「道に迷うことこそ、道を知ることだ」
アフリカのことわざということですが、目標に取り組む過程で言葉の意味を実感しています。
“道に迷うことこそ、道を知ることだ”
我が家の朝は、ラジオでJ-WAVEをかけています。
そこでいつも耳に入ってくる名言があります。
それは、アフリカのことわざ、
“道に迷うことこそ、道を知ることだ”
です。
あなたも意味を味わってみましょう。
“道に迷うことこそ、道を知ることだ”
じつにいい言葉だと思いませんか。
この言葉が響く人。
きっと、いろんな意味で迷子なのですよね(笑)。
人生で迷子なのか。
仕事で迷子なのか。
人間関係で迷子なのか。
それがあなただとしたら、私はすばらしいと思います。
「自分は迷子だ」と思う人は、きっと
「本当はこうなりたい。でも、、、なっていない(T_T)」
という気持ちを持っているのではないでしょうか。
「日々、自分の好きなことに邁進できていて、毎日が超充実している」という人は、おそらくご自身のことを「迷子」だととらえていないと思うからです。
ただし、逆の意味もあると思うのです。
やりたいことや好きなことに向き合っていく過程で、壁にぶつかることで迷子になることは大事な経験だからです。
「こんなハードル飛び越えられるわけがない」と思うこと。
「いやいや、今の自分には無理ですって、、、」と考えること。
そう思うのは、あなたが目指す理想の状態があるからですよね。
「平凡でいいや」と思う人は、自分を「迷子」だとも思わないですから。
むしろ下手なほうがいいこともあります。
迷うことでいろんな道を知ることができます。
スマートに一直線に進んだ人よりも、迷ったほうがたくさんの景色を見ることができるということです。
つまり、
“道に迷うことこそ、道を知ることだ”
ということなのです。
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下手な自分からスタートする
何かをスタートするとき。
とても大事なのは、
・「スマートにやろう」と思いすぎないこと
だと考えています。
スマートにやろうと思えば思うほど、動けなくなるからです。
ほかの人が何回やってもできないことが、あなたがやったらすぐにできてしまった。
そういうことも、過去にあったかもしれません。
でも、そういった体験を持っている人は少ないはずです。
そもそも、最初からスマートにうまくいくことなんて、上達の実感がなくておもしろくないかもしれません。
そう、最初は誰でも下手なのです。
下手な自分を認めて、下手な自分からスタートしていきましょう。
「そうは言っても、、、」と、そう思いますよね。
下手なことって、恥ずかしいと感じやすいので。
自慢ではありませんが、私も40歳手前まで水泳ができませんでした。
本当に下手でした。
水泳だけでなく、トライアスロンでいえばバイクもランも下手です。
チームメンバーと一緒のレースに出ると、たいてい最下位です。
でも。
本当にやりたいことって下手でもやりたいんです(笑)。
そして、下手なことでも、取り組む価値はあると考えています。
特に趣味の世界なら、下手でもいいのではないでしょうか。
そのことが好きなら、誰に何を言われてもやめる必要はありません。
それよりも、何回もやり方を変えていけばいいのです。
道具を変えてもいいでしょう。
先生を変える手もあるかもしれません。
泥臭くいきましょう。
そこで格好つけて好きなことをあきらめてしまったら、そっちのほうがもったいないです。
下手な自分から逃げてしまったら、それ以上の伸びしろがなくなってしまいますので。
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何度もやり方を変え続ければいい
たとえば。
私は文章書くことがとても下手でした。
もちろん、今でも上手だとは思っていません。
小学校から大学、そして社会人になるまで
「文章を上手に書くとはどういうことなのか」
ということを考えたことがなかったからです。
当然、上手になるためのテクニックもほとんどわかりません。
でも、「ブログなどで文章を書きていきたい」という気持ちはありました。
ですから、文章に関する本を読みました。
師匠のブログを読んで、文章を真似しました。
ライティング講座に通ったこともあります。
そのたびに文章の書き方を変えてきました。
何度も何度も、微調整してきたのです。
実際に、冒頭の書き方にバリエーションを増やしました。
構成のパターンを増やしました。
漢字とひらがなのバランスを変えました。
テーマをしぼることも学びました。
句読点のバランスも変えました。
そんな風にして、本当に少しずつ「ちょっとは上達しているかも」という実感が出てきました。
なぜなら、ブログやメルマガへの好意的なフィードバックが増えてきたからです。
ちょっとは「伝わる」という目的を果たすこともできているのだと考えています。
最初の頃は、もうまったくと言っていいほどフィードバックがなかったので(笑)。
そう、これは文章が上達したわけではありません。
ただ、やり方を変え続けてきただけだととらえてのいるです。
そして、これからも変え続けていきます。
このように、わたしたちが何かをスタートするときは、「村上春樹さんみたいに書きたい」といったような理想が出てきます。
ただ、たいていの場合、理想とはかけ離れていると思います。
その比較にショックを受けるかもしれません。
でも、それでいいのではないでしょうか?
私たちの人生の理想が「無難な人生」になってしまったら悲しくないですか?
人生の可能性を広げていきたければ、思いっきりずれてもいいのだと思います。
むしろ、失敗することでどんどん軌道修正をしていきましょう。
そうすれば、そのうちに「そうか、この道を進めばいいんだ」という道が見つかってくるはずです。
なんといっても
“道に迷うことこそ、道を知ることだ”
なのですから。
積極的に道に迷っていくくらいの気持ちで進んでいきましょう。
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■編集後記
昨日は、出版に向けて献本リストを作成しました。
執筆時にアドバイスいただいた師匠たちやずっと激励してくれたコーチの先輩など。
執筆中にお世話になった方々を思い出しながら作成しました。
その方々のお顔やアドバイスを思い出しながら書いている間、とても感謝の気持ちが高まりました。
こういう時間は、豊かになれますね。
意図的に習慣にしてみてもいいかな、と思いました。(^_^)
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