「YouTubeやスマホのダラダラ見で罪悪感がある」という悩みを抱える人が多いです。
同時に「運動したほうがいいとわかってるんだけど、その時間がとれなくて困ってる」という悩みを抱える人も多いです。
2つの悩みを同時に解決するスキルをご紹介します。
「ついやってしまう楽しいこと」と罪悪感
あなたが「ついやってしまう楽しいこと」はありますか?
「誘惑」とも言えます。
わかりやすいのは、
・スマホをダラダラ見てしまう
・家事をやりながらテレビを流し見してしまう
・パソコンのネットサーフィンがやめられない
・AmazonプライムやNetflixのドラマが止まらない
・小説を読み始めると先が気になってストップできない
といったものです。
エンターテインメントが多いです。
楽しいことっていいですよね。
リフレッシュできます。
できれば、その時間にずっと浸っていたい。
ただ、いくら楽しいからとはいえ、ずっと触れているとクオリティー・オブ・ライフは向上しません。
「本当は良習慣を追いかけたほうがいいんだけど、つい楽しいことをやっちゃうんだよな……。」ということですね。
たとえば、YouTube。
確かに、観ていると楽しいんですよね、YouTube。
私の周囲でも、困っている人は多いです。
当然、私も困った時期がありました。
仕事でFacebookをチェックしていると、野球のおすすめ動画が出てくるんです。
ここで、メジャーリーガーの大谷翔平さんのホームランシーンを見たとしますよね。
スカッとします。
一瞬、いい気分になるんですよね。
そこで終わればいいんです。
ただ、そうはならないのが人間の感情。
YouTubeに移動して、大谷翔平選手の活躍をさらに見たくなるんです。
見終わると、次に松井秀喜さんのホームラン集や落合博満さんの芸術的な流し打ちシーンなどがおすすめされてくるんです。
野球ファンとしては、これは避けられません。(笑)
チェーンメールのように、チェーンYouTubeタイムになってしまうんです。
YouTubeの「あなたにおすすめの動画」機能がすばらしいんですよね。
Amazonのレコメンド機能と同様に。
「えっ、こんな本もあるんだ」という発見とともに、ポチッとしてしまいます。
そうして、意図していた買い物よりも、多くのものや時間を投下してしまうわけです。
そんなときは、往々にして「やっちまったな……。」と思ったりします。
少しの罪悪感とともに(もちろん、いい発見もあるんですけれど)。
これが、「ついやってしまう楽しいこと」です。
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「誘惑」と「良習慣」をバンドルせよ
では、そんな「ついやってしまう楽しいこと」に、罪悪感なく取り組める方法はないのでしょうか。
楽しいことをやっているときに、同時に良習慣行動をとれるようなスキル。
たとえば、パワフルな良習慣といえば、運動です。
運動習慣と「ついやってしまう楽しいこと」を一緒にできたら、いいですよね。
それがあれば、
(1)運動不足が解消できる
(2)同時に、楽しい気分も満たせる
という状態がつくれます。
昨日の『習慣化三種の神器(R)実践プログラム』のフォローセミナーでも、同じ課題について話していたんです。
私から解決方法を提案させていただきました。
では、どうすればいいのでしょうか。
解決する方法があります。
その解決方法とは
「誘惑バンドル」
というスキルです。
「誘惑バンドル」の内容は、
「運動をしているときだけ楽しいことができるルールをつくる」
です。
誘惑とは「ついやってしまう楽しいもの」。
その楽しいことに、別の行動をバンドルする、つまり抱き合わせるのです。
たとえば、
・運動をしているときだけ、好きなYouTubeを観られる
・運動しているときだけ、好きなオーディオブックを聞ける
・運動しているときだけ、好きな小説を読める
というルールです。
私の例なら、
「スクワットをしているときだけ、YouTubeを見られる」
というルールをつくるわけです。
『習慣化三種の神器(R)実践プログラム』のメンバーでも、「YouTubeを見るというジャンクタイムに悩んでいる」という課題がありました。
そこで「誘惑バンドル」です。
「運動をしているときだけ、YouTubeを見られる」というルールを適用すればいいのです。
動画が5分あるとしたら、最初の2分でOKです。
