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幸福に満たされた100歳の誕生日から「終わり」を思い描いてみよう

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ゴールから逆算すれば、いま何をすべきかがわかりやすくなります。

自分の最期を葬儀から考えると少しネガティブです。

一方で、100歳の誕生日からイメージするとポジティブにイメージできるのでおすすめです。




 

「終わり」を思い描けば選択が簡単になる

「終わりを思い描くことから始める」

本『7つの習慣』の第2の習慣です。

私たちの人生には、つねに「選択」があります。

いくつもの選択肢から、何を選んだのか。

選択によって、私たちの人生ができあがっています。

過去の選択が、現在の私たちをつくっているということです。

選択で迷うのは、

「どれを選べば正解なんだろう?」

ということですよね。

ただ、それがすぐにわかれば苦労しません。

正解がすぐにわからないから迷うわけです。

「正解がわかっていれば、もっと素早く判断できるのに」と思いますよね。

では、こう考えてみたらどうでしょうか。

「最初から結末がわかっていれば、今の選択がわかる」と。

そう、私たちの人生が、最終的にどうなるか。

それがわかっていれば、選択に迷いませんよね。

理論上は。

その選択をわかりやすくするために、

「終わりを思い描くことから始める」

という習慣があると考えています。

 


 

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3ステップで幸福に「終わりを思い描くことから始める」

自分の人生の最期。

どう考えればいいのでしょうか(あまり考えたくないかもしれませんが)。

最期を考えるのに有名なワークは、葬儀のワークです。

自分のお葬式を想像する。

その葬儀の参列者に述べてもらいたい弔辞の内容。

それこそが「自分自身の成功の定義」ということです。

とても優れたワークだと思います。

私も、取り組んだときに想像して涙しました。

ただ、楽しいかと言われると、ポジティブな気持ちにはなれません。

楽しく最期を考える方法はないか。

あります。

それが今回ご紹介する方法です。

やり方はシンプルです。

 

ステップ1:100歳の誕生日をイメージする

1つ目として、質問が1つあります。

あなたが、

Q:最高の人生を送った100歳の誕生日は何をしている?

という質問。

今から最高の人生を送ったとします。

その100歳の誕生日。

幸福な1日です。

その日、あなたの目にはどんな景色がうつっているでしょうか。

その日、あなたの耳にはどんな音が聞こえているでしょうか。

その日、あなたの体はどんな感覚を感じているでしょうか。

ぜひイメージしてみましょう。

 

ステップ2:90歳からどんな10年をすごすかイメージする

2つ目は、最高の100歳の誕生日を迎えるための準備を考えましょう。

質問は、

Q:90歳からどんな10年をすごす必要がある?

です。

90歳からの10年、健康に注意したり、人間関係に意識を払わけなければ、100歳の誕生日はハッピーにならないでしょう。

準備が必要です。

どんな準備が必要でしょうか。

おすすめは、

(1)仕事

(2)人間関係

(3)自分

の3つの要素から考えてみることです。

まず、仕事はしているのか。

仕事をしているとしたら、どんな仕事ならできるのか。

次に、人間関係はどうか。

どんな交流をしていれば、幸せな人間関係を築けるでしょうか。

最後に、自分はどうか。

どんな自分になっている必要があるでしょうか。

少なくとも、健康でいたいですよね。

そのためには、何をしている必要があるでしょうか。

 

ステップ3:10年ごとに考えていく

3つ目のステップは、年代を逆算していきます。

90歳からの10年を快適にすごすために、80歳はどんな風にすごす必要があるでしょうか。

その80歳になるためには、70歳からどうなっている必要があるでしょうか。

そうやってふり返り、現在の年代のところまでふり返ってみましょう。

私は47歳になったので、50歳の状態を考えることがゴールとなります。

こんなワークシートを活用してもいいでしょう。

 

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幸福な100歳の誕生日から「終わり」を思い描いてみよう

今回のワークをおこなうことで、自分の理想の100歳を思い描くことができます。

そこから逆算していけば、これからどんな活動に力を入れていけばいいのかがわかります。

いきなり葬儀のワークはできなくても、今回の方法なら誰でもできます。

実際、「良習慣塾」メンバーにも取り組んでいただきましたが、みなさんそれぞれに気づきが起きていました。

もちろん、私も気づいたことがあります。

さっそく来月のルーティンに組み込みました。

たとえば、その中の1つは、コーチングです。

100歳になっても、コーチングができる人格を持っていたいとイメージしました。

あらゆる種類のうなずきのスキル。

クライアントの言外の言葉を感じ取るリスニングのスキル。

シンプルで短いけれど、相手がハッとする質問のスキル。

ひと言がズバッとクライアントの心に届くフィードバック。

クライアントが「すぐ動きたくなる!」というリクエスト。

そんな風に、エネルギーは使っていないように見えるけれど、確実にクライアントの気づきと行動を促すスキルがあるコーチ。

そんな100歳のコーチがいたら、めちゃめちゃかっこいいなと思ったんですよね。

「そんなコーチに、私もなりたい」と思いました。

そして、未来の100歳の自分と、今の自分は間違いなくつながっている。

そんな気づきがあったんですね。

このつながりがイメージできると、今日1日が活性化してくるんです。

さて、あなたの100歳の誕生日は、どんな状態でしょうか。

ぜひ、そんなハッピーな状態から「終わり」を思い描いてみましょう。

 


 

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■編集後記

昨日は、「良習慣塾」のグループコンサルティングでした。

休日メンバーからご参加いただく方があり、普段の平日メンバーとはちょっと違った雰囲気。

それもまた、楽しい時間でした。(^^)


 


 

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1975年生まれ。茨城県出身、東京都在住。

良習慣を定着させるコーチングによって、クライアントの人生を変えるサポートをしている。

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