ノートを広げてペンを持ち、思考を書き出していたらいい言葉が浮かんできました。
それは、
“良習慣とは「する」ものではなく、「なる」ものである”
という言葉です。
良習慣とは「する」ものではなく、「なる」ものである
あなたは今よりもっと成長するためには、何をするでしょうか?
たいていの人は、もっとたくさんのことを「やる」と考えているのではないでしょうか。
わかります。
私自身も、私がサポートしているクライアントのみなさんも、みなさんそう言うので(笑)。
でも、ちょっと立ちどまっていただきたいんです。
というのは最近、私にこんな「気づき」がやってきたからです。
それは、
“良習慣とは「する」ものではなく、「なる」ものである”
というフレーズです。
どういうことかわかりづらいと思いますので、少し説明しますね。
先述のように、自己成長したい人たちは「もっとたくさんの目標を達成したい」という気持ちになるものです。
すると、流れとしては「もっとたくさんのことをする」という発想になります。
「早起きだけじゃだめだ。人生が変わらない。運動もやって、読書もして、ブログも書かないと!」という風に。
でも、それがトラップなんですね。
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「なる」という良習慣を決めるために必要なもの
確かに、「する」というは重要です。
「する=行動」なので。
コーチングでも、私はクライアントの方に「行動こそ善」という言葉をお伝えしています。
「する」という行動がなければ、ゴールにたどり着くことはありえませんよね。
それに、行動しなければ何がゴールにつながる行動なのかわからないことも多いからです。
だからといって、ただ単に「する」だけで、何も考えずに行動しているだけでもよくないんですよね。
なぜなら、ゴールが決まっていなければ、行動が無駄になってしまう可能性があるからです。
たとえば、東京から大阪に行きたいというゴールを設定する。
それならOKです。
目的地が大阪とわかっていれば飛行機に乗ってもいいし、新幹線で行ってもいいし、車でもバスでもいいんです。
自転車でも、場合によっては徒歩でも行けますよね(私は学生時代に自転車旅行で行きました・笑)。
いずれの手段でもゴールにたどり着きます。
正しい方向がわかっているので。
つまり、ゴールに向けた「する」という行動が、ゴールにつながっているわけです。
これがゴールが決まっていないうちに行動すると、なかなか到着しません。
そのうちに「あれ、行動してるのになかなか大阪に到着できないな、、、」と気づくと北海道にいる可能性があるんですよね。
ですから、「大阪にたどり着いている」というゴールを決めることが大事になってくるわけです。
そのために、どんな行動をとるのか。
ここが飛行機や新幹線など、何を選んで大阪に行くのか。
それが手段なんですね。
どんな手段を選ぶのかは、その人の性格やタイプによって変わります。
また、クライアントを取り巻く状況によっても手段を変える必要も出てきます。
そんなふうにして、あなたがどんな行動を選んで進んでいくのか。
その手段を選ぶうちに、自分を変えて未来の自分に近づいていく。
このプロセスこそ「する」だけの行動ではなく、「なる」ための良習慣なんです。
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究極の状態は「24時間を良習慣で埋めつくす」こと
そのためにも、重要なのはゴール地点の「どんな自分になりたいのか?」という未来を描くことです。
私がおすすめしているのは、3年後の理想の状態をイメージすること。
具体的には、以下の8つの分野での理想の状態を言葉や映像にしてみることです。
Q2.理想の3年後、どんな趣味や楽しみを持っていますか?
Q3.理想の3年後、あなたのスキルや知識はどれくらい増えていますか?
Q4.理想の3年後、どんな時間の使い方をして1日をすごしていますか?
Q5.理想の3年後、仕事面でどんな活躍をしていますか?
Q6.理想の3年後、どのような人たち(家族・恋人・友人など)に囲まれていますか?
Q7.理想の3年後、あなたの収入や貯金はいくらになっていますか?
Q8.理想の3年後、豊かさや精神的な充実度はどれくらいありますか?
まずは最低限、この8分野を想像してみましょう。
そこから次の段階として、
「そこに至るまでには、どんな良習慣が必要なのか?」
ということを考えていただきたいんですね。
あえて「良習慣」と言った理由は、理想に近づく「なる」ための習慣だからです。
それで私は、「習慣」を3つに分類するようになりました。
その分類は、
2:習慣=「する」だけの行動(惰性)
3:悪習慣=「なりたい自分」から遠ざかる習慣
というものです。
とてもシンプルに言えば、あなたがゴールにたどり着くためには、
・良習慣を増やす
・悪習慣を減らす
そして、
・ノーマルな習慣を良習慣に変えていくこと
が大事になってくるんですね。
究極の状態は「24時間を良習慣で埋めつくす」こと。
それができたら、あなたは最短ルートでゴールにたどり着くわけです。
・・・書いているだけでわくわくしてきました(笑)。
このような考えで、
“良習慣とは「する」ものではなく、「なる」ものである”
という言葉をつくらせていただきました。
あなたが「なる」ための良習慣はどんな行動でしょうか。
ぜひ良習慣を活用して「なる」という視点であなたの習慣を考えてみましょう。
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