良習慣の習慣

良習慣形成ゲームのプレーは「難易度設定」を適切に。

投稿日:2025/01/16


こんにちは。
良習慣プロフェッショナルコーチの伊藤良です。

ゲーム初心者なら「イージーモード」でプレーします。
上級者なら「ハードモード」で難易度が高いゲームも楽しめます。
良習慣形成で、その設定を間違えると大変なことになるので注意しましょう。




 

なぜ「目標設定→行動」ではうまくいかないのか

良習慣を形成する。
本来、そのプロセスはシンプルなはずです。

・1:身につけたい習慣を設定する
・2:行動を始める
・3:行動を続ける(→習慣として定着する)

これだけ。
シンプルですよね。

でも、不思議なんです。
なぜなら、もしこれだけで良習慣を身につけることができたら、誰も苦労することはないと思うからです。

真実は、違います。
新年に設定した
・習慣
・目標
・ゴール
など。
それらが、ことごとく忘れられていくからです。

今は1月も半分を過ぎた頃。
もう年始に考えた習慣の目標を忘れてしまっている人がいるんです。
笑い話ではなく。
事実として。

習慣の目標を設定した。
それなのに、行動できない。
そのため、
・あせり
・不安
・ストレス
を感じるわけです。

だとすると、
・1:身につけたい習慣を設定する
・2:行動を続ける
という流れが違っているのかもしれません。
この手順を変えたほうが、良習慣を定着させる可能性が高まるように思うのです。

 


 

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行動する前に考えておきたい2つの要素

では、何が足りないのでしょうか。

私は、先述の3つのステップには、
「2つの要素が欠けている」
と考えています。

その2つとは何かというと、
・得たい成果を想像する
・目的を考える
です。

要は、
・1:身につけたい習慣を設定する
・2:行動を始める
・3:行動を続ける(→習慣として定着する)
では足りない。
だから、多くの人が失敗してしまうわけです。

そこで、2つの要素を入れ込む。
入れる場所は、
・1:身につけたい習慣を設定する
・2:行動を始める
の間です。

つまり、
・1:身につけたい習慣を設定する
・2:得たい成果を想像する
・3:目的を考える
・4:行動を始める
・5:行動を続ける(→習慣として定着する)
という5つのステップにすると、良習慣の定着がパワフルになるんです。

理由は、私たちは「定義できないことは、経験することができないから」です。

定義とは、「何をすればゴールをクリアしたことになるのか?」の言語化です。
定義をしておかないと、
・無自覚のうちにゴールが大きくなる
のです。

たとえば、私が大失敗していたのが早起き。
法律で「5時台に起きると早起き、6時以降は早起きではありません」と定められているわけではないですよね。
ですから、自分で定義しておかないといけないわけです。

マラソンで「ここを超えたら、ゴールですよ」というゴールテープがあるように。
あれだって、ゴールテープが存在していなかったら、単なる空間です。
そこにゴールテープを設定するから、クリアする条件がわかりやすくなるわけです。

私はその原則を知らなかった。
ですから、
「1年365日、5時30分に起きなければ、早起きを習慣化したことにはならない」
というルールで早起きに挑んでいたわけです。
難易度が高いですよね。

 

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良習慣のゴールと自分の難易度は合っているか?

良習慣形成の難易度と、自分のレベル。
私が思い出すイメージは、ゲームの難易度設定です。
ゲームをやる前に、私たちは、
・イージー
・ノーマル
・ハード
という難易度を選べるゲームがあります。
良習慣形成も、それに似ているんです。

早起きゲームに関していえば、
・365日
・5時台
・二度寝しない
なんて、かなりのハードモードです。

これが、早起き上級者が挑むゲームなら、難易度を楽しめるかもしれません。
でも、私は違いました。
早起きができない初心者以下のプレイヤーなのに、ハードモードの早起きゲームに向かっていたんです。
それは、返り討ちにあいますよね(笑)。

ロボットだったらそれも可能でしょうけれど。
習慣にトライするのは、感情を持った人間ですから。

そう考えると、
・動き出せない人はゴールからいきなり「行動」を考える
・動き出せる人は「行動」の前に「得たい成果」を想像すると「目的」を考える
ということになるわけです。

私たちは、人間だからこそ迷います。

そんなときに有効なのが、
・得たい成果を想像する
・目的を考える
の2つです。

ここが強くなればなるほど、良習慣を身につける可能性が高まります。

あなたが新年に設定した習慣の目標は、いかがでしょうか。
まだまだ、再起可能な時期です。

あなたの習慣目標について行動する前に、ぜひ
・得たい成果を想像する
・目的を考える
の2つをつくっておきましょう。
苦しいとき、乗り越えるパワーになってくれますから。

 


 

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■編集後記

昨日は、夜にセミナーを開催。
『最高の年末年始』プロジェクトの年始セミナーでした。
ご好評をいただけて良かったです。

1ヶ月の短期プロジェクト。
それぞれのゴールに近づく1ヶ月となりました。
今回のプロジェクトの流れから、2025年を最高にしていただけたらうれしいですね。(^^)


 


 

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■キャリア
・ビジネス書作家
・早起きコンサルタント
・国際コーチ連盟(ICF)アソシエイト認定コーチ(ACC)
・トライアスリート
・100kmウルトラマラソンランナー
・会社員

など、複数の活動をしている複業家。
1975年生まれ。茨城県出身、東京都在住。

良習慣を定着させるコーチングによって、クライアントの人生を変えるサポートをしている。

サポートしたクライアントは良習慣の定着によって、独立起業、複業家デビュー、セミナー講師デビュー、電子書籍出版などの目標達成を果たしている。

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