モチベーションの習慣 宣言の習慣

あなたの目標を甲子園の「選手宣誓」のように公言する

投稿日:2020/07/04


甲子園の「選手宣誓」のように、私たちも目標を公言していきましょう。

目標を公言することは、チャンスの種をまくようなもの。

花を咲かせるためにも、「選手宣誓」をするのです。




 

甲子園での「選手宣誓」の効果とは?

2020年は新型コロナウィルスの影響で、いろいろなイベントが中止になりました。

その中で記憶に残っているのは野球の甲子園の中止。

インパクトが大きかったのは、私が野球経験者ということがあると思います。

ただ、それを差し引いても、夏の風物詩である甲子園球場での球児たちのプレーが見られないというのはさみしさを感じました。

そのうちのひとつが、「選手宣誓」を見られないこと。

私が甲子園の中でも好きなシーンは「選手宣誓」だからです。

「宣誓!我われ選手一同は」というものですね。

「選手宣誓」といばなぜか野球のイメージです。

ほかのスポーツではあまり見かないのですよね(私だけなのか、、、)。

あれがいいのです。

何かいいって、「私たちはこれから甲子園を勝ち抜くという目標のために全力を尽くします!」と公言すること。

球場にきている人たち何万人もの前で目標を宣言する。

清々しいです。

そしてもちろんテレビ中継されていますから、何千万人という人の前で目標を宣言するわけですよね。

この宣言には大きな効果があるはずです。

私たちも、この「選手宣誓」効果をうまく活用していくことをおすすめしたいのです。

 


 

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不言実行タイプと有言実行タイプ

さて、あなたは目標に向かうときは

・不言実行タイプ

・有言実行タイプ

のどちらでしょうか?

不言実行タイプは、目標を公言しません。

ひとりで黙々ととり組むことを好みます。

弱音を吐かず、努力を重ねて結果を出す。

たしかに、スポ根マンガのような感じである種のかっこよさを感じますよね。

私もこちらに憧れていました。

しかし、不言実行タイプだとひとりで結果を出さなければなりません。

苦しくなっても誰にも手伝ってもらえないのです。

よほど信念がしっかりしていて、メンタルがタフな人でないと成果を出すのはきびしいと思います。

一方の有言実行タイプは、目標を公言してから達成することを目指します。

まさに「選手宣誓」です。

宣言する場所はさまざまです。

ご家族、仲の良い友人たちやコミュニティーメンバーなど。

会社の目標なら上司や先輩かもしれません。

場合によっては、ブログやSNSで宣言することもあるでしょう。

宣言すれば、簡単にあきらめられなくなるという効果があります。

人間には言行一致をしたいという傾向があるので、できるだけ言ったことは守ろうとするのです。

ただ、そのような強制的なメリットだけでなく、宣言したことによって自分の気が引き締まるというメリットもあります。

宣言することで自分の中で覚悟が決まるわけです。

私自身、よく宣言効果を活用しています。

たとえば、会社の福利厚生制度を活用したことがあります。

TOEICの目標スコアのために英会話スクールに通う費用を半分負担してもらったのです。

会社の英語担当として手をあげたわけですが、これはいい緊張感がありました。

結果を出さなければ、費用が無駄になってしまうという危機感があるからです。

その分、授業がある日は残業を頼まれず、定時退社できるように職場の方々が協力してくれるという効果も。

また、同時に家計からも授業料を出してもらっていました。

これで2ヶ所からの監視があったわけです。

結果、会社が負担してくれている半年間では目指す成果が出なかったものの、3年かけて目標スコアをクリアすることができました。

正直なところ、3年間は「英語が楽しい」と思うことは少なくなっていました。

自分の心の中で思っているだけでは、目標に対する情熱は消えてしまっていたでしょう。

それでも、目標を公言していたので家族から激励がありましたし、試験が近くなってくると学習できるようなサポートもしてもらいました。

そのように気づかってくれる人たちを裏切れないと思ったのです。

そういった気持ちが、会社の仕事でしんどいときも英語学習をあきらめなかった要因になっていることは間違いありません。

 


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「選手宣誓」する3つ効果

有言実行を目指して「選手宣誓」する効果を3つにまとめてみました。

1:ブランドができる

2:情報が手に入る

3:応援してもらえる

 

1:ブランドができる

「選手宣誓」をするということは、すなわちアウトプットするということです。

あなたが発する言葉にも目標に関する言動が増えるはずです。

たとえば、ダイエットに向けてブログやSNSで情報発信する。

カロリーを抑える工夫や、日常生活に運動を取り入れるアイデアを思いつくようになります。

すると周囲の人は、あなたを「ダイエットに詳しい人」という見方をするようになるのです。

こうなってくると自分が「選手宣誓」した手前、がんばろうという気が出ます。

そうしてますます「あの人はダイエットをがんばっている人」というブランドが強化されます。

すると飲み会があっても、周囲から「ヘルシーな食べ物を選ぼうか?」と気づかってもらえるようになったりするのです。

「選手宣誓」するメリットと言えるでしょう。

 

2:情報が手に入る

「選手宣誓」をすることで、その情報がほかの誰かに届きます。

すると協力者が現れることがあります。

そこから、あなたの目標達成に有効な情報が手に入る可能性があるのです。

また、目標に対する自分自身のアンテナが立ちます。

街中を歩いているときでも、あなたの目標達成に関わる情報をキャッチすることができるようになるのです。

これは「RAS(ラス)」という脳の機能です。

RASとは「Reticular Activating System」の略。

この機能は、その人の興味関心ごとに対して、脳が情報を集めるのに敏感になるというものです。

たとえば、あなたがダイエットを「選手宣誓」したとします。

するとインターネット広告でダイエット情報が目に入ったり、街でフィットネスジムに意識が行くようになるのです。

「選手宣誓」の目標に必要な情報として脳が味方になってくれるわけです。

 

3:応援してもらえる

甲子園球児は、なぜ応援してもらえるのか?

私自身、一度も会ったことがない甲子園球児たちを、一生懸命に応援していることがあります。

その理由は、彼らが目指す目標が明確だからです。

ですから、応援するこちら側もわかりやすいのですね。

これはオリンピック選手や市民マラソンランナーも同じです。

オリンピック選手ならメダル獲得や入賞、マラソンランナーなら完走することが目標。

その目標がわかりやすいので、応援してもらえるわけです。

もしもこれが「なんとなくやせたいんだよね」というレベルの「選手宣誓」だと、応援しづらいでしょう。

 

まとめ

「選手宣誓」は、甲子園球児たちだけの特権ではありません。

私たちもさわやかに、清々しく自分の目標を「選手宣誓」していきましょう。

今はリアルの人たちだけでなく、ブログやSNSなど「選手宣誓」できる場がたくさんある時代です。

どんどんあなたの想いを「選手宣誓」していきましょう。

思わぬ幸運がやってくるかもしれません。

 


 

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■編集後記

昨日は、夜に「先のばし改善ミニセミナー」の第3回目を開催。

ミニセミナーを重ねてきて、先のばし改善コンテンツも積み重なってきました。

ワークなどを追加して、2時間セミナーの形になるまであと少しです。

こういうセミナーのつくり方もいいですね(参加してくれる友人たちのおかげです)。

今週は2回のセミナーをおこなえて、充実の1週間となりました。(^^)


 


 

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