人生において、あとあとまで記憶に残るできごとというのは、必ず感情が動かされているものです。
さらにいえば、自分の感情が動き、さらに喜びをわかち合う人がいてくれると、そのインパクトは最大化します。
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息子の第一志望の合格発表に立ち会う
昨日は、息子の第一志望の都立高校の合格発表の日でした。
会社は午前中お休みをいただき、妻と一緒に合格発表を見に行くことにしました。
息子は、一度中学校に登校してから、各自がそれぞれの学校へ発表を見に行くということで現地集合です。
発表時間の5分前に学校に到着したら、人数はそれほど多くなくて30人程度でした。
親子で見に来ている人も多かったですね。
息子も友人たちと合流して、発表を待ちます。
発表会場の前に、どことなくそわそわする空気が流れます。
そして、校内から発表の紙が貼り出されます。
(私立の学校は、ネットでも発表がありましたし、合格発表も翌日にわかるのですが、このあたりが公立なのですよね・・・)
受験番号がずらっと並んだ紙から、息子の番号を探します。
一番はじめに見つけた息子が、小さく「あった・・・!」と声を漏らしました。
次に妻が見つけて、「あったよ!」と私に耳打ちしました。
私も番号を見つけ、「おおー、やったね!」と小さく声に出しました。
「おめでとう!」と、心の中でガッツポーズをしたのです。
息子の高校受験が終わった瞬間でした。
(合格している人ばかりではないので、テレビで見る大学の合格発表のように大きな声で喜べません)
合格後に知った「応援してくれていた人の数の多さ」
次は、息子の合格をいろいろな人にお知らせするというタスクがあります。
・中学校の先生方
・学習塾の先生方
・私の両親と姉
・妻の両親
といった身近なところはもちろんのこと、
・娘の保育園の保護者の仲良しグループのみなさん
・私の会社の上司(アドバイスをいただいていたのです)
・私のコーチングクライアントさん(偶然にも息子の高校の先輩。前祝いにおいしいお肉までいただきました・笑)
・習慣化チームの友人
・やきとん屋の店長(笑)
・(そしてブログを読んでくださっている読者のみなさんにも・笑)
など、たくさんの方たちに合格の連絡をしました。
その際に、妻とも話していたのですが、「これだけの人に応援してもらっていたって、すごいことだよね。」ということに気づいたわけです。
もちろん、応援のレベルは人によって変わるのですが、応援してくれる人たちのエネルギーは、息子に確実に伝わっていたのです。
私はマラソンやトライアスロンの大会を経験しているので、苦しいときの家族の応援や沿道のかたの応援が、本当にパワーになることを知っています。
それだけに、息子の受験を応援してくれたみなさんに感謝の気持が湧き上がってくるのです。
(ありがとうございます!)
人生に「自分の目標達成」×「喜びをわかちあえる人の存在」の瞬間をつくる
「自分にとって大切な人」の定義はいろいろとあると思います。
また、「幸福を感じる瞬間」というのも人それぞれでしょう。
それで、ちょっと考えてみていただきたいのですが、その2つが交わる瞬間を考えてみていただきたいのです。
それは、どのような瞬間でしょうか。
私の「ずっとやりたかった目標を達成した瞬間」なら、人生で初めてフルマラソンを完走したときです。
妻には事後承諾で、静岡県まで泊りがけでフルマラソンの大会に出場しました。
(いま考えると、トライアスロンの遠征が難しいのはこれが良くなかったかな。。。)
そのとき、一番に報告したのは、もちろん妻です。
その瞬間は最高に幸福感を味わいました。
その幸福感は、
「自分の目標達成」+「喜びをわかちあえる人の存在」
というたし算のイメージでしたが、実際に体験してみると、
「自分の目標達成」×「喜びをわかちあえる人の存在」
というかけ算の感覚でした。
そのように、ふり返ると、
・コーチングの認定試験に合格したとき
・ブログが1,000記事を超えたとき
・会社の売上が年間で1位になったとき
・トライアスロンを完走したとき
・コーチングの継続クライアントさんからはじめてお申込みいただいたとき
・自主開催のセミナーをやりとげたとき
・60キロマラソンを完走したとき
といったタイミングは私の人生を彩るできごとですし、そこには常に
「自分の目標達成」×「喜びをわかちあえる人の存在」
というかけ算がありました。
そして、これからもたくさんのかけ算を味わいたいと思っています。
それは、人生の幸福度をアップさせてくれるスパイスのようなものだと考えているからです。
さて、あなたの人生に、
「自分の目標達成」×「喜びをわかちあえる人の存在」
の公式は何回登場してきているでしょうか。
多ければ多いほど良いですよね。
目標達成は、自分で意図的につくり出していくことが必要ですし、それをおすすめしています。
「喜びをわかちあえる人の存在」として、私がコーチになってご一緒することも可能です。(^_^)
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■編集後記
昨日は、息子の合格祝いとともに、妻のがんばりをねぎらうために夕食は外に食べに行きました。
ビールがおいしかったです(いつも以上に・笑)。
それにしても、子どもの受験は、子ども自身が努力するものではありますが、親もけっこうたいへんなのだということを実感した1年でした。
ただ、この体験には学びも多く、親として「自分のこと以上に優先するべきものがある」という感覚は、私を人間としてひと回り成長させてくれたように感じています。(^_^)
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