早起きするための特効薬は「早起きするための目的」を持つことです。
明確な目的ができれば、二度寝の誘惑にも打ち勝つことができます。
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やきとん屋さんの店長にきいた驚きのエピソード
先日、お気に入りのやきとん屋さんで、女性店長のお孫さんの話を聞いて非常に驚きました。
中学生のお孫さんは、当初、特に志望校がなく、近所の高校に進学する予定だったそうです。
そのようなとき、好きな音楽バンドができました。
彼は、ギターに憧れ、音楽をやってみたいと思うようになったそうです。
しかし、当初進学しようと思っていた高校には軽音部がなかったという事実が発覚。
彼は進学する高校を変更することを決意しました。
そこで、次の試練がやってきました。
進学塾に通うためのお金がなく、両親も認めてくれなかったそうです。
また、ギターを購入する資金もありません。
でも、彼はあきらめませんでした。
学習塾の学費を稼ぐために、自分で新聞配達のバイトをやることにしたそうです。
そのようなお孫さんの姿を見て、おじいさまが学習塾へ行く費用を捻出してくれることとなりました。
ギターは店長が買ってあげました。
そうして、彼は、早起きをして日々の受験勉強を一生懸命にやっているそうです。
「今回、がんばったのに100点がとれなくてくやしい!」
90点以上の答案の写メールと一緒に、店長にメールを送ってくれるそうです。
妻と一緒にその話を聞いて、感動しました。
目的ができると、人間というのはこうも変わるものなのですね。
逆境や苦しさに立ち向かえる人は「目的」を持っている
早起きを習慣化できる人は、何が違うかといえば「目的」が違うのです。
二度寝の誘惑をたちきって、朝起きる。
わざわざ朝起きて、仕事の前に自己投資の時間をつくる。
土日も昼まで寝るようなことはしない。
要は、何をやるにしても、自分が早起きすることが自分の目指す未来につながっていることがわかっている。
わからなくなるときもあるのですが、それも含めて未来へのプロセスということを理解しようとしています。
そのつながりを理解しているからこそ、夜のスマホや飲み会を手放すことができる。
早起きを習慣化していて、活動量が多い人は、おおむねそのような人たちだととらえています。
あなたが行きたい場所はどこなのか?
高校生の彼が、強烈に感じた感情があります。
それが、「自分は、どこに行きたいのか?」という問い答えることです。
ここが明確になると、「現在のがんばり」と、「未来のありたい姿」にプロセスが見えるようになります。
そのギャップがわかると、そのギャップを埋めたくなってくるのが人間。
すると、今を大事にしたくなるし、時間の使い方も考えるようになるのです。
「今のままダラダラしていたら、未来のありたい姿には近づけないよ。」というように、まるで、未来から今の自分にメッセージが届いているような感覚があります。
私自身の例を振り返っても、学生時代だけで、
・小学校の野球部で一度退部してから再入部し、センターで5番のレギュラーをかちとったとき
・中学校の定期テストで3桁台から学年で10位以内の成績をとったとき
・高校での大学受験のとき、入学当時最下位から東京六大学に受かったとき
といった転換点がありました。
それを考えると、やはりどこかのタイミングで「今の努力が未来のゴールにつながる」という成功体験を味わっているように感じています。
そのように変化したポイントは何かと言われれば、どうしても「自分は、どこに行きたいのか?」という問いに向き合ったからだと思わずにいられないのです。
そして、それは今でも現在進行形です。
さて、あなたが行きたい場所は、、、どこですか?
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■編集後記
会社で5年ぶりにお仕事をいただいたお客様と打合せ。
私を指名してくださり感激。
5年前よりも今の方が楽しく話せました。
同じ年齢という共通項があるということもあったのですが、やはり私の質問のクオリティーがあがっていました(当社比)。
「自分の質問力がこの5年であがったんだな・・・。」と。
もちろん・・・、自画自賛です(笑)。
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