あなたのゴール達成へのルートには「目標・方法・環境」の3つの要素が含まれているでしょうか?
3つのうち、もっとも重要な要素は何か考えてみました。
目標達成するための3つの重要項目
目標を達成するためには、3つの重要項目があります。
それは、
(1)目標
(2)方法
(3)環境
です。
熱い目標を持ち、実現する方法を知り、それを実行する環境がある。
そうすれば、目標は実現の確率が圧倒的に高まります。
その中でも、とくに重要なのは何か。
私は「(1)目標」と考えています。
昨日、「良習慣塾」メンバーのYさんとコーチングセッションをしていて、あらためて感じました。
約束の21時になったとき、私は公園をランニングしていました。
コールがかかってきたYさんも、当然のごとくランニングをしていたのです(この時点で少し変かもしれませんね・笑)
最初に私が聞きました。
「最近、ランニングの距離が伸びていますね」と。
私たちが一緒に使用しているNIKEのランニングアプリは、友人たちがどれくらい距離を走っているのかがわかります。
Yさんの距離が伸びていたので、理由を尋ねたのです。
その質問に対するYさんの答えが興味深いものでした。
Yさんは、コーチングスクールの講師の方とのメンターコーチングの時間に「ランニングをしながらコーチングを受けたいんです」とリクエストしたそうです。
講師の方は、最初はびっくりしていたとのこと。
長い間コーチングスクールの講師を努めている方ですが、そのような生徒(クライアント)はいなかったのでしょう。
ただ、Yさんが「目標達成のためには、運動する時間がどうしても必要なのです」という理由を説明したところ、講師の方も納得。
「おもしろいね」と言ってくださったとのことです。
それで、Yさんはメンターコーチングを受けている間、ランニングすることになりました。
ですから、Yさんのランニングの距離が伸びていたわけですね。
Yさんも複業家。
大手企業に勤務。
ひとりビジネスのコーチングも順調で毎日のようにコーチングセッションが入っています。
家族関係も良好。
その分、運動に時間の確保が課題になっていました。
ただ、現状のままだと、Yさんは「このままじゃ目標に届かない」と感じたわけです。
そこで考え出したアイデア。
それが、「ランニングをしながらコーチングセッションを受ける」ということだったのですね。
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「目標」が重要な理由
3つの重要項目の中でも、目標がとくに重要な理由があります。
行動力が高まる
Yさんの例は、「(1)目標」があるからこそ、「(2)方法」を考え出したわけです。
「(1)目標」が低かったり、運動することに目標がなかったら、コーチングセッションの時間にあえてランニングすることはないでしょう。
普通にデスクの前でパソコンからコーチングセッションを受けているはずです(その方法も有効です、もちろん)。
でも、「なりたい自分」の目標が高くしているので、「ランニングしながらコーチングを受ける」アイデアを思いつきます。
そして、高い目標があるからこそ、アイデアを実行できたわけです。
目標を思いついても実行できない人も多いところ、目標のパワーが勝ったわけです。
昨日も、東京は寒かったです。
寒さを言い訳にして、自宅のあたたかい部屋でコーチングを受けることもできたでしょう。
でも、言い訳を排除して外に出た。
それは、熱い目標を持っているからです。
このように「(1)目標」があれば、「(2)方法」というのはいくらでも思いつくし、行動力も高まるものなのですね。
やり方を知るだけでは動けない
よく、コーチングセッションで持ち込まれるテーマに「どうすればできるか?」という「(2)方法」を設定するクライアントがいます。
もちろん、それが悪いわけではありません。
ただ、やり方や方法というのは、本やブログやインターネットに書いてあります。
そして、それは地道でシンプルな方法だったりします。
聞けば、たいていはクライアントも知っていることなのです。
さらに、今のご自身が思いついていることを行動すればいいのだということにも気づきます。
ただ、「もっといいやり方があるのではないか?」ということで、コーチに相談するわけです。
ただ、私から言わせていただくと、「(1)目標」が明確でなければ、どれだけ「(2)方法」をお伝えしたところで実行されません。
私がルーキーコーチだったとき、何度も経験しています。
当時は、「なぜ、クライアントが行動してくれないのか?」という課題に悩んでもいました。
でも、今ならクライアントが行動しなかった(できなかった)理由がわかります。
「(1)目標」を明確にせずに、私が「(2)方法」ばかり説明していたからです。
燃えていないマッチに紙を近づけても燃えませんよね。
それと同じだったのです。
熱い目標が明確な人たちの事例
たとえばジャニーズの熱心なファンは違います。
これは私の知人の話です。
彼女たちは、応援しているアイドルのコンサートがあると、全国の会場すべてに応募します。
それでも、当選するかどうかはわからないからです。
さらに、少し裏技的な話なので書いていいのかわかりませんが、自分だけでなく家族の名前でファンクラブに入るという方法を使っている人もいるそうです。
住所が同じだと同じコンサートに申し込めない場合は、ジャニーズに興味がない友人や親戚の名前を使って応募する人もいるとか。
まさに「なりふり構わず」という感じですよね。
そして、運良く当選すれば努力が実ります。
ただ、会場が複数当選してしまうこともあるそうです。
しかも、会場が札幌と福岡だったりすることもあるのだとか。
日本を縦断する距離です。
お金もかかるでしょう。
さて、彼女たちはどうすると思いますか?
