先のばしを減らす習慣

ゴール達成は「ところてん突き器」のように。

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ゴール達成が停滞しているときは、ところてん突き器の中に食材がつまっているようなイメージです。

食材が賞味期限切れにならないように、早めに押し出していきましょう。




 

折りたたみ傘を盗まれるショック

昨日、久しぶりの体験がありました。

コンビニに寄っているあいだに、折りたたみ傘を盗まれてしまったのです。

昨日は雨。

お昼休みにコンビニに立ち寄ったときに、イートインでメルマガを書いていました。

メルマガを予約投稿してお店を出たら、入り口の傘置きに置いたはずの私の傘が無くなっていたのです。

水色で目立つ傘。

無いことが一瞬でわかりました。

思わず傘置き場を二度見。

「おお、、、久しぶりにやられたわ」と。

仕方がないので、コンビニに戻って傘を買いました。

「盗んだ人は、どんな気持ちだったんだろうな」と思いながら。

みじめなんじゃないかなと。

ただ、新しい傘をさして会社に戻りながら、こうも考えました。

「よく考えたら、あの傘、もう古くなってて買い換えなきゃって思ってたんだった」と。

傘を開くときにちょっとした力が必要で「もう買い換えなきゃな」と思いながらずっと使っていたのです。

雨がふって傘を使うたびに「あっ、新しいの買わなきゃ」「早く買い換えなきゃ」と。

ずっと未完了タスクになって、心にひっかかっていたのですね。

それが今回、傘を盗まれたので、必然的に新しい傘を買うことになりました。

おかげで「新しい傘を買う」という未完了タスクを実行することができたのです。

そして、もう「新しい傘を買わないと」という未完了タスクに意識を奪われなくて良くなりました。

未完了は完了され、思い悩みから解放されたのです。

こうなれば、傘のことは考えなくていい。

次の新しいことを考えられるようになるのです。

 


 

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未完了を押し出さなければ新しいタスクに取り組めない

ゴール達成は今回の傘を盗まれることとと同じメカニズムです。

未完了のタスクが残っていると、ずっと出口が詰まっている状態です。

その未完了タスクを完了しない限り、新しいタスクに取り組むことができないのですね。

イメージは「ところてん突き器」のような感じ。

新しいところてんを食べるためには、いま入っているところてんを押しださないとだめなのです。

現実にもあります。

たとえば、「複業をやりたい」という会社員の方が増えています。

でも、なかなか簡単ではありません。

口頭で「複業をやりたい」と言いつつも、行動にうつせないのです。

行動派ではなく、口頭派になってしまっているわけです。

こういう場合、頭では「複業をやらなくては」と思っています。

それなのに、心では「複業をやりたくない」と思っているというパターンなのです。

頭ではアクセルを踏みながら、同時に心でブレーキを踏んでいる状態。

マッチをつけながら、同時にポンプで水をかけているマッチポンプの状態。

外から見ると不思議なのです。

でも、本人は「なぜ行動できないんだろう」と本気で悩んでいるわけです。

実際、会社の仕事のほうが慣れているので安心です。

もちろん、会社の仕事も大変ですし、ラクではありません。

ただ、それでも想定の範囲内にいられる領域が多いのも確か。

慣れていますし、何かあれば上司がいます。

会社という組織もあります。

でも、複業をやれば想定の範囲内にいることはできません。

わからないことだらけです。

思い通りにいくことも少ない。

責任はすべて自分。

常に実力不足を感じる世界です。

自分の影響力の弱さに涙が出ることもあります。

それを考えると「複業をやりたいけど、できない」という安全領域にとどまってしまうわけです。

結果、会社の仕事を優先してしまう。

この場合は、「ところてん突き器」で会社のタスクを押し出さないといけません。

そうやってタスクの優先順位を変えて、複業を1日の中で優先的な活動に押し上げる必要があるのです。

そのようにして未完了を押し出さない限り、複業が進展することはないのです。

 

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ゴール達成は「ところてん突き器」のように

ゴールを完了させるメリットはあります。

たとえば、3年くらいずっと考えていた「最初の1円を稼ぐ」という目標をクリアできたとしましょう。

そうなれば、もう「複業をやらなきゃ」と思わなくていい。

未完了は完了され、思い悩みから解放されるのです。

私の古くなった折りたたみ傘と同じですね。

古いゴールを完了させれば、次のゴールが見えてきます。

こうなったときがレベルアップです。

たとえば、私の例でいうとブログの更新時間があります。

以前はなかなかアイデアが浮かばず、ブログの更新が夜になりがちでした。

24時までずっと「ブログを書かなきゃ・・・」と思いながら、1日の中でずっと未完了タスクとしてブログを抱えていました。

ずっと宿題のことを考えながら、1日をすごしているような感覚です。

でも、ブログへの取り組み方を変えることによって、朝10時までにブログを書くようにしています(今日の記事は朝7時すぎに完了です)。

すると、何が起きたか。

夜時間に、別の活動に時間を割り当てることができるようになったのです。

おかげで、セミナー開催を増やしたり、夜にジムでバイクトレーニングができるようになりました。

以前は、ブログが終わっていないので、ずっとブログが未完了のまま。

ジムに行きたくても「ブログが終わってないのに、ジムに行ってる場合じゃない」という感じでした。

でも、朝10時までにブログが終わっていれば、夜時間も気持ちよく活動できるのです。

古い傘への未完了の意識がなくなったように。

「ところてん突き器」から、古いところてんが押し出されたように。

「ブログを書く」というところてんを押し出すことができれば、「ジムに行く」というあたらしいところてんを入れることができるわけです。

さて、あなたは、古いところてんがずっと「ところてん突き器」に入ったままになっていないでしょうか。

早く押し出さないと、食材の賞味期限が切れてしまうかもしれません。

できるだけ早く完了させるために、未完了を1つずつ完了させて、「ところてん突き器」から押し出す行動をとっていきましょう。

 


 

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■編集後記

昨日は、朝6時の「習慣化オンラインサロン」朝活ファシリテーションからスタート。

夜は「良習慣塾」メンバーとのコーチングセッション。

その後、「習慣化オンラインサロン」スタッフでも定例ミーティングでした。(^^)


 


 

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・会社員

など、複数の活動をしている複業家。
1975年生まれ。茨城県出身、東京都在住。

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