早起きの習慣 良習慣の習慣

習慣化に成功するコツはターゲット行動の価値観を高めることにある

投稿日:2020/06/24


ものごとを継続していくためには、価値観の重要性に気づくことが大切。

とくに「Why=なぜそれをやるのか?」を考えることが必要なのです。




 

「価値観」とは自分が大事にしていること

「価値観」という言葉があります。

コーチングセッションなどでよく話すテーマですし、私自身もよく使う言葉です。

本「7つの習慣」でも、価値観に沿って生きることの重要性が説かれるなど、多くの成功者が価値観について言及しているのです。

試しに「価値観」を辞書で調べてみると、

“物事を評価する際に基準とする、何にどういう価値を認めるかという判断”

という意味でした(「goo辞書」より)。

ただ、辞書的な意味だけだと、難しい言葉のように感じませんか?

わかるような、わからないような。

何ともいえない感じです。

でも、じつは価値観というのはそれほど難しく考える必要はありません。

私たちは普段通りに生活していても、意外と価値観に沿った生き方をしているものだからです。

では、「価値観」という言葉を、もっとわかりやすくシンプルに表すと何なのでしょうか。

私は、シンプルに

「自分が大事にしていること」

という意味で使っています。

習慣でいえば、たとえば早起きをすることが大事だと思っている人がいるとします。

その人の価値観は「早起きを大事にする」という価値観なのです。

要は「早起きをする」という行為に対して、優先順位が高いというわけです。

 


 

【お知らせ】

【発売中】動画・音声『タイムマネジメントの習慣2025』セミナー

パーソナルコーチングのお申込み

無料メルマガ『複業で自分を磨く良習慣』

伊藤 良のプロフィール





ターゲット行動にとり組む理由を考える

一方で、私たちは価値位を見いだせないことは、優先順位は低くなります。

また早起きを例にしましょう。

当然、早起きという行為に価値を感じていない人もいます。

その人たちは夜更かしをして、朝も2度寝をするでしょう。

ただ、私たちは小学生のときから、先生たちに「早寝早起きをして、生活リズムをととのえましょう」と言われて育ちましたよね。

ですから、私がつくる夏休みの計画表は、めちゃめちゃ早起きする予定でした。

普段、学校に行くよりも早起きにしていた記憶があります(その時点で無理な計画なのですけれど・笑)。

たしかに、早起きをすれば朝から遊ぶことができます。

得をするのです。

そのため「夏休みになったら早起きするぞ!」と意気込むわけです。

しかし、その夏休みに早起きが定着した人はどれだけいるのでしょうか。

おそらく、少数派ですよね。

なぜなら、先生は「早寝早起き」を推奨するものの、

「なぜ、早起きをするのか?」

という目的については、あまり説明をしてくれていませんでした。

考える時間ももらえなかったと思います。

あなたの先生も、きっとそうだったのではないでしょうか。

もしも、このときの先生が、

「早起きすることで、1日の楽しい時間が増えるよね」

「早起きすると、友だちとたくさん遊べるよ」

「早起きしたら、夏休みの宿題が1週間で終わる」

など、当時の私たち(子ども)にもわかりやすく「あなたが早起きしなければならない理由」を伝えてくれていたら。

私は、大人になったときに早起きに苦しまなくて済んだかもしれません。

価値観が変わっていたかもしれないのです。

 


■スポンサーリンク




ターゲット行動の価値観を高めれば習慣化に成功する

実はこの流れ、習慣化も同様なのです。

良習慣をつくることとは、見方を変えると

「あなたの中で、その習慣の価値観をレベルアップさせること」

でもあるからです。

夜ふかしや二度寝に価値を見出しているときは、早起きの価値観は低いです。

一方で、早起きを習慣化しているときは、夜ふかしや二度寝の悪習慣は価値観が低いのです。

それが、

「ターゲット行動の価値を高める」

ということです。

 

「Why」からはじめる

アメリカのマーケティングコンサルタントであるサイモン・シネック氏という方がいます。

彼が言っているのは、すぐれたプロジェクトは「Why」からはじめるということ。

 

この理論に基づくと、習慣化のプロセスを

・(1)Why(なぜ)→(2)How(どのように)→(3)What(何を)

の順番で考えることが重要だということですね。

重要なのは「Why(なぜ)」という行動の理由からスタートしているのです。

 

「What」からはじめる

一方、たいていの人はこの流れと反対に、

・(1)What(何を)→(2)How(どのように)→(3)Why(なぜ)

で考えます。

これは、安易に「What=何をやればいいのか?」という手法から入ってしまっているのですね。

ですから、「Why=なぜそれをやるのか?」という理由が弱い。

ですから、イレギュラーや不安定なことがあったときに挫折しやすいわけです。

 

