成果を上げる人は、すぐれた良習慣の連鎖を持っています。
彼らは、成果を上げるために良習慣をデザインしているのではありません。
質の高い良習慣を実行しているから、結果として成果が上がるのです。
この順番が大事なんですね。
ですから、私たちがより良い成果を上げようと思うなら、良習慣の質を改善し続ける必要があります。
それは、面倒くさいこととつき合っていくことでもあります。
良習慣とは、面倒くさいことを実行すること
良習慣の連鎖とは、ただのルーティンではありません。
はっきり言ってしまうと、
・良習慣とは、面倒くさいことを実行すること
です。
「習慣の達人になりたいんです。早起きや運動もきっちりこなして、時間の使い方もしっかり考えたいんです。でも、なかなか時間がとれなくて……」
こういった悩みごとを聞くことが多いです。
このときの悩みごとの裏側にある気持ちは「面倒くさい」なんですね。
「良習慣を実行するのは、時間がかかる」
「良習慣は手間がかかるから、先のばしする」
「良習慣は労力がかかるから、気がのらない」
という心の声が聞こえてくるんです。
それはそうですよね。
人間は本来面倒くさがりやです、本当に困ってしまうくらいに。
できるだけ楽をして(=省エネルギーで)生きていきたい。
それが本能なんです。
それだけに、サボりたがる本能に打ち勝って、面倒くさいと思う良習慣を実行できると、その人の内面が強くなります。
反対に内面が弱いと、面倒くさいことはスキップしたくなるのです。
この気持にひたっている限り、良習慣が増えることや良習慣の質が改善することはありません。
結果として、その人の成果が上がらなくなるんですね。
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悪循環サイクルと好循環サイクルの差
「面倒くさいから、良習慣をスキップしてしまいたい」
私も、そう思うことは多いです……
「計画なんて立てずに、フィーリングで仕事してもいいんだよ」
「せっかくの休みなんだから、早起きせずに昼まで寝ていても大丈夫だよ」
「電車の中では、ブログやメルマガを懸命に書くよりも、スマホでゲームをやりたいよね」
こんな誘惑の言葉が、私の脳内でよく再生されます。
だからといって誘惑に負けて、良習慣を省略してしまうとどうなるでしょうか。
自分がダメージを受けるんですね。
RPG(ロールプレイングゲーム)でいえば、HPが少なくなる感じです。
私も、よくダメージを受けています。
先日は帰りの電車でメルマガを書こうとしていたのに、松井秀喜さんのホームラン集にすべてを持っていかれて、15分もYouTubeを見てしまいました……
こうなると、意志力やスタミナが減ります。
すると、ますます良習慣に取り組むことが面倒くさいと思うようになるんですね。
こうなると、悪循環サイクルがまわり始めます。
一方、良習慣を大切にできているときは、自分に規律があります。
たとえば、質の高い睡眠をとれた朝のように。
自分を律するエネルギーがあふれている感覚です。
そのようなときは、
「面倒くさいけれど、1日の計画を立ててから その日を始めよう」
「面倒くさいけれど、10年日記を書こう」
「面倒くさいけれど、映像セミナーを見てから、学びや気づきをまとめて、実行計画をGoogleカレンダーに入力しておこう」
と素直に思えるものです。
面倒くさいことでも、しっかりと計画して、きっちり実行できるんですね。
そんな日が続いたら、どうなるでしょうか。
自己肯定感を満たすことができます。
「過去の自分だったら面倒くさいと思ってサボっていたことを、今日の自分はできた」
そうやって小さな面倒をクリアできるようになると、少しずつ自信が育ちます。
すると、次もまた「面倒くさいけど、取り組もう」と思えます。
面倒なことに意志力やスタミナを割り振ることができるのです。
すると、さらに面倒くさい良習慣がやってきても、なんとか取り組めるようになっていきます。
「きっと自分なら大丈夫なはず」と思えるようになるからです。
こちらは、好循環サイクルですね。
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小さな習慣を狙ってクリアする脳をつくる
では、悪循環サイクルを好循環サイクルに変えるポイントは、どこにあるのでしょうか。
それは、単に悪習慣を良習慣におき変えればいいというわけではありません。
それよりも、
・自分が「面倒くさいな」と思って先のばししていることにターゲットをしぼって、「これをクリアする!」と決めて、その通りに実行すること
です。
つまり、面倒くさいことを意図的にクリアする。
それによって、自分に勝つことができます。
「面倒くさいことから逃げなかった・・・!」
この感情が積み重なると、その人の「良習慣力」は高まります。
すると、面倒くさいことにも立ち向かえる力がつくのですね。
結果、良習慣を実行できます。
反対に、楽なほうにばかり逃げていると、その人の「良習慣力」は低くなっていきます。
やがて、部屋のペットボトル1本を片づけることも「面倒くさいな」と思うようになってしまいます。
なぜなら「自分は面倒くさいことから逃げ続けている」ということを、自分自身がわかっているからです。
では、具体的にはどんな行動に取り組めばいいのでしょうか。
おすすめは、
・小さな習慣を狙ってクリアする脳をつくること
です。
具体的には、
・朝、ふとんやベッドをきれいにととのえる
・帰宅したら、脱いだ靴を手で揃える
・脱いだ洋服はハンガーにかける
といったことです。
本当に小さな習慣ですね。
でも、これらをバカにせずに、
・ステップ1:狙いを定める
・ステップ2:意識を向ける
・ステップ3:実行する
で取り組んでみるのです。
それが、あなたに
・面倒くさいことを実行する脳
をつくってくれます。
まずは今日、1つからでOKです。
あなたが「面倒だな」と思う小さな行動をクリアしてみましょう。
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■編集後記
昨日は、朝6時から「習慣化オンラインサロン」の朝活に参加。
7時から「ユキトレ」+自主トレでスクワット100回。
7時30分から「早起き完全マスタープログラム」セミナーを開催。
10時すぎから「良習慣塾」メンバーとのコーチングセッション。
午後は家族ですごし、夜は食事に行きました。(^^)
テーマは「複業(マルチキャリア)を成功させる方法」です。
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