娘と公園をかけずりまわっているとき、ふとした拍子に「視点の違い」を考えました。
自分はひとりしかいませんが、工夫をすることで、多様な視点を持つことができるのです。
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すべり台の上下2つの視点を経て気づいたこと
昨日は、6歳の娘と少し遠出した公園で遊びました。
石製の大きめのすべり台の遊具で、2人ですべりまくっていました。
「お父さんもはだしになってよ!」という娘の指示にしたがってはだしになり、童心にかえってはしゃいでしまいました(笑)。
そのすべり台は、わりあい高低差があります。
娘と一緒になって遊んでいたとき、ふとしたときに視点の違いを感じました。
▼こちらは、下から見た視点で、
▼こちらは、上から見た視点です。
距離としてはまったく変わりませんが、見える世界に変化があります。
状況は変わりませんが、「視点を変える」ことによって、感情や気持がラクになることがあるのですよね。
課題を抱え込んでいるときは「私が〜」思考になっている
たくさんのクライアントさんたちと接してきて、気づいたことがあります。
それは、課題を抱えている場合の多くは、その原因が「視点が硬直化していることに起因しているケースがほとんどだ」ということです。
そのため、できるだけその課題から離れた視点で課題を捉えなおすことが有効です。
「私が被害を受けている」
「私なりに一生懸命やっているのに」
「私ができることはすべてやっている」
私自身、大きな課題を抱えていて動けなくなっていたときは、先のような思考におちいっていました。
この、「私が〜」という思考を抜け出すためには、「多様な視点から考える」ということです。
多様な視点を生み出す4つの視点
私が「ひとり会議」をやっているときに使っている視点を4つご紹介いたします。
相手の視点
コーチングでは、「ステークホルダー」という呼び方をしていますが、利害関係者の相手になりきって自分の課題を捉え直します。
たとえば、
・私がAさんの立場だったら、現状をどのように考えるだろう?
・私がAさんだったら、今の自分はどのように見えるだろう?
という質問を考えてみます。
尊敬する人の視点
自分の師匠や尊敬するビジネス書の著者だったら、どのように考えるのか。
その視点で考えてみます。
・尊敬するBさんだったら、今の私に何と言うだろう?
・Bさんが私の立場だったら、どのように対処しているだろうか?
といった感じです。
理想(状態)の視点
自分が課題をクリアしている状態から考えます。
・もし、3年後に理想の状態になっている自分がいたら、今の自分に何とアドバイスするだろう?
・この課題をクリアしている自分は、現状からどれくらい成長するだろうか?
という質問が有効です。
比較の視点
あえてほかの人の比較から課題を捉え直してみます。
・過去、自分がもっとも厳しかった時期と比べると、現状はどうだろうか?
・尊敬するBさんとの苦難の時期と比較すると、今の私の状況はどれくらい厳しいだろう?
自分の思考の枠がはずれます。
まとめ
自責思考で考えることは非常に重要です。
責任を持って生きるためには自責で考えることが欠かせません。
一方で、課題を抱えて行動にブレーキがかかっているとしたら、視点を変えてみることがおすすめです。
自分の視点に固執しない柔軟な視点から、意外なアイデアが生まれることがあるものです。
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■編集後記
昨日は、早朝にコーチングセッション。
ゴールデンウィークでも、コーチングとブログは稼働しています。(^_^)
午後は、記事にもある通り、家族4人で行船公園に遊びにいきました。
施設もきれいで、なかなか良い公園でした。
近くのスシローでお寿司も食べて、心もお腹も満たされた1日となりました(笑)。
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