天職の習慣

「今の仕事が大好き!」と即答できない人へ。「嫌いじゃないから」とやっている仕事の中に楽しみを見つけてみては?

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先日の懇親会で、会社をやめることにした友人の想いを聴いているうちに、心が熱くなりました。

そのような気持、以前はなかったのですが、営業という仕事をとおして培われていたことに気づいたのです。

 

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「好き」を仕事にできるかどうか

コーチをしたり、人と会うことを習慣にしていると、「どうして今の職業についたのか?」という話になることがあります。

すると、

・中学生の頃からプログラムを書いていたのでシステムエンジニアになりました

という人がいたり、

・人とのコミュニケーションが好きだったので接客業につきました

という人がいたり、

・子どもが好きだったので保育士になりました

という人などがいました。

そのように、「好き」を基準に仕事を選ぶことができれば理想ですよね。

ただ、それができなかった人も多いでしょう。

就職活動していた時代にもよりますが、みんながみんな第1志望のキャリアにつけるわけではないのですよね。

すると待っているのは、

・コミュニケーションが苦手だからシステムエンジニア

・営業が嫌だから事務職

などといった消去法で就職先を決めてしまっているのが現実なのではないでしょうか。

 

「営業が好きか?」と問われたら

仕事は、1日のうちで多くの時間を使います。

その仕事が嫌いなのだとしたら、人生の楽しみにもかかわってくるものです。

しかし、私自身、会社員として多くの時間を投資している「法人営業」が大好きか、と言われると、胸をはって「大好きです!」とは言いきれません。。。

もちろん、これまでに、新規事業で最初の案件を受注して評価を受けたり、世界一のイベントのBlu-ray化した案件を受注して感激したり、トップセールスになったときのうれしさというものは確かにありました。

ただ、それが「好きか?」と言われると、「ちょっと違うかも」という感覚なのですね。

それなりのゴールを達成する場合、「好き」という言葉だけでは続かないような、泥くさい行動でした。

書類仕事をしていて、集中してフロー状態になることはあるにしろ、「心から楽しい!」と思ったことはないのです。(^_^;)

ただ、雇われている身として、実績を出すことにはこだわりたいと思いました。

もし、仮にやめたり、もしくはクビになることがあったとしても、その会社で1度くらいはトップセールスを取らなかったら、ほかに行っても通用しないだろう、と考えていたからです。

ですから、今でも「営業、好き?」と聞かれたら、大好きとは言えないかな、、、という感じです。

しかし、お客さまの話を聞くのは、胸をはって「好きです」と言えます。

お客さまのことが好きだということも言えます。

ですから、お客さまの案件がなるべくスムーズにいくように考えたり、お客さまの意向をくみながら社内スタッフとうまくいくように調整するのは好きなのです。

要は、営業という仕事の中でも、お客さまと接することは好きなのだということに気づいたのです。

そこから、今のコーチングビジネスにつながっているのですよね。

プロコーチは、対人援助職。

ひと嫌いではやっていられません。(笑)

事実、

・人が夢を語っていると心が熱くなる
・熱い情熱にふれると「この人を応援したい!」という想いが出てくる
・この情報はあのクライアントさんに有益だと思うからお知らせしておこう

と常に考えています。

まあ、営業をやるまで、自分は人見知りだと信じていたので、自分にこういった面があることに気づいていませんでしたが。(笑)

 

「隣の芝生は青い」を抜け出す

最近、歳下の友人が、夢を追いかけるために今の会社を退職する決断をしました。

「仕事のどの部分が好きなのか?」とたずねたら、「・・・まったくないことに気づきました」と答えていました。(笑)

この場合、退職の決断で合っているでしょう。

「早く辞めて、夢を追いかければいいのに・・・」と、周りはみんな思っていたので。(笑)

ただ、「嫌いじゃないからやっている」という気持ではたらいていると、ほかの人のことが気になることがあります。

夢を追いかけている友人をみては、「自分はこのままでいいのかな・・・」という漠然とした悩みを抱えている人もいます。

最初から「好き」なことを仕事にできている人はいいのですが、そうでないのなら今の仕事の中に「好き」がないか、探してみるのはどうですか?

私にとって飛びこみ営業などはつらい仕事でしたが、レギュラーのお客さまに恵まれて安定的な売上が立つようになると、お客さまとのコミュニケーションが楽しくなりました。

ですから、今でも続けられているのでしょう。

今の仕事が好きか嫌いか、というよりも、今の仕事の中に「好き」が見つけられないか、という発想に切り替えることで、今の仕事の領域を広げられないか考えてみるのもいいと思います。

たとえば、90%はルーティンでつまらなくても、10%のワクワクがあるのなら、そこに自分のモチベーションを持っていく。

そのようにして、自分の「好き」を仕事に見つけて、広げていくだけでも、仕事に対するとらえ方は変わるのではないでしょうか?

「隣の芝生は青い」と周りを気にしていては、好きな仕事を見つけるのは難しいです。

 

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■編集後記

昨日は、継続クライアントさんとの第1回目のコーチングセッション。

3ヶ月後のゴールを設定したので、これからが楽しみですね。

今回は私がセッションの持ち時間を間違えてしまい、時間をオーバーしてしまいました。。。

その分、聞きたいことや伝えたいことは話せて良かったのですが。(^_^;)

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