学びを最大化させるためには2つの「知」をバランスよく循環させることが重要です。
その2つの「知」は、「経験知」と「形式知」です。
「学びが世界を変える」という信念
「学びが世界を変える」
私は本気でそう信じています。
私たちは学びによって気づきがあり、行動が変わります。
また、学びによって思考に変化が生まれ、物ごとの考え方やとらえ方も変わります。
それらの学びによって、見えている世界が変わる。
現実は何ひとつ変わっていないのに。
これってすごくないですか。
そのような学びを、私は何度も経験してきました。
ですから、
・「学びが世界を変える」
と考えています。
ですから、セミナーで学びをお伝えしたり、ブログやメルマガで情報発信をしているわけです。
もしも「学び」がなかったら、私たちは無知なまま。
不安になる理由もわからず、どうやって成長していけばいいのかわからず、何をすればいいのかもわからないでしょう。
それが「学び」によって解消される現実があるのですね。
そのように重要な「学び」。
知識を得るためには、2つの方法があります。
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「経験知」として学ぶ
「学び」の1つ目は、
・「経験知」
です。
この「けいけんち」は「経験値」ではなく、「経験知」です。
経験を通して知識を得るということですね。
毎日、私たちは何かしら経験をしています。
また、新しいことにトライすればその体験を学びにできます。
そのような経験を通して学びを得て、人間的に成長するのです。
古今東西の自己啓発書や偉大なリーダーたちは、この「経験知」の重要性を語っていますよね。
つまるところ、どれほど優れたビジネス書や本質を伝えるセミナーであっても、メッセージは共通しています。
それは、
・「行動しなさい」
ということです。
たとえば、
「やるか、やらないかの2択しかない」
「やってみないとわからない」
「打ってから狙いをさだめればOK」
など、さまざまな表現で行動の重要性をうったえてくれています。
それはつまりは「経験知」をためていきなさい、ということを伝えているのですね。
なぜか。
それは、「経験知」こそ実感を持った知識になるからです。
職人の方が修行のときに「技術は盗んで覚えろ」という指導を受けたといいます。
これは必ずしも効率的ではないとは思いますが、そのようにして身体で覚えたことは忘れにくいのも確か。
自転車や水泳も、ブランクがあってもできるのと同じですね。
身体が覚えているわけです。
プロ野球選手がいつも素振りのような基本トレーニングを欠かさないのも同じでしょう。
語学の学習は反復が重要なのも同じですね。
私たちは「経験知」を通して、深い知識を得ることができるのです。
この「経験知」は、「外側からの学び」と言えます。
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「形式知」として学ぶ
「学び」の2つ目は、
・「形式知」
です。
これは「経験知」とは逆。
数値や言葉として表現できる形の知識です。
こちらの学びは2段階あります。
まずは言葉にならないような「暗黙知」。
はっきりとした言葉にできないけれど、何となく「こうだよね」という知識がある。
ただ、このままだと使える知識にはなりません。
この「暗黙知」を言語化する努力をする。
それが成功したとき、言葉として「形式知」に変化していくのです。
たとえば、このブログは「暗黙知」を「形式知にするトレーニングそのものです。
自分が体験したことや考えたこと、そして本やセミナーでの学びをノートに書き出す。
そのときに、頭の中でもやもやしていたことが徐々に形になる。
やがて「そういうことか!」とか「こういうことだろうな」という気づきが生まれる。
それを自分だけの「暗黙知」でなく、ブログを読んでくださる方にもわかるように「形式知」として言語化するわけです。
そして、再現性を持たせるように記事にしていきます。
そのために「考える」ことが必要になるわけです。
私たちは、1日に6万回の思考をしているとも言われています。
靴下をどちらから履くか、ランチに何を食べるか、何時に寝るか。
直接的な経験をする前に、思考をしているのです。
そのような思考を発展させるためにも、「考える」ことが必要なのですね。
さまざまなリーダーたちは、
「思考は現実化する」
「1日の計画を立てる前に1日をはじめてはいけない」
「願望を紙にかき出す」
など、考えることとそれを言葉にすることの重要性を語っています。
それが成功や成長につながることを知っているということです。
この「形式知」は、「内側からの学び」と言えます。
まとめると、学びとして重要なのは
・「経験知」と「形式知」を循環させること
です。
「外側からの学び」と「内側からの学び」を行ったりきたりさせることが必要なのですね。
私自身は、つい「形式知」ばかりに偏りがちです。
反対に、「形式知」よりも「経験知」に比重を置く方もいるでしょう。
でも、どちらか一方だけではバランスが良くないのですね。
そのままだと成長が停滞してしまいます。
学びのスピードを加速するために、あなたの「経験知」と「形式知」の循環を実践していきましょう。
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■編集後記
昨日は、次回の「良習慣塾」のセミナー構想を練っていました。
また、映像セミナーを受講。
オンラインセミナーが増えるとスライドのデザインも重要になるということで、新しい学びを研究していました。
スライドのデザインを変えていくのも試していきたいです。(^^)
テーマは「複業(マルチキャリア)を成功させる方法」です。
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