ほとんど運動習慣がなかった2人が「2人で月間100kmをランニング&ウォーキングする」という目標を達成したと聞いて、あなたはどう思いますか?
今回の2人の成功要因がどんなところにあったのか、私なりに分析してみたところ、
・おもしろいゲームの4つの条件
があったんですね。
この成功要因の分析が、あなたの習慣化の参考になれば幸いです。
「ペアで月間100km走行」というゴールを達成した仲間の話
先日、「習慣化の学校」の中で、うれしいことがありました。
それまでほとんど運動をしていなかった2人が、運動の習慣をスタート。
そうして先月、見事に
・2人で月間100kmをランニング&ウォーキングする
というゴールを達成したんですね。
きっかけ
きっかけは、グループで習慣化目標について話をしていたときのこと。
女性のSさんが、「いつか運動を習慣化しようと思っているんですけど、、、」とつぶやいたそうです。
そこで、コーチングを実践している男性のSさんが、「いつか」に反応してしまったようです(笑)。
そこで出た提案が、
・2人で月間100kmをランニング&ウォーキングする
ということだったんですね。
そうして、「2人でなら、やれますよ」ということで、バディができました。
2人はその日に同じランニングアプリをインストールしました。
2人の取り組み
2人は、毎日のように、「習慣化の学校」の「運動・ダイエット部」にランやウォーキングの距離をアップしていきました。
アプリのスクリーンショットを入れて投稿するルールだったので、ズルもできない仕組みでしたね。
この取り組みに、周囲の私たちも応援。
少しずつではあるものの、毎日のように積み上げられていく様子を見ては、「今日もいい感じですね!」とフィードバックを送っていました。
2人は会社員として仕事をしていますから、当然、忙しいときもあったはずです。
それでも、例外ルールを取り入れることや、相方のバディががんばっている姿を見て奮起することも。
そうして、見事に月間走行距離100キロというゴールを勝ち取ったのです。
Facebookには、祝福の言葉の嵐でした。
こういうの、私は好きなんですよね。
青春っぽくて(笑)。
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続けるプロセスをゲーム化する
2人の取り組みは、
・続けるプロセスをゲーム化する
ことに成功した事例です。
この、
・続けるプロセスをゲーム化する
というアプローチは、習慣化にうってつけなんですよね。
あなたが続けたいことに対しても、いろんな視点で取り入れていただけるといいと思っています。
本能に逆らわない
たとえば、習慣化でも難易度が高いのは、
・ダイエット
・早起き
・運動
といったところでしょうか。
そういった行動がしんどいと感じるときは、
・空腹を耐えぬくつらいダイエット
・眠気と戦う早起き
・「面倒くさい、、、」に立ち向かう運動
というイメージを持っているケースが多いもの。
ただ、そのイメージでは、「快楽を求めて、苦痛を避ける」という人間の本能とは、相性が最悪なんですよね(笑)。
ですから、本能とバトルするのではなく、本能と仲良くなれないか工夫してみましょう。
そのために、1番シンプルでてっとり早いのが、
・続けるプロセスをゲーム化する
です。
矯正よりも自主的に取り組める仕組み
たとえば、運動をきっちりやろうとすると、大変なんですよね。(^_^;)
とくに、まじめな人は、自分に負荷の大きなトレーニングをしてしまいます。
結果として冬場になると「寒いし、大変だから、、、」といって、トレーニングをサボってしまいます、、、はい、私です(笑)。
そのように強制的になると、楽しかった運動も、トーンダウンするんですよね。
まるで学生時代に、無理やり走らされたマラソン大会のようなものなので。。。
強制されたら、サボりたくなりますよね。
でも、ファミコンなどのゲームは、「もうやめなさい」と言われるまでやっていたのではないでしょうか。
「ゲームをやりなさい」と言われていないのにもかかわらず、自主的に。
そうして、ゲームに熱中する時間がながければ、そのゲームが上手になったはずです。
その仕組やモチベーションのパワーを、続けることに適用できないか考えてみましょう。
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「おもしろいゲームの4つの条件」とは?
では、どのような指標を習慣化に持ち込めばいいのでしょうか。
じつは、ある研究でわかった
・おもしろいゲームの4つの条件
というものがあります。
それは、
1:勝てること(Winnable)
2:目新しいこと(Novel)
3:目標があること(Goal)
4:フィードバックがあること(Feedback)
です。
この4つの要素を、習慣化に取り入れてみましょう。
そうして、
・続けるプロセスをゲーム化する
わけです。
実は、先にのべた「習慣化の学校」の2人の取り組みは、この4つの取り組みがすべて入っていたんですよね。
1:勝てること(Winnable)
今回の
・2人で月間100kmをランニング&ウォーキングする
での目標は、
・1キロ以上のラン&ウォーキングの際にアプリを起動すること
だったようです。
とにかく1キロ以上の運動をする。
もちろん、例外ルールの日もありましたが、「これをやったら、なまけ心がやってくる自分に勝てる」という基準がありました。
ですから、1回1回の運動に、達成感があるんですよね。
2:目新しいこと(Novel)
お2人のうち、男性のSさんは、フットサルなどの単発の運動をやることもありましたが、継続的にランニングする習慣はなかったようです。
女性のSさんは、それまで、ほぼ運動習慣が定着しなかったと聞いています。
ですから、2人には運動する習慣への取り組みが新しかったのでしょう。
また、バディとして、ペアで目標を設定する新鮮さも継続に有効でした。
3:目標があること(Goal)
今回のチャレンジは、
・2人で月間100kmをランニング&ウォーキングする
ということで、明確なゴールがありました。
また、期限も区切られており、目標は非常に明確でした。
まさに、「SMARTの法則」にのっとった目標だったといえます。
4:フィードバックがあること(Feedback)
今回の2人には、フィードバックが2つありました。
1つは、
・アプリによる数値化
です。
どれだけ進んでいるのか、明確にわかることは、何よりもモチベーションになるものです。
もう1つは、
・「習慣化の学校」メンバーによる応援
です。
走行距離はオープンにされているので、私たちもわかりやすかったんですよね。
これは、オリンピックで金メダルをとる選手のことを応援できるのと同じ現象。
2人が目指すゴールがはっきりしているからこそ、応援できるんです。
マラソン大会で、沿道の方々から応援していただけるのと一緒ですね。
これは、つらいときに本当にパワーになるんです。
まとめ
さて、あなたの取り組みに、
・おもしろいゲームの4つの条件
を加えることはできそうでしょうか。
正直なところ、習慣化には、「やりたい」だけでは続けられない要素も含まれる行動があります。
たとえば、先の運動は「やりたい」だけではない日が出てくるものです。
それでも、時間がなくても、やる気が起きなくても、疲れていても、どうにかして時間を捻出しようかと考える。
そのようにしてアイデアや工夫を実行にうつせば、それは立派なゲームです。
実際、「続け方がわからない」というのは、習慣化の大きなハードル。
でも、続ける方法がわからなくても、
・続けるプロセスをゲーム化する
という風に変えられる人たちは、最終的に結果を出します。
それは、あなたも同じですよね。
ですから、ぜひ、あなたが取り組みたい行動目標に、
・おもしろいゲームの4つの条件
の視点を加えてみましょう。
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■編集後記
昨日は、仕事終わりに家族と待ち合わせて食事へ。
私の複業と息子の受験など、家族として時間の使い方や活動についてどのようにしていくか。
そんな家族会議の時間となりました。
受験生を持つ家庭になると、それまで以上に家庭内の対話が必要になるんですよね。(^_^)
テーマは「複業(マルチキャリア)を成功させる方法」です。
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