モチベーションの習慣 気づきの習慣

なぜ私たちの進化・成長・上達は超絶スローモーションなのか?

投稿日:2021/08/30


「できるだけ速く進化・成長・上達していきたい」と思いながら、なかなかそれを実感することはありません。

なぜ、これほどまでに進化・成長・上達は超絶スローモーションなのか考えてみました。




 

「変化は自動的に起こる。しかし、進化は意識的にしか起きない」

“変化は自動的に起こる。

しかし、進化は意識的にしか起きない”

世界的なコーチであるアンソニー・ロビンズ氏の言葉です。

たしかに、変化は自動的に起きます。

私たちの意図とは関係なく。

コロナ禍のように。

年齢を重ねていくのも同じですね。

注意しなければ、体型も自動的に変化していきます。

私たちが抵抗しても、それらの変化は自動的に起こるのです。

抗えません。

だからといって、私たちが本能のままに生きるとどうなるか。

たいていの場合、好ましくない状況に向かいます。

たとえば、

・食べすぎてしまう

・夜ふかしになる

・無駄づかいをする

という感じですね。

本能のままに生きて、

・野菜をたくさん食べて腹8分目で節制している

・早寝を徹底して、自然に4時起きができる

・適正な節約ができていて、気づくと貯金がどんどん増えている

という状況になっている人はあまりいませんので。

一方、進化は違います。

意図しなければならないのです。

自分で規律をつくる必要もあります。

それは、たいていの場合本能に逆らうスタイルなのです。

実際、難易度が高い習慣化は本能に逆らう習慣です。

たとえば、人間の本能にある食欲。

生きるためには食べなければなりません。

それなのに、ダイエットとして食事をコントロールしなければならない。

だからつらいのです。

睡眠欲も同じですね。

「もっと寝ていたい」という睡眠欲求は本能。

睡眠時間を削るつらい早起きは、睡眠欲求に抗う行為なのです。

ですから、ダイエットも早起きも難易度が高いのです。

 


 

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「ロボット」になると成長は止まる

では、私たちが意識的に進化を起こしていくためにはどうすればいいのでしょうか。

まず、私たちが進化を続けていく上で、避けたほうがいいことがあります。

それは、

・ロボットになること

です。

「ロボット」と言うと、表現が少し強いかもしれません。

ただ、イメージとしてはロボットのニュアンスが近いのです。

たとえば、ランニングの習慣で考えてみましょう。

走るときに、

・何も考えていない

・感情はない

・自動的に体が動く

といった状態。

体を動かしている感覚は悪くはないのです。

むしろ快適。

マイペースで走れているからです。

ただ、これで走り続けても進化は起こりません。

マイペースで走っている限り、進化は起きないからです。

私自身、ランニングの習慣で不思議に感じていることがありました。

それは、ランニングの距離をどれだけ積み重ねても、スピードアップができなくなったときのことです。

走り始めた当初は、走れば走るだけ少しずつスピードアップしていたのです。

しかし、あるときを境に、スピードアップがピタッと止まりました。

ランニングはサボってはいません。

それなのに、スピードアップできなくなりました。

私は「自分はやっぱり長距離には向かないんだな・・・」という片づけ方をしていました。

でも、違うのですね。

その理由は、今ならわかります。

私のランニングのスピードがなかなか上がらない理由は「能力が低いから」ではありません。

理由は、

・マイペースでのんびり走っていたから

なのです。

ランニングに対して考えることも、体に負荷をかけることもしない。

つまり、

・ロボットになること

をやってしまっていたわけです。

これでは、進化は起きないのです。

 

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進化・成長・上達にはスローモーションが必要

・進化

・成長

・上達

など、自分がレベルアップするとき。

私たちはいつもスローモーションです。

もどかしいくらいに。

たとえば、スポーツ選手。

以前、テレビ番組で野球選手の試合終了後のドキュメンタリーを放送していました。

一流の野球選手は、試合終了後に何をしているのか。

その選手は、自分のバッティングフォームをスローモーションでチェックしていたのです。

チャンスで打てなかった場面。

自分の何が悪かったのか。

その映像を見ながら、コーチと相互に話していたのです。

今回は、ひじが早く出てしまい、体が開いてしまった。

だから凡打になったのだと。

そのような分析をしていたのです。

そして、ノートに書いていました。

次回は改善できるように、と。

分析していた映像自体もスローモーションですが、改善も上達もスローモーションなのですよね。

でも、そのプロセスが必要なのです。

ここはロボット化してはいけない部分なのです。

私自身も、文章を書いたあとの校正や文章のリライトは「なんてスローモーションなんだろう」と思うのですが、仕方がないのですね。

さて、あなたは「最近、成長していないな」と感じることはないでしょうか。

もし、成長感が薄かったら、それは「ロボット化」している可能性があります。

ルーティンにするのはラクにするために必要なことですが、継続していると自動的にロボット化してしまうのでときどき見直してみましょう。

進化・成長・上達の道はスローモーションかもしれません。

でも、その遅さこそが、私たちがロボットにならないために必要なものなのです。

 


 

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■編集後記

昨日は、朝7時から「習慣化オンラインサロン」絆チームの定期ミーティング。

7時30分から、別コミュニティーでのオンライン朝活に参加。

9時から「習慣化オンラインサロン」の片づけ祭りに途中から耳だけ参加しつつ本棚の片づけを実施。

30分もかからず終わり、すっきりしました。

昨日は20回目の結婚記念日だったので、午後はお祝いに家族で焼肉を食べに。

帰宅後、妻と映画鑑賞。

「コンフィデンスマンJP」がおもしろくて、2本連続で観てしまいました。(^^)


 


 

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