って意識を注いでいる」分だけ、無駄に意志力を使ってしまっています。
こうなると、意志エネルギーの浪費とも言えます。
もっと言うと、「ああ、今日も読めなかったな……」と思うとしたら、セルフイメージまでダメージを受けます。
それなら、本を読まずにテレビを見ている人のほうがいいのかもしれませんよね。
意志力も浪費しない。
セルフイメージもダメージを受けないわけですから。
これが続いたとき、人は「本なんて読んでも何も変わらないでしょ」という意見を持つようになります。
自分を正当化するために。
こうなると「読書をがんばってもうまくいかない」派閥ができてしまいます。
結果、知識が増えないので、日常は変わらないのです。
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「がんばらないほうがうまくいく」というメカニズム
一方で、「読書をがんばらないほうがうまくいく」という人たちは、読書をどうとらえているのでしょうか。
それは、
・食事をするのと同じレベルで本を読んでいる
のです。
そこに、大きな負荷はかかっていません。
あなたは、ランチを食べるとき「いやあ、今日もがんばって昼食を食べました!」とは、なりませんよね(笑)。
空腹のタイミングや時間帯で食事をすることが「普通」であり、習慣のはずです。
もしも、私たちが「がんばらないと食事ができない」としたら、栄養不足になるでしょう。
読書も、それと同じ感覚なのです。
「本を読む」という習慣がレベルアップすると、食事をするように本を読んでしまうものです。
気合を入れて「よっしゃー!今日から本を読むぞ!!!」という感じではありません。
そんなテンション、毎日は続きませんよね(笑)。
もちろん、習慣化に取り組む最初の時期は、テンションやモチベーションは必要です。
でも、それを続けているうちに、本を読むことに慣れるのです。
「脳は最強の適応マシン」とも言われます。
最初はがんばっていても、そのうちにそんなにがんばらなくても読書ができるようになるのです。
そうして読書習慣がレベルアップすると、食事をするように本を読めるようになります。
そうなると、大きな負荷をかけることなく年間100冊や200冊の本を読めるようになるわけです。
そのときは「歯を食いしばってがんばって本を読む」という感覚ではありません。
イメージは「読書で自分の脳に栄養を与えている」という感覚になるのですね。
こうなると、日常生活をしているだけで、自然に知識が増えていきます。
そうして、専門分野の知識が増えたり、仕事で新しいアイデアを試せるようになる。
やがて、結果がより良く変わるのです。
つまり、この状態になると、読書を習慣化している人は「読書は、がんばらないほうがうまくいくんじゃないかな」と言うわけです。
これは読書に限らず、あなたががんばらなくても続けている習慣も、同じメカニズムのはずです。
よく、モデルの方が「普段気をつけているだけで、特別なことは何もしていないんですよね」という意味です。
あれは、私からすると「いやいや、嘘でしょ」と思うんですが(笑)、美容やセルフケアへの習慣のレベルが私たちの基準とはかけ離れているだけなんですね。
だからこそ、私たちは無意識のうちに行動できるような「質が高い良習慣」を身につけていきたいと考えているのです。
そうなれば、日常生活を送っているだけで、がんばらなくてもパフォーマンスが高まるからです。
それが「がんばらないほうがうまくいく」という言葉の意味なのです。
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■編集後記
昨日は、朝6時から「習慣化オンラインサロン」の朝活に参加。
7時から「ユキトレ」でスクワット100回、ストレッチ、体幹トレーニング。
妻と2人でカフェでモーニングをしてから、引っ越しした新しい街を散策。
すてきなブルワリーを発見して、気持ちのいい時間をすごせました。(^^)
テーマは「複業(マルチキャリア)を成功させる方法」です。
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