「どうすればいいのか、正解がわからない」
そんなときは、どうすればいいのでしょうか。
私が思い出すのは数学の証明が得意だった中学生時代の友人です。
最初から正解がわかるわけではありません。
書いているうちに正解を見つけるのです。
なぜ、目標は紙に書き出したほうがいいのか?
「目標を紙に書き出しましょう」
ビジネス自己啓発の分野で、よく耳目にふれるフレーズですね。
たしかに、世の中のものすべてのものは、2回つくられています。
1回目は頭の中を言葉にすること。
2回目は現実になること。
料理のレシピで考えるとわかりやすいです。
まず、頭の中で考えていることがある。
次に、それを言葉にする。
最終的に行動して、料理が現実になる。
このプロセスなんですね。
高層マンションのネジ1つから、今日のランチの料理まで、すべて同じです。
ですから、
「目標を紙に書き出しましょう」
という言葉が、古今東西の活躍している人たちから受け継がれているわけです。
ただし、です。
「目標がわかりません」とか、「書き出すっていっても、目標が見えません」という声を聞くことがあります。
というより、以前の私もそうでした。
書き出してみても、何となく誰かが言ってたことをなぞったような陳腐なフレーズしか出てきません。
「何だかな……」
もしもあなたもそんなときがあるとしたら、おそらく
「最初から正解を見つけようとしてしまっている」
というトラップにはまっている可能性があります。
そんなときは次のことを思い出していただきたいのです。
「最初から正解がわかるわけではありません。
書いているうちに正解を見つけるのです」
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証明が得意な友人と証明が苦手な私との違いとは?
中学3年生のとき、数学に「証明」という分野がありました。
私は、本当に証明が苦手だったんですよね。
論理的に考えるのが苦手なのは、当時からなんだなと……
これでも、ブログを書き続けることで以前よりはだいぶましになっているようにも思うのですが(自分比)。
話を戻して、その証明。
私が証明が苦手ということは、当然、「俺、証明は得意だよ」という人もいるのが世の常ですね。
私の友人にもいました。
私は受験のために、どうしても数学の点数をあげたかったんです。
そのためには、証明での点数がネック。
計算問題や基礎的なところで点数をとれたとしても、配点が高い証明がゼロなので、数学の点数が伸び悩んでいたんですね。
確実に出題される配点が大きな照明なのに、0点になるのは痛いところ。
そこで、証明が得意な友人に頼みこんで、証明を教えてもらうことにしました。
定期テスト前なのに、友人宅に訪問。
証明について教えてもらいました。
いま思えば、テスト前に友人宅に押しかけて自分のために証明を教えてもらうとは、ずいぶん自己中心的ですね、、、
まあ、友人は500点満点のテストで480点とかだったので大丈夫だったような気がしますが、迷惑そうな顔をしていた記憶も蘇ってきました……
また話を戻して(笑)、証明について、私が自分ではわからない問題を持っていき、解き方を教えてもらうことにしたんですね。
私のイメージは、数学が優秀で、証明が得意な彼なら、どんな問題も見た瞬間に答えを見抜いてしまうと思っていました。
彼が、問題を見つめる。
しばしの沈黙。
目を閉じているかのように。
するとカッと目を見開き、「これだ!」という感じで、スラスラと問題を解いていくようなイメージでした。
居合い切りみたいな(笑)。
ただ、それは違っていたんです(今にして思えば「それはそうだよな」とも思うのですが)。
学年1位だった彼も、問題に対して、一瞬で答えがわかるということはなかったんですね。
では、私が「手も足も出ない」という問題に、彼はどんな風に取り組んでいたのか。
それは、図形の中に、
・様々な補助線をひいていた
のです。
最初から正解が見つかるわけではありません。
いくつか補助線を書いているうちに、「これだ!」という線が見つかったんですね。
すると、証明するために必要な角度が算出されました。
そこから、解答が導き出されていったんですね。
最初から正解がわかるわけではなかったんです。
書いているうちに正解を見つけたんですね。
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正解に近づくための補助線は、いつ出てくるのか?
数学の証明が得意な彼が、解答するまでのプロセスを見ていて、わかったことがあります。
それは、
・わからない状態でも、とにかく手を動かす
ということです。
優秀な人であっても、すべての答えに対して、瞬時に解答できるわけではないんですね。
でも、証明ができない私と大きく違ったのが、
・わからない状態でも、とにかく手を動かす
ということなんです。
私は、図形を見ながら「正しい補助線……わからない」と立ち止まってしまいました。
正解がわかるまで、動けなかったんです。
だから、証明が苦手。
部分点ももらえずに0点になるわけです。
一方、証明が得意な彼は違います。
わからないからこそ、試行錯誤で補助線を書いてみるんですね。
そこからヒントや気づきがある。
そして、正解が発見できるわけです。
私たちの目標設定も同じです。
最初から正解がわかるわけではありません。
書いているうちに正解を見つけるのです。
だからこそ、わからないなりに頭の中を思い切って書き出してみる。
私もやってみたときは「こんなことしか考えてないのか、、、」とか「なんて幼稚なんだろう、、、」とがく然とするわけです。
もっと高尚なことを考えている「つもり」でしたが、書き出してみると現実がわかります。
でも、そこからがようやくスタートなんです。
むしろ、そこから始めなければなりません。
いつだって。
だからこそ、ノートを開きましょう。
そして、ペンで紙に書き出しましょう。
何度もくり返していくことで、やりたいことや「これだ!」ということが見つかります。
少なくとも私は、それをやらなければ、見つかりませんでした。
だからこそ、お伝えしたいです。
最初から正解がわかるわけではありません。
書いているうちに正解を見つけるのです、と。
わからない状態でも、とにかく手を動かすのです。
最初から正解がわかるわけではありません。
書いているうちに正解を見つけましょう。
証明が得意な彼がやっていたように、私たちも。
そのうち、補助線が見つかります。
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