そう、両方行くのです。
そして口にするのです。
「当選したのはいいけど、札幌と福岡だよ〜。お金がかかって困るよ」と。
まったく困っていない顔(というかむしろうれしそうな顔)で話すわけです。(笑)
応援しているアイドルグループのコンサートに行くという熱い「(1)目標」があるので、「(2)方法」はいくらでも思いつくという事例です。
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目標実現の「環境」をつくる3つの方法
私たちは、つい「どうすればうまくいくんだろう?」という「(2)方法」を求めてしまいがちです。
たとえば、
・本を出版する方法を知りたい
・どうすれば夢が叶うのかが知りたい
・活躍している人のノウハウを知りたい
という風に。
もちろん、やり方はあります。
それを知ることもとても重要で欠かせないものです。
でも、その前に重要なことがあるのです。
それが、どのような「(1)目標」を持つか、です。
その目標も、自分の心が動くような熱い目標が必要です。
それも、あなた自身の本音があらわになるような目標。
ほかの人に聞かれたら恥ずかしくなるような目標。
それくらいじゃないと、どうしても実現したい目標にはなりません。
誰かの目標を借りてきても、うまくいかない理由は、あなたの目標だと衝動にかられないからなのです。
では、どのようにすれば、衝動にかられるような目標が見つかるのでしょうか。
それが、3つ目の大事な要素である「(3)環境」ということです。
環境をつくるためのおすすめの方法を3つご紹介します。
1:ロールモデルを見つける
2:すでに実現している人たちのコミュニティーに所属する
3:自分発信で仲間をつくる
1:ロールモデルを見つける
1つ目は「ロールモデルを見つける」です。
あなたが目指すステージに到達しているロールモデルを見つけましょう。
師匠やメンターですね。
もしも可能なら、その人に直接コンサルティングやコーチングを受けられると理想的です。
それができない場合は、本やブログ、セミナーから学びましょう。
「ロールモデルは、どのようにして今のステージに到達したのか?」
その問いを持って、全力で学びましょう。
私も師匠たちの動向をチェックし続けています。
マニアックなくらいに。(笑)
そして、どんどん真似をしていきましょう。
レベルが高くて真似できないところは、スケールを小さくして取り入れることも考えてみましょう。
私が音声教材を制作できたのは、師匠たちの取り組みのおかげです。
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2:すでに実現している人たちのコミュニティーに所属する
2つ目は「すでに実現している人たちのコミュニティーに所属する」です。
あなたの目標を実現している人たちは、現実に存在しているはずです。
その人たちに近づけるコミュニティーを探してみましょう。
たとえば、本を出版したいなら、それを実現している人たちのコミュニティーに飛び込んでみることです。
私は、まだ本を出版する前に、トライアスロンチームに参加させてもらいました。
実績はほとんどありませんでしたが、無理やり。
チーム内では、半数以上の人たちがすでに出版を実現していました。
その環境にいるうちに、「自分も出版をしたい」という気持ちが高まってきたのです。
その夢は、本当に実現しました。
なぜ、平凡なサラリーマンが商業出版や大手メディアサイトからオファーをいただけたのか? | 【良習慣の力!】ブログ
3:自分発信で仲間をつくる
3つ目は「仲間をつくる」です。
これは2つ目とは少し異なり、自分から仲間を集めるということです。
自分が主催して、場や環境をつくる。
その環境で、どんどん宣言していく。
そうなると、自分が動かざるを得ません。
これが健全な強制力になるのです。
私の場合は、昨年から主催している「良習慣塾」をスタートしました。
この場があることで、毎月新作のセミナーをつくることができています。
ミニイベントなども含めると、現在で15個のセミナーやワークショップをつくりました。
これが、来年以降も活きてくるはずです。
また、セミナーを受けてくれた「良習慣塾」メンバーとは、目標を共有しています。
お互いに応援できるのです。
こうなると、とてもいい相乗効果が生まれるのです。
人生を変えるためにもっとも効果的な方法とは、意識の高い仲間の活躍に感化されることだと思う。 | 【良習慣の力!】ブログ
まとめ
目標達成するための3つの重要項目として、
(1)目標
(2)方法
(3)環境
をご紹介しました。
今回、記事を書きながら自分でふり返ってみてあらためてこれは本当に重要だと感じています。
あなたの目標達成やゴール実現の指標の参考になれば幸いです。
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■編集後記
昨日は記事の通り、夜に「良習慣塾」メンバーとのコーチングセッション。
お互いにランニングをしながら、対話を深めました。
目指すゴールは高いところにありますが、1週間前のコーチングセッションのときよりも確実に1歩近づきました。
今週も、さらに1歩近づけていってくれるはずです。(^^)
テーマは「複業(マルチキャリア)を成功させる方法」です。
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