スクワットを2分やりながら、動画を見る。
そのあとの3分は座ってみても、罪悪感は少ないはずです。
何せ、自分にとって面倒でしんどい運動を、すでにクリアしているからです。
誘惑バンドルのルールがあれば、YouTubeを見れば見るほど運動も一緒についてくることになるんですね。
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やることが多い人こそ有効な「誘惑バンドル」
アメリカの大学でおこなった「誘惑バンドル」の実験で、効果が証明されています。
実験は、運動習慣を身につけたいという学生たちを2つのグループに分けました。
ジムに通うことを習慣化できたら、100ドルの報酬が出ます。
1万円以上の報酬が出て、さらに運動習慣が定着したらうれしいですよね。
Aグループは、普通にジムに通います。
一方のBグループには、オーディオブックを貸与して、ジムに通ってもらうことにしたんですね。
条件は、まさに
「運動をしているときだけ楽しいことができるルール」
です。
要は、「ジムにいるときだけ、オーディオブックを聞ける」ようにしたわけです。
たとえば、小説『ハリー・ポッター』シリーズなどが好きな学生さんがいるとしますよね。
できれば、『ハリー・ポッター』の世界に浸っていたいと思っています。
ただ、テスト学習やレポートがたまっていて、そんな楽しみは許されない。
しかも、パソコンの前にばかりいて、運動ができない状態。
要は、楽しみも運動も制限されてしまっているわけです。
困りますよね……。
そんな状態でこそ、「誘惑バンドル」のスキルを発動するときです。
ジムに行って、『ハリー・ポッター』のオーディオブックを聞きながら運動すればいいのです。
こうなると、運動のためにジムに行くのではないのです。
楽しみなオーディオブックを聞くためにジムに行き、「そのついでに運動する」わけです。
ジム以外では『ハリー・ポッター』のオーディオブックを聞けません。
続きが気になるので、またジムに行くわけです。
結果、どうなったか。
Bグループの学生たちのほうが、Aグループの人たちに比べて運動量が55%も多かったのです。
実験期間中の7週間、継続できた人も多かったんですね。
それだけじゃないんです。
私がこの調査結果でしびれたことがあります。
それは「多忙と思われる学生ほど、ジムに多くの時間を通っていた」という調査結果がでたからなんです。
つまり、「誘惑バンドル」は毎日たくさんの「やらなきゃ」に囲まれている人にこそ、有効なスキルだという結果が出たからなんですね。
すばらしい解決策だと思いませんか。
では、多忙な学生たちがジムに通えた理由は何だったのでしょうか。
調査の結果わかったのは、「日々やるべきことで疲労していて、体力・気力が無い。だから、ジムに行くための強い理由が必要だったから」ということだったんですね。
この調査結果を知って、私は興奮してしまいました。(笑)
やることがたくさんある人ほど、有効なスキルなら、私の周囲の人たちにもおすすめできるわけです。
もちろん、私も活用しています。
YouTubeの映像とともに、スクワットをしています。
「スクワット1回チャレンジ」を1年間続けたらどうなるのか? | 【良習慣の力!】ブログ
さて、あなたは、やるべきことがたくさんある人でしょうか。
そして、ついやってしまう楽しみはあるでしょうか。
さらに、運動習慣を身につけたいんだけど「そんな時間はとれない」と思っているでしょうか。
それならぜひ、「誘惑バンドル」のスキルを活用してみましょう。
運動の時間が、間違いなく増えます。
何より、罪悪感なくエンタテインメントを楽しめますので。
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■編集後記
昨日は、朝6時の『習慣化オンラインサロン』朝活ファシリテーションからスタート。
7時からセミナー準備。
8時から9時30分まで「習慣化三種の神器(R)実践プログラム」の中間セッション(運動パート)。
10時から12時まで「良習慣塾」のコーチングセッション2件。
午後はオフ。
Zoomをつないで家族会議をしたり、夕方はやきとりを食べにいきました。(^^)
テーマは「複業(マルチキャリア)を成功させる方法」です。
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