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あなたの目標は「良い目標設定」になっているか?基準は「今の行動」を変えてくれる目標。

投稿日:2018/11/17


目標を設定する意味は、どのようなところに影響を及ぼすのでしょうか?

未来に対して目標を設定するのですが、実は目標設定というのは、「今」に影響を与えてくれるものなのです。

 

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目標設定は必要なのか?

「やっぱり目標は必要なんでしょうか?」

先日、コーチングのクライアントさんに尋ねられました。

というのも、そのクライアントさんは、「目標を設定すると、苦しくなるときがあるんです」ということだったのです。

たとえば、

・3ヶ月で5kgやせる
・半年後に資格を取得する
・ブログを1年間継続する

などといった目標を設定すると、追われているような気分になるのがつらくなるという人がいます。

もしかすると、あなたも考えたことがあるかもしれませんね。

目標はあったほうがいいのか。

それとも、ないほうが追い詰められずに肩の力を抜いて進んでいけるのではないか。

どちらのほうがいいのか、ということです。

 

目標があれば「今の行動」に変化が起きる

そもそも、目標をたてる理由は何でしょうか?

モチベーションを高めるため。

ゴールを明確にするため。

もちろん、そのような側面もあるのですが、もっとも重要なのは、

・今この瞬間の行動の指針を決めるため

です。

たとえば、海外旅行に出かけるときに「ハワイに行こう」と目的を決めるのは、目的地につくまでの行動を決めることが大事だからです。

どの飛行機に何時にのるのか?

そのためには何時の電車にのる必要があるのか?

余裕を持って電車に乗るためには何時に起きればいいのか?

目的地が決まっているからこそ、「今この瞬間の行動」が決まるわけですよね。

それと同じように、未来の自分に近づくために、「今、何をするか?」という、現在に影響を与えるのが、目標をつくる理由です。

目標を設定したことによって、

・朝起きる時間が変わる
・ブログを書くようになる
・深酒をしないように注意する
・テレビの時間が読書に変わる
・ただ歩いて帰っていたところ、オーディオブックを聴くようになる

というように、「今」に変化がおとずれるわけです。

むしろ、「今」に変化が起きない目標は、目標設定として不十分ということなのですね。

 

「今」の行動を変えるために目標を設定する

「朝は5時に起きる」という目標を設定したのに、スマホやネットサーフィンをして、夜ふかししてしまっていたら、それは「目標」とは呼べません。

「今」の行動に影響を及ぼしていないからです。

それよりも、朝5時に起きるために、23時に寝るように時間を調整したり、深酒をしないように注意したり、スマホは寝室に持ちこないようにする。

そうなれば、この目標設定は上手に設定されているということです。

そう、「今」の行動に影響を及ぼしているからですね。

また、目標を決めると、日々の選択や決断に対して迷いが減ります。

目標がなくても、24時間をすごすことはできます。

たとえば、

・朝時間には、どのような活動を習慣にしておくのか?
・会社についたら、最初にやるタスクは何をするのか?
・退社時間のリミットを何時にするのか?

といったように、無数の意思決定をおこなっていますよね。

それらの判断基準のよりどころは何なのか、わかっているとスピードアップにもつながります。

そのように、目標がある24時間のほうが、質の高い時間になる可能性は高まるでしょう。

目標がなく、その場その場のフィーリングだけで意思決定をしていては、あなたが望む成果につながりにくくなるはずです。

しかし、目標をしっかり設定していれば、日々の意思決定を、「目標達成につながる選択かどうか?」という視点で選ぶことができます。

ですから、目標達成が、効果的になるわけです。

あなたの目標は、あなたの「今の行動」に変化を与えてくれるものになっているでしょうか?

「目標を設定したけれど、うまくいっていない」という人は、「今の行動」への変化がどれくらい影響が出ているのか、見直してみることをおすすめいたします。

 

_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/

■編集後記

昨日は、ランチタイムを活用してコーチングセッション。

短時間でしたが、質の高いセッションができました。

夜は会社に韓国の取引先の方々がいらしたので、忘年会。

楽しい1日をすごせて、充実です。(^_^)

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