ゴールデンサークルの内側からスタートする

まとめると、

・Why(なぜ)=目的

・What(何を)=手段

ということなのです。

私がいつもこのブログやセミナーで書いていることですね。

私たちが行動するためには、目的が必要です。

目的を考えるときは、同時に「Why=なぜそれをやるのか?」を考えるのです。

目的とは、私たち人間が行動する理由のこと。

目標という手法や手段とは違うわけです。

ですから、あなたも「ゴールデンサークル」の内側から順に、習慣化するプロセスを考えてみましょう。

同じ習慣でも、考える順番を変えるだけで行動につなげられるようになります。

 


 

【お知らせ】

【発売中】動画・音声『タイムマネジメントの習慣2025』セミナー

パーソナルコーチングのお申込み

無料メルマガ『複業で自分を磨く良習慣』

伊藤 良のプロフィール


 

■スポンサーリンク




 

■編集後記

昨日は、会社の仕事を粛々と。

そして今朝、以前に取材していただいた記事が公開されました。

小学館さんの「Precious.jp(プレシャス)」WEBサイトです。

テレワーク中の良習慣について記事にしていただいておりますので、ご覧いただけたらうれしいです。(^^)

【おすすめ記事】
『寝る時間を決めないのはNG!テレワークで「成果を出せる良習慣」5選』


 


 

【メルマガを発行しています】

テーマは「複業(マルチキャリア)を成功させる方法」です。

あなたがひとりで複数のビジネスをおこない、ご自身の人生を充実させていくノウハウにご興味があれば、ぜひご登録をお願いいたします!

▼メルマガのご案内はこちらから
メルマガ「複業で自分を磨く習慣」のご案内

▼ご登録は下記よりお願いいたします!



「複業で自分を磨く習慣」メルマガ登録フォーム
  *
  *
メールアドレス  *

 


 

■スポンサーリンク

-早起きの習慣, 良習慣の習慣

執筆者:

関連記事

あなたの「食欲」。もしも自分の欲求でなかったとしたら・・・(怖)

  こんにちは! 銀座コーチングスクール認定コーチ「早起きコーチング」の伊藤です。 昨日のエントリに続き、本日もクイズでスタートです!(笑) 【質問】 夏と冬では、どちらが痩せやすいでしょう …

もしかして、あなたは仕事のスタートをメールチェックから始めていませんか?

今朝は3時50分に早起きしました。 目的は、皆さんと同じく(?)ワールドカップ日本戦を観るためです! 観戦が終わって、大学生の頃を思い出しながら習慣について考えました。   (ここから有料メ …

ぼくが考える「たとえ自分に強みがなくても、好意を持つ人とつながりを持ち続ける方法」

  こんにちは! 銀座コーチングスクール認定コーチ「早起きコーチング」の伊藤です。 先週、たて続けに嬉しいことがありました! 嬉しさを味わいながら考えたこと。 それは水泳で息継ぎをするように …

将来への不安を払拭するために、手始めに考えたい3つの項目とは?

「早起き」メルマガ(有料)始めました! 登録はこちらから! ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ メルマガ登録・解除 幸せな成功をつかむ!「朝4時」起きの技術!~「早起き」は人生変革への最短ルー …

あなたの人生はどんな習慣でできていますか?美しい人生をつくる小さな10の習慣

美しい人生をつくる小さな習慣。 その言葉を目にしたあなたは、どのような習慣を思い浮かべましたか?     美しい人生をつくる小さな習慣ベスト10 本書の帯にある「世界中のコーチの知 …

検索

当ブログの管理人

【当ブログの管理人】
似顔絵イラストphoto3

■肩書:良習慣プロフェッショナルコーチ

■キャリア
・ビジネス書作家
・早起きコンサルタント
・国際コーチ連盟(ICF)アソシエイト認定コーチ(ACC)
・トライアスリート
・100kmウルトラマラソンランナー
・会社員

など、複数の活動をしている複業家。
1975年生まれ。茨城県出身、東京都在住。

良習慣を定着させるコーチングによって、クライアントの人生を変えるサポートをしている。

サポートしたクライアントは良習慣の定着によって、独立起業、複業家デビュー、セミナー講師デビュー、電子書籍出版などの目標達成を果たしている。

■公式メディア
「良習慣の力!」ブログ管理人
「複業で自分を磨く良習慣」メルマガ発行者

さらに詳しいプロフィールはこちら

Facebookページ

メールアドレスを記入していただければ、ブログ更新をメールで受信することができます。