あなたの日常には、どれくらい「緊張感」がありますか?
緊張しすぎるのはメンタルに良くないかもしれませんが、あまりに緊張感がないというのも問題かもしれません。
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コミュニケーションに不慣れだと「緊張」する
こういうことを書くと「いやいや、嘘でしょ」と言われることがあるのですが、、、それは、私が、
・内気で
・人見知り
だということです。
私がそういうと、たいていの人に、
「いや、だって営業マンでしょ?」
「コーチングって対人援助職でしょ?」
「セミナー講師として人前に出てるでしょ?」
と言われるのですね。
たしかに、仕事を通して、コミュニケーション能力を鍛えられた部分は多いです。
研究するあまりに、以前よりもブログにもコミュニケーションの記事は多くなっています。
実際、コーチングも、セミナーも、営業も、話さないと成果をあげることは難しいでしょう。
ただ、そのような活動をしているからといって、必ずしも
・外向的で
・社交的な人
というわけではないですよね。
無口な営業マンでも数字をあげている人はいますから。
ただ、コミュニケーションというのは、慣れないと緊張するものなのですよね。
自分をよどませないために「緊張する」
これらの活動は緊張するものの、私はコミュニケーションと通じて、心を鍛えているとも考えています。
体の筋トレと同じように、心の筋トレも、充実した人生には必要だと思っているからです。
緊張感のない生活というのは、私たちを堕落させ、退化させるように思います。
たとえば、自分がやりたいことや目標という概念がなかったら、努力も生まれないでしょう。
それに努力やがんばりがなかったら、心が震えるような感動というのも減少するはずです。
実際、筋肉は使っていないと弱くなります。
これは、心にも同じことが言えるのですね。
映画や音楽などで感性を磨いておかないと、喜怒哀楽を感じにくくなってしまうのです。
さて、あなたは、日々の暮らしの中で、緊張するシーンがどれくらいあるでしょうか。
もし「緊張感なんて、最近味わってないな・・・」という答えだとしたら、ちょっと危険かもしれません。
ゆるみきっているとしたら、将来まずいことになるのではないでしょうか。
「緊張感がない生活」というのは、一見、居心地がいいものです。
安心・安全ですからね。
しかし、ずっとその生活を続けてしまったら、どうなるか。
私たちはよどんでしまうのではないでしょうか。
水でさえ、長い時間放置しておくと、よどんできますよね。
よどまないための防御策は、私は、
・緊張感を味わうこと
だと思うのです。
自ら「緊張感」をとりにいくようにしてみよう
私の場合は、コーチングセッションは緊張する場面です。
今は日常的にコーチングセッションをおこなっていますが、実は、ここで、緊張を感じているのですね。
これまでにおこなってきたセッション回数は、おかげさまで500回を超えました。
しかし、それでもセッションの前は緊張します。
たまに、「突然、キャンセルにならないかな・・・」という考えが頭をよぎることもあります。(^_^;)
ただ、同時に、このように日常にやってくる「緊張感」は、自分に負荷を与えてくれるものであり、大事なものだとも思っているのです。
緊張を感じるときというのは、頭や体が私たちに「ここが勝負どころだよ」と教えてくれているのだと思うからです。
歌手の和田アキ子さんは、あれほどのベテラン歌手でも、本番前は緊張していると言われます。
その気持、とてもよくわかるのですよね。
実際のところ、「緊張している」という状態は、私たちが対象に向けて本気でのぞんでいるという証拠でもあります。
もしも、「どうでもいいや」と思っているとすれば、緊張しないからです。
ですから、緊張がやってきたら、それを敵対視するのではなく、「これをクリアすれば、また成長できる!」と思うようにしましょう。
緊張しながら向かっていくハードルは、1回目は本当に大変なものです。
それでも、何度も向き合い、何度かクリアしていくうちに、必ず慣れるタイミングがやってきます。
緊張がゼロになることはないかもしれませんが、慣れていくことは必ずできるはずです。
緊張を乗り越える数が多ければ多いほど、やがて新しいフェーズに移行していく。
このくり返しによって、私たちの緊張に対する耐性がついて、タフになってくるのですね。
そのようにして、私はコミュニケーヨンにおいて、少しタフになったと思っています。
ですから、あなたの日常にも、緊張を経験するような機会をつくりにいってみてはどうでしょうか。
毎日のルーティンをこなしているだけでは突破できないような、緊張感のある世界に。
たとえば、
・勉強会の講師役を自ら申し出る
・会議のファシリテーション役を買って出る
・会ってみたいと思う人にメールをしてみる
など、緊張するシーンは自分が少し勇気を出せば、いくらでもつくり出せるはずです。
何でもいいので、ぜひトライしてみましょう。
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■編集後記
昨日は、会社の仕事に追われながらも、なんとか切り抜けて退社。
妻の体調が万全ではなかったので、ひとり戦略会議は延期して帰宅しました。
その分、妻とドラマ「SUITS(スーツ)」と、映画「鑑定士と顔のない依頼人」を鑑賞できました。
「東京ラブストーリー」とはまったく違った観点のドラマですが、織田裕二さんと鈴木保奈美さんの2ショット、やっぱりいいですね。(^_^)
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