思考の習慣

環境をリセットすれば、思考と行動もリセットされる

投稿日:


日常に変化がないと、思考や行動も停滞しがちです。

「いつもの選択」だけにせず、「いつもと違う選択」をする意識を持ちましょう。




 

引っ越しはとてもめんどくさい

およそ9年ぶりに引っ越しをして、あらためて感じたことがあります。

それは「引っ越しは、とてもめんどくさい」ということです。

当たり前ですね。(笑)

引っ越し業者との交渉や不動産の選定など、やらなければならないことが膨大なんですよね。

もちろん、9年前もそれなりに大変だったはずなんです。

でも、当時は引っ越した場所が近いこともあって、今回ほど大変ではありませんでした。

それが、今回の引っ越しは東京の東側から東京の西側への移動。

引っ越しシーズンだったこともあり、いろいろなところで思わぬ時間とお金がかかりました。

しかも、年度末。

会社の仕事は繁忙期です。

プライベートでは娘の小学校の卒業。

ひとりビジネスでは「良習慣塾」の終了と募集。

同じく「早起き完全マスタープログラム」も終了と募集。

そのほかにも、気力や労力を奪われるできごとがありました。

思わず「引っ越しをやめようか」と、そんなことを妻と話したこともあります。

たしかに、新しい環境は魅力的。

でも、労力とお金のことを考えると「やっぱりもうちょっとあとでいいか……」となる。

緊急で困っていることがあるわけではありませんし。

それよりも、もっと緊急で解決しなければならない課題のほうが多いわけです。

そのようにして、引っ越しは後まわしになっていきます。

引っ越しする能力がないわけではないんです。

海外旅行に行くのと同じですね。

 


 

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同じことに慣れすぎるリスク

ただ、やはり「引っ越しをして、環境を変えたい」。

その想いは、なくなりませんでした。

ですから、めんどくさがりで弱気な自分が出てきましたが、なんとか引っ越しを決行しました。

引っ越しに限らず、新しいことをやるのは大変ですよね。

手間がかかる。

労力がかかる。

お金がかかる。

ストレスフルです。

でも、そこに立ち向かわないと環境を変えることはできません。

私の場合、このタイミングで引っ越しをしなければ、娘が中学校に通う3年間は、また動かないこととなります。

しかも、以前の住居が嫌いだったわけではありません。

以前の住居のまわりは自然が多いです。

ランニングコースがあります。

荒川沿いでバイクをこぐこともできました。

プールも近くにありました。

地域で飲みにいく父親同士のつながりもできていました。

なじみの居酒屋もあります。

散髪も座って軽く確認したら、いつもと同じ髪型にしていただけました。

本当は、引っ越ししなくても問題はなかったのです。

とくに私は根っからのめんどくさがりや。

引っ越しでもしなければ、ずっと同じ場所に住んでいるかもしれません。

そのほうが楽ですから。

ただ、引っ越しのように、ときには大きな環境変化をおこさないと、自分の常識やこりかたまった考え方に固執するようになってしまう。

そんな危険性を感じていました。

変化せずに10年、20年が経過し、あとになって気づいたときにはもう手遅れ。

そうなってしまっても仕方がありません。

ですから、引っ越しをしたいと思っていたのです。

ちょうど10年近くたっていたのと、子どもを転校させなくてもいいというタイミングで、決断しました。

住居に限らず、同じことをずっと続けるのは危険だと思っています。

 

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「いつもとは少し違う選択」をする習慣

引っ越しの後の日常は、私にとって新しい世界。

強制的にリセットされることばかりです。

引っ越してまだ数日なので、刺激的です。

脳内にもいい緊張感があり、活性化しているように感じます。

新しい旅行先にいったときのように、決断の連続です。

スタバに入るのも新しい店舗。

チェーン店ではない居酒屋さんに足を踏み入れるドキドキ感。

通勤ルートを変えること1つとっても新鮮なのです。

私たちの日常をおもしろくするために必要なのは、こういった環境の変化だと考えています。

環境を変えなければ、新しいことにトライする勇気もなくなるでしょう。

そうなれば、私たちは思考も行動も凝り固まった人間になってしまいます。

デジタルの知識にも追いつけず、10代や20代の人たちに仕事をとられてしまうことになるかもしれません。

そうならないためにも、日々の中に新しい刺激を取り入れていく必要があると思います。

もちろん、何も引っ越しのような大きな変化である必要はありません。

ただ、

・いつもの通勤ルート

・いつものランチメニュー

・いつものスーパー

・いつもの居酒屋

など、変化を起こさないようになっていたら、それは黄色信号。

ぜひ、日常に「いつもとは少し違う選択」をする意識を持ちましょう。

そうして、小さな変化に慣れておくこと。

それが、あなたを大きな変化にも耐えられるタフネスを育てることになるのです。

 


 

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■編集後記

昨日は、朝6時30分から「習慣化オンラインサロン」の朝活に参加。

7時から1週間のふり返りとプランニング。

7時30分から目標達成ミーティング。

8時からは3ヶ月プロジェクトの発表会と新規申し込み。

第6期の「早起き完全マスタープログラム」、募集スタートしています(3月31日締め切りです)。

早起き完全マスタープログラム|習慣化3ヶ月集中プロジェクト

10時からブログ部のミーティング。

午後は娘の小学校卒業お祝いでした。(^^)


 


 

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