PDCAサイクルをまわすための前提として、目標設定は必須のはずです。
しかし、いつの間にか目標設定を見失ったままPDCAサイクルをまわしているケースも多いのです。
あなたは大丈夫でしょうか?
目標が欠けたPDCAサイクル
PDCAサイクル。
あなたもご存じの手法だと思います。
生産管理の管理業務に限らず、目標達成にも活用できる優秀なフレームですよね。
以前、経営コンサルティングファームに勤務していた友人が言っていました。
「いろんなフレームワークを覚えたけど、結局は現場で一番活用しているのはPDCAサイクルなんだよね」と。
もちろん、コーチングやコンサルティングでも活用されます。
コーチングのクライアントも、私自身も日々考えています。
シンプルだからこそ、幅広いフィールドで活用できる汎用性があるわけです。
ただ、このPDCAサイクルを誤解している人が多いことに気づきました。
単にPDCAをまわしているだけになっていることがあるのです。
それでは、PDCAの効果が半減してしまいます。
何が欠けているのか。
それは、PDCAサイクルをまわすための「目標」なのです。
意外に感じるかもしれません。
でも、PDCAで最適化を目指しているだけになってしまっているケースが多いのです。
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目的地を決めない家族旅行はありえない
PDCAサイクルは、目標を意識しながらまわさないと、ただの最適化になってしまいます。
目標を意識しながらPDCAサイクルをまわすことで、行動の精度が高まり、スピードアップし、成果につながるのです。
コーチングを受けるくらい意識の高いクライアントでも、ゴールへのフォーカスを見過ごしてしまうこともあります(私もクライアントのときにおちいります、、、)。
目標を忘れてしまうことがどれくらい危険なのか、あらためて考えてみましょう。
もっともわかりやすいのは海外旅行にいくことを考えることです。
たとえば、あなたが家族旅行に行くとします。
そのとき、最初に決めるのは旅行の場所ですよね。
目的地を決めなければ、どこに行けばいいのかがわかりません。
日程も大事ですが、何より優先するべきは目的地。
目的地、すなわち目標の場所が定まることでようやく計画をたてられるのです。
つまり、
・目的地=目標
・計画=プラン(P)
ということです。
目的地が決まってはじめて
・日程をどうするか?
・パスポートは必要なのか?
・どれくらいの時間がかかるのか?
・移動手段をどうするか?
・予算はどれくらい必要なのか?
といったことを計画できるようになるのです。
目的地が決まらなければ、何もはじまらないのです。
こう考えていくと、旅行における目的地(=目標)の重要性がおわかりいただけますよね。
反対に、目標を決めずに成田空港に行ってから「さて、どこに行こうかな?」と考える。
飛行機が空いているかわかりませんよね。
仮に飛行機に乗れたとしても、現地で話すあいさつの言葉などもわかりません。
あまりにもいき当たりばったりで、旅を楽しむ余裕がないでしょう。
本当にこんな旅行をしようとしたら、家族に危険が及ぶ可能性もあります。
得策ではないでしょう。
こう考えると、目的地を決めずに家族旅行に行くなんてあり得ないですよね。
旅行ならわかりやすいのです。
それなのに、旅行よりも大事な人生において、目標を設定していない人が多いのも確かなのです。
あえて遠まわりしたいのであればそれもいいのですが、特殊な事情がない限りは早く目的地についたほうがいいでしょう。
ですから、目標を意識しながらPDCAサイクルをまわすことが必要なのです。
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目的地があるからこそ行動する理由が明確になる
たとえば「フルマラソンを完走する」という目標を定める。
そこからPDCAサイクルがはじまるので、
・ランニングのトレーニングをいつからスタートするのか?
・レース日はいつか?
・トレーニングはどれくらいの時間かけられるのか?
・事前にハーフマラソンや30キロ走のレースに出るのか?
・ひとりでトレーニングするのか?仲間とトレーニングするのか?
・ランニングのトレーナーをつけるのか?
といったことを考えられるようになります。
一方で、目的地を決めずに走ってしまうと、
・フルマラソンに挑むことを決めた
・ひとまずウエアとランニングシューズを買った
・目的地を決めていないのでとりあえず走った
・走りながら「沖縄に行こう」と決めた
・しかし、気づいたら北海道方面に向かって走っていた
という結果になってしまうかもしれません。
これでは、走った距離がすべてムダです。
むしろ、目的地から遠ざかってしまっているわけです。
これは、最初に目的地を決めなかったことによる悲劇ですよね。
極端な例かもしれませんが、大なり小なり日常で起きていることでもあります。
「散歩のついでに富士山に登った人はいない」という言葉のとおり、PDCAを有効にまわしていくためには目標設定が欠かせません。
いつまでに、何をどんな方法で取り組むのか。
これらを明確にしていくためにも、目標が必要です。
目標という目的地があってこそ、私たちは行動することができるようになります。
有効なPDCAサイクルのためにも、目標という目的地を見失わないようにしましょう。
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■編集後記
昨日は、朝6時から「習慣化オンラインサロン」の朝活に参加。
8時から「習慣化オンラインサロン」チームのミーティング(マーケティング)に参加してからの出社。
夜は早めに帰宅して家族3人で夕食を食べることができました。
平日の夜、家族で夕食の時間をとれるのは、ちょっとだけ久しぶりの感覚。
やっぱり、いい時間ですね。(^^)
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