私たちの思考パターンは、かなりの部分で両親から受け継いでいるものです。
ですから、自分を知るために、両親の思考パターンを探ってみるのはトライする価値があると思っています。
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帰省時の両親との会話から感じたもの
今回の帰省で、両親と、
・価値観
・仕事観
・家族観
などといった分野について話をする機会がありました。
会話の中から、両親の価値観をなんとなく探っていたのですが(職業病です・笑)、やはり共通しているところがありました。
両親が持っている価値観と、私が持っている価値観。
共通点は、「平和を好む」という価値観です。
エニアグラムでいえば、「タイプ9」ですね。
大事にしているものは、
・笑顔
・穏やかである
・ほかの人への安心感
・気持ちをなごませる
・平和や快適である
・つながりを重視する
・基本的には楽観的
といった部分。
一方で、避けたいものは、
・人から見捨てられる
・葛藤を避ける
・実態よりもいい方に理想化してしまう
・きっかけがないと変化を起こせない
・怒りや不満は直接表現しづらい
という部分。
さらに、不健全なときは、
・自分の感覚を麻痺させる
・問題に直面することを避ける
・自分を抑制して無感覚になる
といった部分などです。
これらは、両親と同様、まさに私自身に関しても共通している価値観だったのです。
「やっぱりな〜」と、ひとり納得していました。(笑)
両親から受け継いでいる思考パターンに気づく
今回の両親との会話を通して、私たちが持つ価値観やビリーフ(無意識のうちに正しいと信じている思い込み)は、両親から受け継いでいる部分が非常に多いことがわかります。
たとえば、私の父は穏やかで、基本的に笑顔であり、争いを好みませんでした。
そのため、私は(たぶん姉も)家庭は心地よい場所でした。
私はそのような環境で育ち、自分が経験して肯定しているからこそ、私自身もそれを実行するようにしています(無意識のうちに)。
それは、私にとって自然であるわけです。
父の価値観が、よくも悪くもいまの自分を形成する要素として、色濃く反映されているのですね。
また、父の仕事に対する姿勢や考え方は、そのまま父の生き方(働き方)につながっていました。
ですから、その価値観も、私の生き方(働き方)、そして考え方とつながっているのです。
そう考えると、自分のことを分析したり、自分のことを知るために、ひとつアプローチとして自分の両親がどのような価値観を持っているのかということを考えてみるのは有効だということに気づきました。
実際、私は両親との会話を通して、自分をふり返って納得したこともあり、同時に「ここは残念ながら、治らない部分なんだろうな・・・」と残念に思うところがありました。(笑)
もちろん、私の両親は完璧な人間ではなく、不足している部分はたくさんあります。
そこは反面教師として受け入れればいいし、良い面は自分の長所として伸ばしていけばいいのです。
そのようにして、私は両親の不完全さを受け入れているし、それを受け入れることによって、自分の不足している能力も受けることになると思ったわけです。
自分のビリーフを言語化するために両親を客観視する
ビリーフ(無意識のうちに正しいと信じている思い込み)は、主に小学校ぐらいまでの幼少期の体験や環境からつくられると言われます。
無意識の思い込みがつくられるのはまさに「三つ子の魂100まで」ということわざにいら言い表されているんですよね。
幼い頃の性格は図書とっても変わらないという意味ですか性格は遺伝や環境要因から疲れますが、環境要因の中で後天的に疲れた正確に大きな影響与えるのがビリーフなのです。
そのビリーフが、幼少期の頃からずっと私たちの無意識で行動や感情をあやつってきた思考パターン。
その思考によって、自分の行動をコントロールされてしまっている感覚です。
裏を返すと、私たちはビリーフを扱うことができれば、自己嫌悪感や不安から解放される可能性もあるのです。
では、ビリーフをとらえるためにはどうすればいいのでしょうか?
重要なのは、言語化です。
言語化をするとそのイメージや対象について扱うことができるようになるからです。
扱うことができれば、コントロールすることもできるようになりますよね。
ビリーフの多くは、言語化するととてもシンプルな言葉であることも多いため、恥ずかしくなることもあるかもしれません。(^_^;)
それも、自分の無意識では、当たり前のこととして信じられているわけです。
言葉にしてみると、客観視することができます。
客観視できれば、その価値観について考えることが可能になるのです。
また、言語化を文字にして視覚でみることによって、1次元から2次元になり、思考を探っていくことができるようになるのです。
しかし、イメージを言語化するというのは、コーチのように心理を扱っていても難しいものです。
自分の中にしかないので、見えづらいし、わかりづらいのですね。
ただ、自分のことはわからなくても、ほかの人を通して感じることによってわかることがあります。
それが、今回わかったのですが「自分と共通項が多い人を客観的に見て、わかったことを自分に当てはめてみる」ということです。
つまり、自分自身を知るために、ほかの人の思考パターンや価値観を客観視して、「自分はどうだろうか?」と考えてみるのです。
自分のことは、直接的にはなかなかわからなくても、親の価値観を見てみることで言語化できることがあるのではないでしょうか。
自分の思考パターンはどのように生まれ、どのように強化されてきたのか。
両親の生きるスタンスや話の中から探ってみるのも面白いものです。
自分を深く探り、ビリーフを言語化するためにも、「両親との対話」を利用してみてはいかがでしょうか。
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■編集後記
昨日は、午前中にコーチングセッション。
午後は、妻と2人でランに行き、帰宅後に娘と2人でスイムと、連続でした。(笑)
夕食は、妻の両親と義妹家族と一緒に。
妻の両親の父の日、母の日、母の誕生日など、まとめてお祝いしました。(^_^;)
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