夢や目標達成に向かうとき、注意したいのは「結果至上主義」におちいってしまうことです。
そのようなときは「自責の目標」を設定して、プロセスで充実を感じられる目標を設定するのがおすすめです。
「習慣化の学校」有志メンバーでの「月間300キロラン」
現在、「習慣化の学校」メンバーの有志たちで、
・月間で合計300キロ走る
という目標を設定しています。
みんなが毎日走った距離を報告して、キャプテン(船長)のSさんがまとめてくれています。
実はなかなか絶妙な目標設定で(笑)、これからラストスパートが必要な段階です。
ただ、正直なところを言うと、ある意味で私は、目標が達成できてもできなくてもどちらでもいいと思っている部分があります。
その理由は、目標を追いかけるときに大事なのは「最善を尽くすこと」だと考えているからです。
いま、メンバーはみんな最善を尽くしていることを感じます。
それだけですばらしいことだと思うわけです。
そしてもう1つ「結果についてはあまり考えすぎない」というスタンスも持っておくといいと思っているからでもあります。
この理由は、たいていの場合、結果は自分では完全にコントロールができない(ことが多い)からです。
それだけに、結果だけを追い求めてしまうと間違いが起きたり、不正が起きたりしてしまう可能性が生まれるわけです。
スポーツや企業の不祥事の話題がありますが、それは「結果至上主義」にかたよりすぎたためでしょう。
今回の「月間300キロラン」は、メンバーとのお互いを高め合う場。
それなのに「結果至上主義」におちいってしまうと、メンバー同士の不和が生じてしまう可能性もゼロではありません(まあ、ないと思いますが・笑)。
ここは注意するところです。
では、どのように考えていけばいいのでしょうか?
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勝つことよりも強くなることを目指す
私自身は、今回の「月間300キロラン」のような遠大な目標を活用する際に
・勝つことよりも強くなることを目指す
ということを意識しています。
つまり、「結果を目標にしすぎない」ということですね。
だからといって、必ずしも目標をクリアしなくてもいいということではありません。
「結果を目標にしすぎない」くらいの力の入れ具合のほうが、結果としてはうまく目標に結びつくことが多いように感じているんですね。
たとえば、
・100キロのウルトラマラソンを完走したい
という目標があったとします。
それをそのまま目標にするのではなく、100キロのウルトラマラソンを完走するために「自分として最善を尽くすこと」を目標にするわけです。
実際、レース当日に完走できるかどうかは、最後までわかりません。
現実にはさまざまな変数があるからです。
レース前に体調を崩すかもしれません。
レース中に脚を痛めてしまうかもしれません。
自分には問題がなくても家族にトラブルが起きてしまうかもしれません。
どれほどトレーニングを重ねても、不安や心配はゼロにはならないんですよね。
そのようなときこそ、完走そのものではなくて「完走に向けて最善を尽くす」ということを意識する。
すると、結果は目標にならず、自分でコントロールできる部分が増えます。
目標達成までのプロセスに集中することができるんですね。
その心持ちになれることができれば、不安は小さくなります。
そして、1歩ずつ踏みだすプロセスそのものに充実感を味わうことができるようになるんですね。
すると完走することそのものに向かって努力すること自体に、喜びや充実感を感じられるようになるのです。
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「自責の目標」を設定してプロセスを楽しもう
さらに、
・100キロのウルトラマラソンを完走する
ために何をするのか考えます。
その結果、
・100キロのウルトラマラソンを完走するために、ひとりで月間300キロ走る
というスモールゴールを設定したとします(ここまでくるともはや「スモール」ではありませんが・笑)。
この「月間300キロ走る」という目標は、基本的には自分だけですべて完結する目標ですよね。
私はこのような目標を「自責の目標」と呼んでいます。
この「自責の目標」をいかに設定するのかが、とても重要だと思っているのです。
目標を設定しても、日常生活での誘惑やトレーニングをさぼる言い訳はいくらでも出てくるでしょう。
それらのイレギュラーに柔軟に対応しながら、それでも月間300キロのランニングを目指す。
そのようにして自分が最善を尽くしている感覚が味わえれば、それはそのまま
・100キロのウルトラマラソンを完走する
というゴールに近づいているということなのですね。
そうすればたとえ100キロのウルトラマラソンを完走できなかったとしても、300キロのランニングを楽しむことはできます。
「300キロ走るトレーニングをするためにはどうすればいいのか?」というゲームをクリアするかのように楽しめるかもしれません。
そして、大事なことは、そのようにしてプロセスに集中し、その過程を楽しむことができたなら、
・結果的に完走できる確率は大きく高まる
ということなのですね。
受験勉強でイメージしていただければわかりやすいでしょう。
第1志望の大学があったとして、合格に向けて日々の学習楽しんで取り組むことができているということ。
そうなれば、いやいや学習に取り組むよりも合格する確率は高まりますよね。
それと同じことです。
ですから、目標達成する場合の理想は、
・未来の理想のためにプロセスを犠牲にしないこと
です。
明日のために、今日を捨てないことを考えましょう。
山登りするプロセスでは、山腹の様子や中腹から景色も楽しめますよね。
そのようにプロセスを楽しむための1つのアプローチが「自責の目標」をつくる意義です。
「自責の目標」をつくると、不安は大きく減るものです。
心配ごとも減ります。
そのようにして、精神的には平穏を保ちながら、楽しみを持って目標達成に取り組むことができるわけです。
もし、あなたにも「今の時点では遠大な目標」があるとしたら、ぜひ「自責の目標」を設定してプロセスを楽しめるように考えてみましょう。
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■編集後記
昨日は、うれしいことが2つありました。
1つはブログが2200日に到達したこと。
2222も楽しみです(笑)。
もう1つは、先日試験を受けたICF(国際コーチ連盟)のACCという試験。
その実技部分(コーチングセッションパート)が合格したというメールがあったのです。
英語だったのでおそらくですが(笑)。
レベルとしてはファーストステップとはいえ、自分のコーチングセッションが国際的な基準をクリアしているというのは大きな自信になりますね。
あとはWEBでの筆記試験を残すのみ。
このまま前進していきたいと思います。(^_^)
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